黒糖蒸しパンのレシピ！オーブン・蒸し器不要で香りとコクが病みつきになる味

1黒糖を溶かしておこう

鍋に牛乳を入れ火にかけ、沸騰直前まで温めます。黒糖を加えて、黒糖が溶けるまで混ぜます。黒糖は大きな塊が入っているものが多いので、その塊がしっかり溶けるまで加熱しましょう。ただし、加熱し過ぎるととろみがついてきてしまうので、水分が飛ばない程度に火を止めて、余熱で溶かしてください。できたら冷ましておきましょう。

2卵と黒糖液を混ぜよう

ボウルに卵を入れてよくといたら、工程1の黒糖液と塩ひとつまみを加え混ぜます。卵と黒糖液がしっかり一体化するまでホイッパーで混ぜましょう。泡立てる必要はないので、ホイッパーは立てて持ち、ぐるぐる円を描くように混ぜてください。

3粉類を混ぜよう

薄力粉とベーキングパウダーを合わせて軽く混ぜます。合わせた粉類を工程2のボウルにふるいながら加えます。ふるい切ったらホイッパーでボウルの真ん中からぐるぐる混ぜます。最後にダマがなくなって、粉気がなくなったらOKです。

4太白ごま油を混ぜよう

続いて太白ごま油を混ぜます。最初はなじみにくいですが、混ぜ続けるとなじんでくるので、油が見えなくなるまでしっかり混ぜましょう。これで蒸しパン生地は出来上がりです。

5生地を型に流そう

プリンカップやココット型にグラシン紙を敷きます。敷いたら底にレーズンを散らしておきましょう。グラシン紙は専用のものでなくても、お弁当用のおかずカップ等でも代用できますよ。準備ができたら生地を型の７分目程度まで流します。目安は1個65g程度です。生地を流したら、軽く表面を平らにならして、型を台にトントンと落として、生地が底までしっかり行き渡るようにしておきましょう。

今回は蒸し器を使わず、お家にある物だけでできる即席蒸し器を使います。大きめのお鍋に低い脚付きの小皿を置いて、お皿の高さまで水を注ぎます。脚付きでなくても、立ち上がりのあるボウル状の器でもOKです。

小皿の上に、お鍋より一回り小さい平らなお皿を乗せます。この時お皿の高さがお鍋の半分以上になる場合は、蒸しパンが膨らんだ時に蓋に当たってしまうので、蓋からお皿の高さがお鍋の半分ぐらいは残るように、小皿の高さを調整しましょう。

水滴防止のため、鍋蓋を硬く絞った濡れ布巾で包み火をつけたら、即席蒸し器の完成です！蓋の隙間から水蒸気が立ってきたら、弱火にして保温しておきましょう。この方法で、中華まんや焼売など、その他の蒸し料理も作れちゃいますよ！

6生地を蒸したら出来上がり！

保温しておいた即席蒸し器のお皿に型を乗せて蓋をします。中火にして１３分程度蒸したら出来上がりです！途中でお湯がなくなってきたら、お湯を注いで追加しましょう。粗熱が取れたら蒸したてを召し上がれ！

蒸したてのホクホク蒸しパンは、手作りの特権です。温かいうちに食べましょう！蒸したての温かい蒸しパンは、黒糖の香ばしさとコクがあって、ふかふかでとっても美味しい！時々レーズンの甘酸っぱさがクセになるお味。蒸したてがおすすめですが、バターではなく油を使っているので、冷めても硬くなりません。これは、おやつにも朝食にもピッタリの一品です。