お菓子研究家のkinakoです。今回は外はザクザク、中はしっとりのチョコチャンクスコーンの作り方をご紹介します。チョコチャンクの「チャンク」とは「大きな塊」や「ぶつ切り」を意味します。その名の通り、チョコは板チョコを使って大きめのぶつ切りにして加えます。出来上がりはあのスタバのスコーンみたいにザックザク。焼き立てほやほやのスコーンを、ぜひおうちカフェでお楽しみください。
チョコチャンクスコーンの材料()
材料
無塩バター | 50g | |
薄力粉 | 200g | |
ベーキングパウダー | 10g | |
塩 | ひとつまみ | |
生クリーム | 60g | |
牛乳 | 50g | |
砂糖 | 45g | |
板チョコ | 50g |
チョコチャンクスコーンの作り方
バターに粉がまぶされて細かくなってきたら、今度は手でバターを潰すように混ぜます。
大きなバターの塊がなくなってきたら、両手で擦り合わせるようにしてバターを粒状にします。
最終的に、細かくなったバターに粉がまぶされて粉チーズのような状態になるまで混ぜます。ここまでバターが冷たい状態で粒状になるように、手早く進めましょう。バターが溶けかけてきたら、一旦冷蔵庫に入れて冷やしてから再開してください。
この状態でラップに包み、冷蔵庫で3時間以上寝かせます。寝かせる事で薄力粉のグルテンを落ち着かせ、冷やす事で生地がダレるのを防ぎます。余裕があれば一晩寝かせてください。
ポイントは粒状のバター!
スコーンのザクザク食感は、バターが溶けずに粉の中で小さな粒状になる事で生まれます。これはケーキやクッキーともまた違う、スコーン独特の製法です。慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、バターが溶けてきそうになったら冷蔵庫で一旦冷やして、冷えたらまた再開しましょう。
フードプロセッサーをお持ちであれば、工程3はフードプロセッサーで行うと手早く失敗なくできますよ。
いざ実食。ザクふわ食感がおいしい!
出来立てほやほやを試食しました。外はザクザク、中はふんわり、時々現れるチョコレートがこれまた美味しい!ちょっとリッチにホイップクリームを添えていただきました。ちぎったスコーンにこんもりホイップを乗せていただくと、クリーミーでさらに美味しい!大きめサイズなので、朝食にももってこいの一品です。 食べきれなかったスコーンは、ラップに包んでチャック付き袋などに入れ、冷凍保存できます。食べる時はレンジで温めてからトースターで1分程度炙るように焼くと、焼き立ての美味しさが蘇りますよ!
おうちで本格カフェ気分が味わえるスコーン
材料自体はスーパー等でも気軽に買える物だけで作れます。専用型なども必要ないので、思い立ったらすぐに作れるレシピです。お店でしか味わえないと思っていたあのスコーンが、このレシピでおうちで簡単に楽しめますよ!慣れたらチョコレートをレーズンに代えたり、ナッツ等に代えても美味しいので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
焼き菓子工房『CUIRE』にて、焼き菓子のオンラインショップを運営。また、焼き菓子ブログ『CUIRE 焼き菓子研究所』にて焼き菓子を中心としたレシピを提供。複数のWebメディアにてレシピライターとしても活動中。