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料理酒のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、調味料の料理酒を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

料理酒のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは料理酒の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー88Kcalやや低い
炭水化物4.7g
└糖質4.7gかなり低い
└食物繊維0g無し
たんぱく質0.2gかなり低い
脂質Trg無し
食塩相当量2.2mg多い

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<調味料類> (その他) 料理酒」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、料理酒がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

料理酒はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

料理酒とは?どんな食材?


料理酒は、料理に使用される調味料の一つです。主に日本料理でよく使われており、料理の風味を引き立てる役割を果たします。料理酒はアルコール度数が低く、主成分は米や麦などの穀物から作られています。

料理酒の特徴


料理酒は、アルコール度数が低いため、料理に使用してもアルコールが飛んでしまい、料理の味にはほとんど影響を与えません。また、料理酒には独特の香りがあり、調味料として使用することで料理に深みやコクを与えることができます。

料理酒の使い方


料理酒は、料理に使用する際には加熱してアルコールを飛ばすことが一般的です。加熱することでアルコールが揮発し、料理にはアルコールの風味は残りませんが、料理酒の旨味や香りが料理にしっかりと染み込むことができます。料理酒は、煮物や炒め物、煮魚など、さまざまな料理に幅広く使用されています。

まとめ


料理酒は、料理の風味を引き立てるために使用される調味料です。アルコール度数が低く、米や麦などの穀物から作られています。料理酒は加熱して使用することが一般的で、料理に深みやコクを与える役割を果たします。さまざまな料理に幅広く活用されている調味料です。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は料理酒がダイエットにどう役立つか説明します!

料理酒はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. カロリーがやや低い


料理酒のカロリーは可食部100gあたり88kcalと、やや低い値です。カロリーが低いため、摂取した場合には他の高カロリーな食材と組み合わせることで、食事全体のカロリーを抑えることができます。健康的な食事を心掛ける方にとって、カロリーコントロールは重要なポイントです。

2. 糖質がかなり低い


料理酒の糖質は可食部100gあたり4.7gと、かなり低い値です。糖質の摂取量を抑えることは、血糖値の上昇を抑えるために重要です。糖質の摂り過ぎは、肥満や糖尿病のリスクを高める可能性があります。料理酒を使用することで、糖質の摂取量をコントロールすることができます。

3. 塩分が多い


料理酒の塩分は可食部100gあたり2.2gと、多い値です。塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高める可能性があります。塩分の摂取量を制限するためには、料理酒の使用量に注意が必要です。料理酒を使用する場合は、他の調味料との組み合わせや、調理方法を工夫することで、塩分の摂取量を抑えることができます。

以上のように、料理酒はカロリーや糖質の摂取量を抑えることに役立ちますが、塩分の摂取量には注意が必要です。料理酒を適切に使用することで、健康的な食事を実現することができます。ただし、個々の健康状態や食事内容に合わせて摂取量を調整することが重要です。

おすすめ料理酒のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

料理酒に含まれる無機質の栄養を解説!

料理酒の特徴



料理酒の栄養データを見ると、以下のような特徴があります。

1. ナトリウムが多い


料理酒にはナトリウムが870 mg含まれており、多いと言えます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や水分の過剰摂取につながる可能性があります。料理酒を使用する際には、適量を守るように注意が必要です。

2. カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンが低い


料理酒にはカリウム、カルシウム、マグネシウム、リンがほとんど含まれていません。これらの栄養素は体内で様々な役割を果たしており、健康維持に必要な成分です。そのため、料理酒を主成分とした食事では、これらの栄養素を摂るために他の食材をバランスよく取り入れる必要があります。

3. 鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレンが無し


料理酒には鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレンが含まれていません。これらの栄養素は体内で重要な役割を果たしており、不足すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。料理酒を使用する場合には、他の食材からこれらの栄養素を摂取する必要があります。

4. マンガンが普通、クロム、モリブデンが多い


料理酒にはマンガンが0.04 mg含まれており、普通と言えます。また、クロムとモリブデンはそれぞれ2 μg含まれており、クロムは多く、モリブデンは普通と言えます。これらの栄養素は体内で微量必要な成分であり、健康に寄与する可能性があります。

料理酒に含まれるビタミンを解説!

「料理酒」のビタミン含有量の特徴



1. ビタミンB6の含有量は非常に低い


「料理酒」に含まれるビタミンの中で、ビタミンB6の含有量は0.01 mgと非常に低いです。ビタミンB6は体内のタンパク質代謝に関与し、免疫機能の維持にも重要な役割を果たしています。しかし、「料理酒」からはほとんど摂取できませんので、他の食材やサプリメントからビタミンB6を摂取する必要があります。

2. ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれない
「料理酒」にはビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは他の食材やサプリメントから摂取する必要があります。

3. ビタミン含有量のデータを参考に摂取量を調整する


「料理酒」に含まれるビタミンは限られていますが、ビタミンB6が少量含まれていることがわかりました。ビタミンの摂取はバランスが重要ですので、他の食材やサプリメントから必要なビタミンを摂取することが推奨されます。ビタミン含有量のデータを参考に、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
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最後に、料理酒の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「料理酒」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー88Kcalやや低い
炭水化物4.7g
└糖質4.7gかなり低い
└食物繊維0g無し
たんぱく質0.2gかなり低い
脂質Trg無し

「料理酒」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分82.4g多い
有機酸-g無し
灰分2.1g多い
コレステロール0mg無し
食塩相当量2.2mg多い
アルコール10.6g多い

「料理酒」のビタミン・無機質等

ナトリウム870mg多い
カリウム6mg低い
カルシウム2mg低い
マグネシウム2mg低い
リン4mg低い
Trmg無し
亜鉛Trmg無し
Trmg無し
マンガン0.04mg普通
ヨウ素Trμg無し
セレン0μg無し
クロム2μg多い
モリブデン2μg普通
ビタミンA
└レチノール0μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン0μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量0μg無し
└レチノール活性当量0μg無し
ビタミンD0μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0mg無し
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK0μg無し
ビタミンB1Trmg無し
ビタミンB20mg無し
ナイアシンTrmg無し
ビタミンB60.01mg低い
ビタミンB120μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0mg無し
ビオチンTrμg無し
ビタミンC0mg無し

アルコール: 13.6 容量%/(100 g: 98.4 mL、100 mL: 101.6 g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

料理酒と同じ調味料の料理用の調味料ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
豆板醤494.12.02.34.3
チリペッパーソース5813.10.70.5-
ラー油8872.30.199.8-
醤油768.67.70(Tr)
うすくち醤油606.15.70(Tr)
たまり醤油11118.511.80(0)
さいしこみ醤油10116.79.60(0)
しろ醤油8618.62.50(0)
食塩0000(0)
お酢252.40.10(0)
米酢467.40.20(0)
ぶどう酢221.20.1Tr0
りんご酢262.40.10(0)
固形ブイヨン23340.87.04.30.3
顆粒和風だし22328.624.20.30
めんつゆ ストレート448.92.20-
めんつゆ 三倍濃縮9820.44.50-
オイスターソース10519.97.70.30.2
トマトピューレー448.71.90.11.8
トマトペースト9417.93.80.14.7
トマトケチャップ10425.91.60.21.7
トマトソース417.62.00.21.1
チリソース11225.21.80.11.9
マヨネーズ6687.21.476.0(0)
米みそ 甘みそ20633.39.73.05.6
味噌18218.512.56.04.9
米みそ 赤色辛みそ17818.913.15.54.1
麦みそ18425.59.74.36.3
豆みそ20710.717.210.56.5
即席みそ 粉末タイプ32140.721.99.36.6
即席みそ ペーストタイプ12214.38.93.72.8
酒かす21519.314.91.55.2
みりん風調味料22555.60.10(0)
酵母 パン酵母 圧搾1055.616.51.510.3
酵母 パン酵母 乾燥30719.537.16.832.6
ベーキングパウダー15053.1Tr1.2-
こいくち醤油(減塩)6810.08.1Tr(0)
だし醤油39(4.5)(4.0)0(Tr)
照り醤油172(36.0)(2.4)0(Tr)
黒酢549.01.00(0)
バルサミコ酢9919.40.50(0)
顆粒おでん用166(31.2)(9.6)(0.1)(Tr)
顆粒中華だし21038.712.61.6(0)
甘酢116(28.4)(0.1)00
黄身酢219(22.6)(6.3)(13.1)0
ごま酢212(28.7)(4.0)(8.0)(1.9)
ごまだれ282(27.4)(7.2)(15.1)(3.0)
三杯酢85(18.0)(0.9)00
二杯酢59(8.0)(3.5)0(Tr)
すし酢 ちらし・稲荷用150(34.9)(0.1)00
すし酢 にぎり用70(14.3)(0.2)00
すし酢 巻き寿司・箱寿司用107(23.8)(0.1)00
テンメンジャン24935.08.57.73.1
魚醤油 ナンプラー475.59.10.1(0)
ぽん酢49(7.9)(3.4)(0.1)(0.2)
マリネ液66(10.8)(0.1)00
減塩みそ19023.211.05.94.3
米みそ だし入りみそ16717.811.05.64.1
辛子酢みそ216(42.7)(5.0)(2.1)(2.7)
ごまみそ245(28.5)(9.4)(9.9)(5.5)
酢みそ211(42.5)(4.9)(1.5)(2.8)
練りみそ267(56.6)(5.5)(1.7)(3.2)
魚醤油 いかなご醤油645.813.90Tr
魚醤油 いしる (いしり)677.912.800.3
魚醤油 しょっつる292.46.100.1
料理酒884.70.2Tr0
うすくち醤油 低塩777.86.4TrTr
なべつゆ ストレート 醤油味20(4.3)(1.0)00
めんつゆ 二倍濃縮7114.43.40-
米みそ だし入りみそ(減塩)16418.210.35.14.9

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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