このページでは、魚のまぐろの天ぷらを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
まぐろの天ぷらのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはまぐろの天ぷらの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 222 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 3.2 | g | |
└糖質 | 8.6 | g | 低い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 25.1 | g | 多い |
脂質 | 12.6 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (まぐろ類) くろまぐろ 養殖 赤身 天ぷら」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、まぐろの天ぷらがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
まぐろの天ぷらはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
まぐろの天ぷらとは?どんな食材?
まぐろの天ぷらは、まぐろを使用した加工品であり、日本料理の一つです。まぐろは、大型の魚であり、赤身が特徴的です。そのため、まぐろの天ぷらは、赤身の部分を使用して作られます。
まぐろの天ぷらの特徴
まぐろの天ぷらは、その特徴的な赤身が際立つ料理です。赤身は、まぐろの中でも特に旨味があり、ジューシーな食感が楽しめます。また、まぐろの天ぷらは、衣として薄い衣を使用することが一般的です。これにより、まぐろの旨味を引き立てることができます。
まぐろの天ぷらの調理方法
まぐろの天ぷらの調理方法は、以下のようになります。
1. まぐろの赤身を適切な大きさに切ります。
2. 衣を作るために、小麦粉、卵、水を混ぜ合わせます。
3. まぐろの赤身を衣にくぐらせます。
4. 油を熱した鍋やフライパンでまぐろの赤身を揚げます。
5. きつね色になるまで揚げたら、取り出して油を切ります。
6. まぐろの天ぷらは、天つゆや塩などと一緒に提供されることが多いです。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はまぐろの天ぷらがダイエットにどう役立つか説明します!
まぐろの天ぷらはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. タンパク質の豊富さ
「まぐろの天ぷら」は、可食部100gあたりに25.1gのタンパク質が含まれています。タンパク質は身体の細胞や組織の構成要素となる栄養素であり、筋肉や骨、皮膚、髪の毛などの生成や修復に不可欠です。また、タンパク質は満腹感を与えるため、食事の満足感を高めることができます。そのため、「まぐろの天ぷら」はタンパク質の豊富な食材として、健康的な食事に役立ちます。
2. 糖質の低さ
「まぐろの天ぷら」は、可食部100gあたりに8.6gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満のリスクがあります。そのため、糖質の摂取量を抑えたい方や糖質制限を行っている方にとって、「まぐろの天ぷら」は適した食材と言えます。低糖質ながらも栄養価の高い食材であるため、健康的な食事に貢献します。
3. 脂質のバランス
「まぐろの天ぷら」は、可食部100gあたりに12.6gの脂質が含まれています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあります。ただし、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まることがあります。しかし、「まぐろの天ぷら」の脂質は多いとは言え、バランスの取れた脂質であるため、適度な摂取量であれば健康的な食事に役立つ食材と言えます。
以上のように、「まぐろの天ぷら」はタンパク質の豊富さや糖質の低さ、脂質のバランスなどから見て、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、個々の食事状況や体調に合わせて適切な摂取量を守ることが重要です。
おすすめ:まぐろの天ぷらのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
まぐろの天ぷらに含まれる無機質の栄養を解説!
1. カリウムやマグネシウムが多く含まれている
まぐろの天ぷらは、可食部100gあたりにおいてカリウムやマグネシウムが多く含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、心臓や筋肉の正常な機能を維持する役割があります。また、マグネシウムは骨や筋肉の形成に関与し、神経伝達やエネルギー代謝にも重要な役割を果たしています。
2. リンやヨウ素が多く含まれている
まぐろの天ぷらには、リンやヨウ素も多く含まれています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、細胞内のエネルギー代謝にも関与しています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、正常な代謝や成長に重要な役割を果たしています。
3. ナトリウムは普通の量である
まぐろの天ぷらに含まれるナトリウムは、可食部100gあたりで38 mgと普通の量です。過剰なナトリウム摂取は高血圧や心臓病のリスクを高める可能性がありますが、まぐろの天ぷらは適度なナトリウム量であるため、バランスの取れた食事に取り入れることができます。
以上のように、まぐろの天ぷらはカリウムやマグネシウム、リンやヨウ素が豊富に含まれており、またナトリウムは適度な量である特徴があります。これらの栄養素は健康維持や体の機能に重要な役割を果たしており、バランスの取れた食事においてまぐろの天ぷらを選ぶことは良い選択と言えるでしょう。
まぐろの天ぷらに含まれるビタミンを解説!
ビタミンA
まぐろの天ぷらには、ビタミンAのレチノールが820 μg含まれています。レチノールは、目の健康や免疫機能の維持に重要な役割を果たします。まぐろの天ぷらは、レチノールの含有量が多いことが特徴です。
ビタミンD
まぐろの天ぷらには、ビタミンDが4.1 μg含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収や骨の健康維持に関与しています。まぐろの天ぷらは、ビタミンDの含有量が多いことが特徴です。
ビタミンE
まぐろの天ぷらには、ビタミンEのα-トコフェロールが2.5 mg含まれています。ビタミンEは、抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから守る役割を果たします。まぐろの天ぷらは、ビタミンEの含有量が多いことが特徴です。
以上のように、まぐろの天ぷらにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンEが豊富に含まれています。これらのビタミンは、それぞれ目の健康、骨の健康、細胞の保護に重要な役割を果たします。まぐろの天ぷらは、これらのビタミンを摂取するための美味しいオプションです。
最後に、まぐろの天ぷらの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「まぐろの天ぷら」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 222 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 3.2 | g | |
└糖質 | 8.6 | g | 低い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 25.1 | g | 多い |
脂質 | 12.6 | g | 多い |
「まぐろの天ぷら」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 57.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 57 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「まぐろの天ぷら」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 38 | mg | 普通 |
カリウム | 440 | mg | 多い |
カルシウム | 13 | mg | 普通 |
マグネシウム | 40 | mg | 多い |
リン | 280 | mg | 多い |
鉄 | 1.0 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 33 | μg | 多い |
セレン | 88 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 820 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | - | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 820 | μg | 多い |
ビタミンD | 4.1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.17 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 15.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.25 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 3.1 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.30 | mg | 普通 |
ビオチン | 1.5 | μg | 普通 |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: まぐろ、ほんまぐろ、しび/蓄養を含む/切り身/植物油(なたね油)/調理による脂質の増減:第1章表13参照
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
まぐろの天ぷらと同じ魚の魚加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
真鯵の開き干し | 150 | 5.3 | 20.2 | 8.8 | (0) |
あゆ焼き | 149 | 8.7 | 26.6 | 6.8 | (0) |
いかなごの煮干し | 218 | 12.3 | 43.1 | 6.1 | (0) |
いかなごのつくだ煮 | 271 | 38.2 | 29.4 | 4.6 | (0) |
いかなごのあめ煮 | 268 | 42.6 | 25.6 | 3.7 | (0) |
いとよりだいのすり身 | 90 | 7.5 | 16.7 | 0.4 | (0) |
うるめいわしの丸干し | 219 | 8.0 | 45.0 | 5.1 | (0) |
かたくちいわしの煮干し | 298 | 14.0 | 64.5 | 6.2 | (0) |
かたくちいわしの田作り | 304 | 14.0 | 66.6 | 5.7 | (0) |
めざし焼き | 200 | 11.2 | 23.7 | 15.0 | (0) |
しらす干し | 113 | 6.0 | 24.5 | 2.1 | 0 |
かたくちいわしのみりん干し | 330 | 34.1 | 44.3 | 7.0 | (0) |
まいわしのみりん干し | 314 | 24.6 | 31.4 | 15.7 | (0) |
イワシの水煮缶詰 | 168 | 5.7 | 20.7 | 10.6 | (0) |
うなぎの白焼き | 300 | 6.6 | 20.7 | 25.8 | (0) |
うなぎのかば焼 | 285 | 8.4 | 23.0 | 21.0 | (0) |
うまづらはぎの味付け開き干し | 289 | 20.9 | 58.9 | 1.6 | (0) |
なまり節 | 162 | 8.0 | 38.0 | 1.1 | (0) |
かつお節 | 332 | 14.8 | 77.1 | 2.9 | (0) |
削り節 | 327 | 13.4 | 75.7 | 3.2 | (0) |
かつおの缶詰 | 139 | 14.5 | 18.4 | 2.7 | (0) |
子持ちがれい | 123 | 1.5 | 19.9 | 6.2 | (0) |
干しかれい | 104 | 0.9 | 20.2 | 3.4 | (0) |
かんぱちの三枚おろし | 119 | 4.4 | 21.0 | 4.2 | (0) |
このしろの甘酢漬 | 184 | 11.7 | 19.1 | 10.1 | (0) |
カラフトマスの水煮缶詰 | 145 | 4.3 | 20.7 | 7.2 | (0) |
塩鮭 | 183 | 4.4 | 22.4 | 11.1 | (0) |
鮭の水煮缶詰 | 156 | 4.4 | 21.2 | 8.5 | (0) |
塩さば | 263 | 6.3 | 26.2 | 19.1 | (0) |
鯖の開き干し | 303 | 8.3 | 18.7 | 28.5 | (0) |
しめ鯖 | 292 | 9.1 | 18.6 | 26.9 | (0) |
鯖の缶詰水煮 | 174 | 5.1 | 20.9 | 10.7 | (0) |
鯖の缶詰みそ煮 | 210 | 10.7 | 16.3 | 13.9 | (0) |
さんまの開き干し | 232 | 5.2 | 19.3 | 19.0 | (0) |
さんまのみりん干し | 382 | 28.1 | 23.9 | 25.8 | (0) |
さんまのかば焼の缶詰 | 219 | 12.6 | 17.4 | 13.0 | (0) |
ししゃも干し | 152 | 4.8 | 21.0 | 8.1 | (0) |
からふとししゃも干し | 160 | 5.2 | 15.6 | 11.6 | (0) |
すけとうだらのすり身 | 98 | 9.9 | 17.5 | 0.2 | (0) |
タラコ | 131 | 5.2 | 24.0 | 4.7 | (0) |
辛子明太子 | 121 | 6.6 | 21.0 | 3.3 | (0) |
かずのこ | 139 | 1.7 | 25.2 | 6.7 | (0) |
はぜのつくだ煮 | 277 | 45.1 | 24.3 | 3.0 | (0) |
はぜの甘露煮 | 260 | 44.8 | 21.1 | 2.2 | (0) |
ふなの甘露煮 | 266 | 48.0 | 15.5 | 3.6 | (0) |
塩ほっけ | 113 | 2.9 | 18.1 | 4.9 | (0) |
ほっけの開き干し | 161 | 3.7 | 20.6 | 9.4 | (0) |
ツナの缶詰 | 70 | 3.4 | 16.0 | 0.7 | (0) |
あさりのつくだ煮 | 218 | 36.2 | 20.8 | 2.4 | (0) |
あさりの缶詰水煮 | 102 | 7.8 | 20.3 | 2.2 | (0) |
あわびの水煮缶詰 | 85 | 5.3 | 19.4 | 0.4 | (0) |
エスカルゴの水煮缶詰 | 75 | 6.0 | 16.5 | 1.0 | (0) |
かき 水煮 | 90 | 10.1 | 9.9 | 3.6 | (0) |
牡蠣のくん製油漬缶詰 | 294 | 15.7 | 12.5 | 22.6 | (0) |
はまぐりのつくだ煮 | 211 | 30.2 | 27.0 | 2.8 | (0) |
ホタテ貝の貝柱の水煮缶詰 | 87 | 6.6 | 19.5 | 0.6 | (0) |
さるぼうの味付け缶詰 | 131 | 17.4 | 15.9 | 2.2 | (0) |
干しえび | 213 | 10.4 | 48.6 | 2.8 | - |
海老のつくだ煮 | 239 | 35.6 | 25.9 | 2.2 | - |
ずわいがにの水煮缶詰 | 69 | 4.5 | 16.3 | 0.4 | (0) |
たらばがにの水煮缶詰 | 85 | 5.5 | 20.6 | 0.3 | (0) |
ホタルイカのくん製 | 305 | 39.9 | 43.1 | 7.5 | (0) |
ホタルイカのつくだ煮 | 245 | 34.9 | 27.0 | 6.7 | (0) |
さきいか | 268 | 31.0 | 45.5 | 3.1 | (0) |
イカのくん製 | 202 | 22.3 | 35.2 | 1.5 | (0) |
切りいかあめ煮 | 310 | 53.9 | 22.7 | 4.7 | (0) |
いかあられ | 289 | 55.4 | 20.0 | 1.8 | (0) |
いかの塩辛 | 114 | 11.4 | 15.2 | 3.4 | (0) |
いかの味付け缶詰 | 127 | 14.6 | 21.4 | 1.8 | (0) |
あみのつくだ煮 | 230 | 41.9 | 19.1 | 1.8 | - |
あみの塩辛 | 62 | 5.4 | 12.9 | 1.1 | - |
粒うに | 172 | 22.5 | 17.2 | 5.8 | (0) |
練りうに | 166 | 26.8 | 13.5 | 2.9 | (0) |
なまこのこのわた | 54 | 1.6 | 11.4 | 1.8 | (0) |
ほやの塩辛 | 69 | 4.3 | 11.6 | 1.1 | (0) |
アジフライ | 270 | 12.7 | 20.1 | 18.2 | - |
真鯵のから揚げ | 268 | 9.8 | 24.0 | 18.6 | - |
イワシのフライ | 384 | 17.0 | 20.0 | 30.3 | - |
アンチョビの缶詰 | 157 | 4.4 | 24.2 | 6.8 | (0) |
まこがれい 焼き | 138 | 6.3 | 28.5 | 2.8 | (0) |
きすの天ぷら | 234 | 10.7 | 18.4 | 15.2 | 0.7 |
すけとうだらのフライ | 195 | 9.1 | 19.2 | 11.9 | - |
スルメイカの天ぷら | 175 | 10.2 | 16.7 | 10.8 | 0.8 |
かんぱちの背側 | 95 | 2.9 | 22.2 | 1.2 | (0) |
牡蠣フライ | 256 | 36.0 | 7.6 | 11.1 | - |
釜揚げしらす | 84 | 5.1 | 17.6 | 1.7 | 0 |
桜でんぶ | 351 | 81.6 | 10.6 | 0.5 | 0 |
まぐろの天ぷら | 222 | 8.6 | 25.1 | 12.6 | 0 |
スルメイカフライ | 352 | 13.6 | 24.8 | 23.4 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。