黒酢のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

黒酢のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは黒酢の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	54	Kcal	低い
炭水化物	9.0	g
└糖質	9.0	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	1.0	g	低い
脂質	0	g	無し
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「＜調味料類＞　（食酢類）　黒酢」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、黒酢がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

黒酢はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

黒酢とは？どんな食材？

黒酢は、日本の伝統的な調味料の一つです。酢というと、一般的にはお酢を思い浮かべるかもしれませんが、黒酢はその中でも特に特徴的な存在です。黒酢は、米や麦などの穀物を原料として作られ、発酵させた後に熟成させることで作られます。そのため、酸味と甘味がバランスよく調和した特徴的な味わいを持っています。

黒酢の特徴１：健康に良い

黒酢には、アミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。特に、クエン酸やアミノ酸の一種であるアミノ酢酸は、疲労回復や血行促進の効果が期待されています。また、黒酢には抗酸化作用もあり、体内の老化やストレスから守る効果も期待されています。

黒酢の特徴２：料理に幅広く使える

黒酢は、その独特な風味から、さまざまな料理に活用することができます。中華料理では、酢豚や酢鶏などの酢を使った料理に欠かせない調味料として使われています。また、サラダや煮物、鍋料理など、さまざまな料理にアクセントを加えることができます。さらに、ドレッシングやソースの材料としても利用されることがあります。

黒酢の特徴３：美容効果がある

黒酢には、美容効果も期待されています。肌の新陳代謝を促進する効果や、シミやくすみの改善効果があるとされています。また、黒酢に含まれるアミノ酸やビタミンなどの栄養素が、美しい髪や健康な爪の成長にも寄与すると言われています。

黒酢は、その健康効果や独特な味わいから、多くの人々に愛されています。料理に取り入れるだけでなく、健康や美容のためにも積極的に活用してみると良いでしょう。

黒酢はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーでダイエットに適している

黒酢は可食部100gあたりのカロリーが54kcalと低いです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方にとっては嬉しい食材と言えます。カロリー制限をしながら食事を楽しみたい方や、体重管理を意識している方にとって、黒酢は健康的な食事に役立つ調味料と言えるでしょう。

2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える

黒酢に含まれる糖質は可食部100gあたり9gと低いです。糖質の摂取量が気になる方や糖尿病の方にとっては、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。黒酢を使った料理やドレッシングを取り入れることで、食事の糖質摂取量をコントロールすることができます。

3. 塩分、脂質が無くヘルシーな調味料

黒酢は塩分、脂質が無く、さらに食物繊維も含まれていません。これにより、健康的な食事を心掛けている方にとって、黒酢はヘルシーな調味料として選ばれることがあります。塩分や脂質の摂り過ぎを気にしている方や、食物繊維を摂りたい方にとって、黒酢はバランスの取れた食事をサポートする役割を果たすでしょう。

以上のように、黒酢は低カロリーでダイエットに適しており、糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果があります。また、塩分や脂質が無くヘルシーな調味料としても利用することができます。健康的な食事を目指す方にとって、黒酢は有益な食材と言えるでしょう。

おすすめ：黒酢のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

黒酢に含まれる無機質の栄養を解説！

黒酢の特徴

黒酢は、以下の3つの特徴を持っています。

1. ナトリウムが普通量である

黒酢に含まれるナトリウムの量は、可食部100gあたり10mgであり、普通量とされています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や水分の過剰摂取につながる可能性があります。黒酢はナトリウムを適度な量で摂取することができるため、バランスの取れた食事に役立ちます。

2. カリウムやカルシウムが低い量である

黒酢に含まれるカリウムやカルシウムの量は、可食部100gあたりそれぞれ47mgと5mgであり、低い量とされています。カリウムは筋肉の収縮や神経の伝達に関与し、カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たします。しかし、過剰な摂取は体に悪影響を与える可能性があります。黒酢はこれらの栄養素を適度な量で摂取することができるため、バランスの取れた食事に取り入れることができます。

3. マンガンやクロム、モリブデンが多い量である

黒酢に含まれるマンガン、クロム、モリブデンの量は、可食部100gあたりそれぞれ0.55mg、2μg、9μgであり、多い量とされています。マンガンは酵素の働きをサポートし、クロムは血糖値の調節に関与し、モリブデンは体内の代謝に関与します。これらの栄養素は体に必要な量を摂取することで、健康な体を維持する助けとなります。

以上のように、黒酢はナトリウムが普通量であり、カリウムやカルシウムが低い量である一方で、マンガンやクロム、モリブデンが多い量である特徴を持っています。バランスの取れた食事に取り入れることで、健康な体を維持することができるでしょう。

黒酢に含まれるビタミンを解説！

引用元：カゴメ

黒酢のビタミン含有量

黒酢に含まれるビタミンの特徴について、以下の3つを論じます。

1. ビタミンB1とB2の含有量は低い

黒酢に含まれるビタミンB1とB2の含有量は、0.02 mgと0.01 mgとなっています。これは、他の食材や調味料と比較すると比較的低い数値です。ビタミンB1とB2は、エネルギー代謝に関与し、神経や筋肉の働きをサポートします。ただし、黒酢を摂取することでこれらのビタミンを十分に摂取することは難しいかもしれません。

2. ナイアシンとビタミンB6の含有量は普通

黒酢に含まれるナイアシンとビタミンB6の含有量は、0.6 mgと0.06 mgとなっています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や細胞の健康維持に重要な役割を果たします。黒酢を摂取することで、これらのビタミンを一定量摂取することができます。

3. ビタミンB12の含有量は普通

黒酢に含まれるビタミンB12の含有量は、0.1 μgとなっています。ビタミンB12は、赤血球の生成や神経系の正常な機能に関与します。黒酢を摂取することで、一定量のビタミンB12を摂取することができます。

以上のように、黒酢に含まれるビタミンの特徴は、ビタミンB1とB2の含有量が低い一方で、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12の含有量は普通と言えます。ただし、他のビタミン（ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、ビタミンC）は含まれていないことに注意が必要です。

黒酢を使ったレシピ20選！

「黒酢」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	54	Kcal	低い
炭水化物	9.0	g
└糖質	9.0	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	1.0	g	低い
脂質	0	g	無し
「黒酢」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	85.7	g	多い
有機酸	4.0	g	多い
灰分	0.2	g	低い
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「黒酢」のビタミン・無機質等
ナトリウム	10	mg	普通
カリウム	47	mg	低い
カルシウム	5	mg	低い
マグネシウム	21	mg	普通
リン	52	mg	普通
鉄	0.2	mg	低い
亜鉛	0.3	mg	低い
銅	0.01	mg	低い
マンガン	0.55	mg	多い
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	0	μg	無し
クロム	2	μg	多い
モリブデン	9	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	(0)	μg	無し
└β-カロテン	(0)	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	(0)	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	(0)	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	(0)	mg	無し
└β-トコフェロール	(0)	mg	無し
└γ-トコフェロール	(0)	mg	無し
└δ-トコフェロール	(0)	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.02	mg	低い
ビタミンB2	0.01	mg	低い
ナイアシン	0.6	mg	普通
ビタミンB6	0.06	mg	普通
ビタミンB12	0.1	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.07	mg	低い
ビオチン	1.0	μg	普通
ビタミンC	(0)	mg	無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

黒酢と同じ調味料の料理用の調味料ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
豆板醤	49	4.1	2.0	2.3	4.3
チリペッパーソース	58	13.1	0.7	0.5	-
ラー油	887	2.3	0.1	99.8	-
醤油	76	8.6	7.7	0	(Tr)
うすくち醤油	60	6.1	5.7	0	(Tr)
たまり醤油	111	18.5	11.8	0	(0)
さいしこみ醤油	101	16.7	9.6	0	(0)
しろ醤油	86	18.6	2.5	0	(0)
食塩	0	0	0	0	(0)
お酢	25	2.4	0.1	0	(0)
米酢	46	7.4	0.2	0	(0)
ぶどう酢	22	1.2	0.1	Tr	0
りんご酢	26	2.4	0.1	0	(0)
固形ブイヨン	233	40.8	7.0	4.3	0.3
顆粒和風だし	223	28.6	24.2	0.3	0
めんつゆ ストレート	44	8.9	2.2	0	-
めんつゆ 三倍濃縮	98	20.4	4.5	0	-
オイスターソース	105	19.9	7.7	0.3	0.2
トマトピューレー	44	8.7	1.9	0.1	1.8
トマトペースト	94	17.9	3.8	0.1	4.7
トマトケチャップ	104	25.9	1.6	0.2	1.7
トマトソース	41	7.6	2.0	0.2	1.1
チリソース	112	25.2	1.8	0.1	1.9
マヨネーズ	668	7.2	1.4	76.0	(0)
米みそ 甘みそ	206	33.3	9.7	3.0	5.6
味噌	182	18.5	12.5	6.0	4.9
米みそ 赤色辛みそ	178	18.9	13.1	5.5	4.1
麦みそ	184	25.5	9.7	4.3	6.3
豆みそ	207	10.7	17.2	10.5	6.5
即席みそ 粉末タイプ	321	40.7	21.9	9.3	6.6
即席みそ ペーストタイプ	122	14.3	8.9	3.7	2.8
酒かす	215	19.3	14.9	1.5	5.2
みりん風調味料	225	55.6	0.1	0	(0)
酵母 パン酵母 圧搾	105	5.6	16.5	1.5	10.3
酵母 パン酵母 乾燥	307	19.5	37.1	6.8	32.6
ベーキングパウダー	150	53.1	Tr	1.2	-
こいくち醤油（減塩）	68	10.0	8.1	Tr	(0)
だし醤油	39	(4.5)	(4.0)	0	(Tr)
照り醤油	172	(36.0)	(2.4)	0	(Tr)
黒酢	54	9.0	1.0	0	(0)
バルサミコ酢	99	19.4	0.5	0	(0)
顆粒おでん用	166	(31.2)	(9.6)	(0.1)	(Tr)
顆粒中華だし	210	38.7	12.6	1.6	(0)
甘酢	116	(28.4)	(0.1)	0	0
黄身酢	219	(22.6)	(6.3)	(13.1)	0
ごま酢	212	(28.7)	(4.0)	(8.0)	(1.9)
ごまだれ	282	(27.4)	(7.2)	(15.1)	(3.0)
三杯酢	85	(18.0)	(0.9)	0	0
二杯酢	59	(8.0)	(3.5)	0	(Tr)
すし酢 ちらし・稲荷用	150	(34.9)	(0.1)	0	0
すし酢 にぎり用	70	(14.3)	(0.2)	0	0
すし酢 巻き寿司・箱寿司用	107	(23.8)	(0.1)	0	0
テンメンジャン	249	35.0	8.5	7.7	3.1
魚醤油 ナンプラー	47	5.5	9.1	0.1	(0)
ぽん酢	49	(7.9)	(3.4)	(0.1)	(0.2)
マリネ液	66	(10.8)	(0.1)	0	0
減塩みそ	190	23.2	11.0	5.9	4.3
米みそ だし入りみそ	167	17.8	11.0	5.6	4.1
辛子酢みそ	216	(42.7)	(5.0)	(2.1)	(2.7)
ごまみそ	245	(28.5)	(9.4)	(9.9)	(5.5)
酢みそ	211	(42.5)	(4.9)	(1.5)	(2.8)
練りみそ	267	(56.6)	(5.5)	(1.7)	(3.2)
魚醤油 いかなご醤油	64	5.8	13.9	0	Tr
魚醤油 いしる （いしり）	67	7.9	12.8	0	0.3
魚醤油 しょっつる	29	2.4	6.1	0	0.1
料理酒	88	4.7	0.2	Tr	0
うすくち醤油 低塩	77	7.8	6.4	Tr	Tr
なべつゆ ストレート 醤油味	20	(4.3)	(1.0)	0	0
めんつゆ 二倍濃縮	71	14.4	3.4	0	-
米みそ だし入りみそ（減塩）	164	18.2	10.3	5.1	4.9

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。