ベーキングパウダーのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

ベーキングパウダーのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはベーキングパウダーの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	150	Kcal	平均的
炭水化物	29.0	g
└糖質	53.1	g	多い
└食物繊維	-	g	無し
たんぱく質	Tr	g	無し
脂質	1.2	g	低い
食塩相当量	17.3	mg	多い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「＜その他＞　ベーキングパウダー」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、ベーキングパウダーがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

ベーキングパウダーはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

引用元：Eレシピ

ベーキングパウダーとは？どんな食材？

ベーキングパウダーは、料理やお菓子作りに使用される調味料の一つです。その特徴は、生地を膨らませることです。具体的には、炭酸水素塩と塩基性の成分が配合されており、水分と反応して二酸化炭素を発生させることで生地をふくらませます。

ベーキングパウダーの主な用途

ベーキングパウダーは、パンやケーキ、クッキーなどの生地作りに広く使われています。特に、膨らみが必要なものや、軽い食感を求めるお菓子に適しています。また、ベーキングパウダーは独特の風味や香りを持っており、料理にも使われることがあります。

ベーキングパウダーの注意点

ベーキングパウダーを使う際には、以下の点に注意が必要です。
1. 量を適切に計量する：ベーキングパウダーの量を正確に計量することが重要です。多すぎると生地が膨らみすぎたり、風味が強くなったりする可能性があります。
2. 保存方法に注意する：ベーキングパウダーは湿気に弱いため、密封容器に入れて冷暗所で保管することが望ましいです。湿気を吸収すると性能が低下してしまうため、風味や膨らみが期待通りにならない可能性があります。
3. 他の材料との組み合わせに気をつける：ベーキングパウダーは酸性の成分と反応するため、他の酸性の材料（例えばレモン汁や酢）と一緒に使用すると反応が早まり、生地が膨らむ前に崩れてしまうことがあります。適切な組み合わせを考慮しながら使用しましょう。

ベーキングパウダーはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：DELISH KITCHEN

ベーキングパウダーの栄養データ

以下は、「ベーキングパウダー」の栄養データです。

カロリー：150kcal（平均的）

炭水化物：29.0g

　└糖質：53.1g（多い）

　└食物繊維：0g（無し）

タンパク質：0g（無し）

脂質：1.2g（低い）

塩分：17.3g（多い）

ベーキングパウダーが健康的な食事に役立つ３つの理由

ベーキングパウダーは、以下の３つの理由で健康的な食事に役立ちます。

1. カロリーが平均的であるため、適度なエネルギー摂取が可能

ベーキングパウダーは、可食部100gあたり150kcalのカロリーを含んでいます。このカロリーは、一般的な食材と比較して平均的な値です。適度なエネルギー摂取を心掛けることで、バランスの取れた食事を実現することができます。

2. 脂質が低いため、低脂肪食に適している

ベーキングパウダーは、可食部100gあたり1.2gの脂質を含んでいます。この量は低脂肪食に適しており、脂質摂取を抑えたい方にとっては選びやすい食材です。

3. 塩分が多いため、塩分制限を考慮した食事に利用できる

ベーキングパウダーは、可食部100gあたり17.3gの塩分を含んでいます。この量は多く、塩分制限を考慮する必要がある方にとっては注意が必要です。しかし、塩分を適切に制限した食事を心掛けることで、ベーキングパウダーを利用することも可能です。

以上の理由から、ベーキングパウダーは健康的な食事に役立つ食材と言えます。

おすすめ：ベーキングパウダーのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

ベーキングパウダーに含まれる無機質の栄養を解説！

ベーキングパウダーの特徴

1. ナトリウム、カリウム、カルシウムが多い

ベーキングパウダーは、ナトリウム、カリウム、カルシウムが豊富に含まれています。ナトリウムは約6800 mg、カリウムは約3900 mg、カルシウムは約2400 mgという量があります。これらのミネラルは体内の機能をサポートし、健康な体を維持するために必要な栄養素です。

2. マグネシウム、鉄、銅が低い

一方で、ベーキングパウダーにはマグネシウム、鉄、銅が少量しか含まれていません。マグネシウムはわずか1 mg、鉄は0.1 mg、銅は0.01 mgという量です。これらのミネラルは体内で重要な役割を果たしていますが、ベーキングパウダーからは十分な量を摂取することはできません。

3. 亜鉛、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは無し

さらに、ベーキングパウダーには亜鉛、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった栄養素は含まれていません。これらの栄養素は体内の代謝や免疫機能に関与し、健康維持に重要ですが、ベーキングパウダーからは摂取することができません。

以上のように、ベーキングパウダーはナトリウム、カリウム、カルシウムが豊富に含まれている一方で、マグネシウム、鉄、銅などのミネラルは少量しか含まれておらず、亜鉛、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていません。栄養バランスを考える上では、他の食材との組み合わせが重要です。

ベーキングパウダーに含まれるビタミンを解説！

ベーキングパウダーのビタミン含有量について

ベーキングパウダーは、料理を膨らませるために使用される調味料の一つです。しかし、ベーキングパウダーにはビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれていません。

ベーキングパウダーのビタミン含有量の特徴

1. ベーキングパウダーに含まれるビタミンは非常に少ないです。
ベーキングパウダーは主に膨らませる効果を持つため、ビタミンの含有量は非常に少ない傾向にあります。そのため、ベーキングパウダーを摂取することでビタミンを補給することはできません。

2. ベーキングパウダーは主に炭酸水素ナトリウムとクエン酸から成り立っています。
ベーキングパウダーは、炭酸水素ナトリウムとクエン酸が反応して二酸化炭素を発生させることで、料理を膨らませる効果を発揮します。そのため、ビタミンを補給するためには、他の食材やサプリメントから摂取する必要があります。

3. ベーキングパウダーは主に料理の膨らみを促すために使用される調味料です。
ベーキングパウダーは、パンやケーキなどの生地を膨らませるために使用されます。そのため、ビタミンの補給を目的とする場合には、他の調味料や食材を選ぶ必要があります。

以上の特徴から、ベーキングパウダーはビタミンを補給するための適切な食材ではないことが分かります。ビタミンを適切に摂取するためには、バランスの取れた食事やサプリメントの摂取を心掛けることが重要です。

ベーキングパウダーを使ったレシピ20選！

「ベーキングパウダー」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	150	Kcal	平均的
炭水化物	29.0	g
└糖質	53.1	g	多い
└食物繊維	-	g	無し
たんぱく質	Tr	g	無し
脂質	1.2	g	低い
「ベーキングパウダー」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	4.5	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	41.8	g	多い
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	17.3	mg	多い
アルコール	-	g	無し
「ベーキングパウダー」のビタミン・無機質等
ナトリウム	6800	mg	多い
カリウム	3900	mg	多い
カルシウム	2400	mg	多い
マグネシウム	1	mg	低い
リン	3700	mg	多い
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	Tr	mg	無し
銅	0.01	mg	低い
マンガン	-	mg	無し
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	0	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	0	μg	無し
ビタミンD	0	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	-	mg	無し
└β-トコフェロール	-	mg	無し
└γ-トコフェロール	-	mg	無し
└δ-トコフェロール	-	mg	無し
ビタミンK	0	μg	無し
ビタミンB1	0	mg	無し
ビタミンB2	0	mg	無し
ナイアシン	0	mg	無し
ビタミンB6	(0)	mg	無し
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	(0)	mg	無し
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	0	mg	無し

加熱により発生する二酸化炭素等： 23.5 g／(100 g：133mL、100 mL：75g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ベーキングパウダーと同じ調味料の料理用の調味料ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
豆板醤	49	4.1	2.0	2.3	4.3
チリペッパーソース	58	13.1	0.7	0.5	-
ラー油	887	2.3	0.1	99.8	-
醤油	76	8.6	7.7	0	(Tr)
うすくち醤油	60	6.1	5.7	0	(Tr)
たまり醤油	111	18.5	11.8	0	(0)
さいしこみ醤油	101	16.7	9.6	0	(0)
しろ醤油	86	18.6	2.5	0	(0)
食塩	0	0	0	0	(0)
お酢	25	2.4	0.1	0	(0)
米酢	46	7.4	0.2	0	(0)
ぶどう酢	22	1.2	0.1	Tr	0
りんご酢	26	2.4	0.1	0	(0)
固形ブイヨン	233	40.8	7.0	4.3	0.3
顆粒和風だし	223	28.6	24.2	0.3	0
めんつゆ ストレート	44	8.9	2.2	0	-
めんつゆ 三倍濃縮	98	20.4	4.5	0	-
オイスターソース	105	19.9	7.7	0.3	0.2
トマトピューレー	44	8.7	1.9	0.1	1.8
トマトペースト	94	17.9	3.8	0.1	4.7
トマトケチャップ	104	25.9	1.6	0.2	1.7
トマトソース	41	7.6	2.0	0.2	1.1
チリソース	112	25.2	1.8	0.1	1.9
マヨネーズ	668	7.2	1.4	76.0	(0)
米みそ 甘みそ	206	33.3	9.7	3.0	5.6
味噌	182	18.5	12.5	6.0	4.9
米みそ 赤色辛みそ	178	18.9	13.1	5.5	4.1
麦みそ	184	25.5	9.7	4.3	6.3
豆みそ	207	10.7	17.2	10.5	6.5
即席みそ 粉末タイプ	321	40.7	21.9	9.3	6.6
即席みそ ペーストタイプ	122	14.3	8.9	3.7	2.8
酒かす	215	19.3	14.9	1.5	5.2
みりん風調味料	225	55.6	0.1	0	(0)
酵母 パン酵母 圧搾	105	5.6	16.5	1.5	10.3
酵母 パン酵母 乾燥	307	19.5	37.1	6.8	32.6
ベーキングパウダー	150	53.1	Tr	1.2	-
こいくち醤油（減塩）	68	10.0	8.1	Tr	(0)
だし醤油	39	(4.5)	(4.0)	0	(Tr)
照り醤油	172	(36.0)	(2.4)	0	(Tr)
黒酢	54	9.0	1.0	0	(0)
バルサミコ酢	99	19.4	0.5	0	(0)
顆粒おでん用	166	(31.2)	(9.6)	(0.1)	(Tr)
顆粒中華だし	210	38.7	12.6	1.6	(0)
甘酢	116	(28.4)	(0.1)	0	0
黄身酢	219	(22.6)	(6.3)	(13.1)	0
ごま酢	212	(28.7)	(4.0)	(8.0)	(1.9)
ごまだれ	282	(27.4)	(7.2)	(15.1)	(3.0)
三杯酢	85	(18.0)	(0.9)	0	0
二杯酢	59	(8.0)	(3.5)	0	(Tr)
すし酢 ちらし・稲荷用	150	(34.9)	(0.1)	0	0
すし酢 にぎり用	70	(14.3)	(0.2)	0	0
すし酢 巻き寿司・箱寿司用	107	(23.8)	(0.1)	0	0
テンメンジャン	249	35.0	8.5	7.7	3.1
魚醤油 ナンプラー	47	5.5	9.1	0.1	(0)
ぽん酢	49	(7.9)	(3.4)	(0.1)	(0.2)
マリネ液	66	(10.8)	(0.1)	0	0
減塩みそ	190	23.2	11.0	5.9	4.3
米みそ だし入りみそ	167	17.8	11.0	5.6	4.1
辛子酢みそ	216	(42.7)	(5.0)	(2.1)	(2.7)
ごまみそ	245	(28.5)	(9.4)	(9.9)	(5.5)
酢みそ	211	(42.5)	(4.9)	(1.5)	(2.8)
練りみそ	267	(56.6)	(5.5)	(1.7)	(3.2)
魚醤油 いかなご醤油	64	5.8	13.9	0	Tr
魚醤油 いしる （いしり）	67	7.9	12.8	0	0.3
魚醤油 しょっつる	29	2.4	6.1	0	0.1
料理酒	88	4.7	0.2	Tr	0
うすくち醤油 低塩	77	7.8	6.4	Tr	Tr
なべつゆ ストレート 醤油味	20	(4.3)	(1.0)	0	0
めんつゆ 二倍濃縮	71	14.4	3.4	0	-
米みそ だし入りみそ（減塩）	164	18.2	10.3	5.1	4.9

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。