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牛肉のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、肉の牛肉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

牛肉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは牛肉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー580Kcal高い
炭水化物0.2g
└糖質6.9g低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質6.3g普通
脂質64.4g多い
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「<畜肉類> うし [輸入牛肉] もも 脂身 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、牛肉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

牛肉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

牛肉とは?どんな食材?


牛肉とは、牛の身から取れる肉のことを指します。牛は草食動物であり、その肉は高たんぱくでありながらも低脂肪であることが特徴です。牛肉はさまざまな部位に分かれており、それぞれの部位によって食感や味わいが異なります。

牛肉の主な部位


牛肉にはさまざまな部位がありますが、代表的なものを3つご紹介します。

1. ロース


ロースは牛肉の中でも特に柔らかく、脂身の少ない部位です。ステーキなどに最適であり、ジューシーで上品な味わいが特徴です。また、ロース肉はさまざまな調理法に対応することができ、焼く、煮る、炒めるなど様々な料理に利用されます。

2. ヒレ


ヒレは牛肉の中でも最も柔らかく、きめ細かい肉質を持つ部位です。脂身が少なく、上質な赤身肉として高級料理に使用されることが多いです。ステーキやローストビーフなどによく利用され、噛むと口の中でとろけるような食感が楽しめます。

3. サーロイン


サーロインはロースの一部であり、赤身と脂身が適度に入り混じった部位です。柔らかさと肉の旨味が絶妙に調和しており、ステーキの王道とも言える部位です。焼肉やグリル料理にも適しており、ジューシーで濃厚な味わいが楽しめます。

まとめ


牛肉は、高たんぱくでありながらも低脂肪な肉であり、さまざまな部位に分かれています。ロース、ヒレ、サーロインなどはその代表的な部位であり、それぞれの特徴や味わいが異なります。牛肉はさまざまな調理法に対応し、様々な料理に利用されます。その豊かな味わいと食感を楽しむことができる食材です。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は牛肉がダイエットにどう役立つか説明します!

牛肉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. 高タンパク質で筋肉の形成に役立つ


牛肉はタンパク質が豊富に含まれています。可食部100gあたりには6.3gのタンパク質が含まれており、筋肉の形成や修復に必要な栄養素となります。筋肉は基礎代謝を上げる効果があり、体脂肪の燃焼を促進するため、ダイエットや健康的な体重管理に役立ちます。

2. 糖質が低く、糖尿病予防に効果的


牛肉は糖質が0.2gと非常に低いです。糖質の摂取量が過剰になると、血糖値の上昇を引き起こし、糖尿病のリスクを高める可能性があります。牛肉を適度に摂取することで、糖質の摂取を抑えることができ、糖尿病予防に効果的です。

3. 脂質が多いが、必要な栄養素を摂取する


牛肉は脂質が64.4gと多いですが、脂質には必要な栄養素も含まれています。例えば、ビタミンAやビタミンEなどの脂溶性ビタミンや、必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸を摂取することができます。適度な量の牛肉を摂取することで、必要な栄養素をバランスよく摂ることができます。

以上のように、牛肉は高タンパク質で筋肉の形成に役立ち、糖質が低く糖尿病予防に効果的であり、脂質が多いが必要な栄養素を摂取することができます。健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取が可能となります。ただし、摂取量には注意が必要であり、適度な量を摂ることが大切です。

おすすめ牛肉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

牛肉に含まれる無機質の栄養を解説!

1. 栄養素のバランスが良い


牛肉は、ナトリウム、カリウム、リン、鉄、亜鉛などの栄養素をバランスよく含んでいます。これらの栄養素は、体内の代謝や酵素の働きに必要な成分であり、健康な体を維持するために重要です。

2. 低カルシウム・マグネシウム含有量


牛肉は、カルシウムとマグネシウムの含有量が低い特徴があります。これは、他の食材と組み合わせて摂取することで、バランスの良い食事を実現することができます。例えば、乳製品や緑黄色野菜などの食材と一緒に摂ることで、カルシウムやマグネシウムの不足を補うことができます。

3. ミネラルの一部が含まれていない


牛肉には、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどのミネラルが含まれていません。これらのミネラルは、体内の様々な機能に関与しており、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、他の食材やサプリメントからこれらのミネラルを摂取する必要があります。

牛肉に含まれるビタミンを解説!

1. ビタミンAの特徴


牛肉に含まれるビタミンAは、レチノールとβ-カロテンの形で存在しています。レチノールは35 μg含まれており、β-カロテンは31 μg含まれています。これらの量は多く、牛肉はビタミンAの良い供給源となっています。

2. ビタミンDの特徴


牛肉にはビタミンDが0.9 μg含まれています。この量は多く、牛肉はビタミンDの良い供給源となっています。

3. ビタミンEの特徴


牛肉に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールの形で存在しています。1.2 mgのα-トコフェロールが含まれており、これは多い量です。牛肉はビタミンEの良い供給源となっています。

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ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は牛肉の使用例としてレシピをご紹介します。

牛肉を使ったレシピ20選!

#1 牛肉とエリンギの具沢山うどん

牛肉エリンギ油揚げ小松菜顆粒だしみりん砂糖しょうゆうどん、等

調理時間20分

このレシピは、牛肉とエリンギの具沢山うどんの作り方です。まずは、エリンギを食べやすい大きさに切り、小松菜を3㎝幅に切り、油揚げを食べやすい大きさに切るところから始めます。…

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#2 デミグラス缶と牛肉で作る!洋食屋級のビーフストロガノフ

牛薄切り肉小麦粉こしょう玉ねぎマッシュルームバターコンソメ赤ワインケチャップ、等

調理時間40分

デミグラス缶と牛肉で作る、洋食屋級のビーフストロガノフのレシピ。牛肉に下味をつけて小麦粉をまぶし、玉ねぎ、マッシュルームを炒めます。…

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#3 牛肉のガーリックペッパーライス

牛肉ご飯にんにくほうれん草大葉ブラックペッパーしょうゆバター

牛肉とご飯を使った、主食になるガーリックライスのレシピ。にんにくとブラックペッパーが効いた、ガツンとパンチのある味付けです。…

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#4 牛肉とセロリの梅和え

牛肉薄切りセロリ小梅にんにくしょうゆ砂糖大葉

牛肉薄切りとセロリを使った、主菜におすすめな和え物のレシピ。にんにくでスパイシーな香りを楽しみます。…

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#5 栄養価も抜群!牛肉とパクチーのエスニック系サラダ

牛肉パクチー新たまねぎミニトマト醤油料理酒片栗粉砂糖オイスターソース、等

調理時間20分

牛肉とパクチーを使った、エスニック系のサラダのレシピ。牛肉に下味をつけて焼き、調味料Bで味付けをして盛り付けます。…

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#6 牛肉とゴボウの含め煮

牛こま切れ肉ゴボウ赤唐辛子牛脂ごま油みりん濃口醤油上白糖白ごま、等

調理時間30

主菜になる、牛こま切れ肉とごぼうを使った含め煮のレシピ。ごま油の香りがグッド。…

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#7 簡単時短!甘辛牛肉と出汁がよく合う基本の「肉うどん」

うどん牛こま切れ肉細ねぎかまぼこみりん濃口醤油上白糖出汁パックみりん、等

調理時間25分

うどんを使った、肉うどんのレシピ。甘辛く煮た牛肉と出汁を合わせて、冷凍うどんを加えて調理します。…

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#8 安い牛肉が甘辛コク旨に!ごはんによく合う基本の「牛肉のしぐれ煮」

牛こま切れ肉生姜牛脂上白糖濃口醤油

調理時間20分

牛こま切れ肉を使った、牛肉のしぐれ煮のレシピ。安い牛こま切れで美味しく作れます。…

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#9 牛肉とパプリカのオイスター炒め

パプリカ牛肉サラダ油にんにくしょうがオイスターソース醤油鶏がらスープの素

調理時間20分

このレシピは、牛肉とパプリカを使ったオイスター炒めのレシピです。牛肉をひと口大にカットし、パプリカを5~7mm幅にカットします。…

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#10 厚揚げと牛肉の辛みそ炒め

牛こま切れ肉厚揚げ糸こんにゃくしめじサラダ油しょうゆ砂糖しょうゆみそ、等

牛こま切れ肉と厚揚げを使った、食べ応え十分な辛みそ炒めのレシピ。糸こんにゃくとしめじでボリュームアップ。…

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#11 牛肉と長芋のバターしょうゆ炒め

牛薄切り肉長芋玉ねぎにんにくサラダ油しょうゆバター刻みねぎ

272 kcal調理時間10分

ビールに合う、牛肉と長芋の簡単炒め物のレシピ。ポイントは長芋を炒め過ぎない為にも、途中でフライパンから長芋を取り出すこと。…

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#12 牛肉の柳川風~ごぼうの香り~

牛肉切り落としごぼう(ささがき水煮)みつばしょうゆみりん砂糖

366 kcal調理時間15分

牛肉とごぼうを使った柳川風煮込み料理のレシピ。牛肉とごぼうに合うように味付けは甘辛く仕上げていますが、お好みで砂糖の量を増やしても良いでしょう。…

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#13 牛肉のロール焼き ゴロゴロ野菜のハニーマスタードソース

牛肩ロース薄切り肉小麦粉こしょうローズマリー(みじん切り)かぼちゃパプリカ(赤)玉ねぎミニトマトオリーブ油、等

457 kcal調理時間30分

薄切り牛肉をロールして「ゴロゴロ野菜のハニーマスタードソース」を添えていただく、見た目も楽しめる一品。牛肉はふんわり巻くのがポイント。…

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#14 ほうれん草と牛肉の味噌炒め

ほうれん草牛薄切り肉赤パプリカサラダ油みそみりんしょうゆ砂糖

252 kcal調理時間15分

ほうれん草と牛肉の肉味噌炒めは自宅にある調味料で簡単、お手頃に作れる彩りレシピ。お好みの食材に変えても作れるので、甘い味噌炒めのアレンジレシピを無限に楽しむことができます。…

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#15 薄切り牛肉、ポテト&ブルーチーズ巻き焼き

牛肩ロース肉(薄切り)じゃがいもプレーンヨーグルトブルーチーズサラダ油レモン

386 kcal調理時間30分

薄切り牛肉でポテトとブルーチーズを巻いたレシピ。マッシュポテトに混ぜ合わせた調味料だけのシンプルなものながら、ブルーチーズの塩気と合わせて牛肉の味を楽しむことができます。…

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#16 牛肉とカシューナッツのレタス包み

牛ばら肉人参玉ねぎカシューナッツオイスターソース料理酒本だし七味唐辛子醤油、等

387 kcal調理時間20分

カシューナッツを使用したおつまみにもぴったりなレシピ。ローストしたカシューナッツは旨味が増して、牛肉との相性もバツグン。…

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#17 牛肉と大根の韓国風煮込み

牛カルビ(焼き肉用)大根干ししいたけ赤唐辛子しょうが(薄切り)ごま油料理酒しょうゆ大根の葉、等

314 kcal塩分1.9 g調理時間60分

辛味がほんのり効いた根菜の煮物のレシピ。干ししいたけのもどし汁に水を加えてアクを取りながら牛肉と大根を煮込みます。…

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#18 常備菜にぴったり牛肉とコンニャクのすき煮のレシピ

コンニャク牛小間ショウガシメジ醤油砂糖ゴマ(白)

118 kcal塩分1.1 g調理時間4工程(25分)

常備菜にぴったりな一品、牛肉とコンニャクのすき煮のレシピ。多めに作って、冷蔵庫で3日ほど保存可能なので、常備菜にもなります。…

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#19 きのこと牛肉のおこわ

きのこと牛肉の洋風しぐれ煮もち米

310 kcal塩分1.6 g調理時間20分

きのこと牛肉のしぐれ煮を活用したおにぎりのレシピ。牛肉とエリンギ、ブラウンマッシュルームを甘辛く煮たしぐれ煮をつかって、おにぎりをつくります。…

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#20 牛肉のアスパラ巻き

牛肉(薄切り)グリーンアスパラガスにんじんこしょう片栗粉サラダ油しょうゆ料理酒みりん、等

267 kcal塩分1.6 g調理時間10分

牛肉とアスパラを使ったレシピ。甘辛い特製ダレが具材に染み込み、ごはんがすすむ一品です。…

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最後に、牛肉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「牛肉」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー580Kcal高い
炭水化物0.2g
└糖質6.9g低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質6.3g普通
脂質64.4g多い

「牛肉」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分28.1g低い
有機酸-g無し
灰分0.4g低い
コレステロール77mg多い
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「牛肉」のビタミン・無機質等

ナトリウム19mg普通
カリウム120mg普通
カルシウム2mg低い
マグネシウム7mg低い
リン61mg普通
0.9mg普通
亜鉛0.8mg普通
0.02mg低い
マンガン0.01mg低い
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール35μg多い
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン31μg多い
└β-クリプトキサンチン0μg無し
└β-カロテン当量31μg多い
└レチノール活性当量38μg多い
ビタミンD0.9μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール1.2mg多い
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK19μg多い
ビタミンB10.02mg低い
ビタミンB20.03mg低い
ナイアシン1.6mg普通
ビタミンB60.13mg普通
ビタミンB120.4μg多い
葉酸μg無し
パントテン酸0.46mg普通
ビオチン-μg無し
ビタミンC1mg普通

皮下脂肪及び筋間脂肪

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

牛肉と同じ肉の牛肉ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
牛肩肉2582.017.722.3(0)
牛肩ロース肉3804.613.837.4(0)
牛リブロース肉5143.49.756.5(0)
牛サーロイン肉4604.911.747.5(0)
牛バラ肉4726.011.050.0(0)
牛もも肉2354.819.218.7(0)
牛そともも肉2444.617.820.0(0)
牛ランプ肉3194.715.129.9(0)
牛ヒレ肉2074.019.115.0(0)
牛カルビ肉2123.820.115.4(0)
牛ステーキ肉2735.417.423.7(0)
牛しゃぶしゃぶ肉1173.421.24.3(0)
牛肉5806.96.364.4(0)
ミスジ2144.918.416.4(0)
牛シャトーブリアン1232.920.54.8(0)
牛ひき肉2513.617.121.1(0)
牛タン肉3183.213.331.8(0)
牛ハツ1284.316.57.6(0)
牛レバー1197.419.63.7(0)
牛の腎臓(ジンギスカン肉)1184.616.76.4(0)
牛モツ・センマイ1666.824.58.4(0)
牛ハチノス1863.712.415.7(0)
牛ミノ572.911.71.3(0)
牛シマチョウ3083.711.130.0(0)
牛の小腸2683.59.926.1(0)
牛の大腸1502.89.313.0(0)
牛の直腸1063.111.67.0(0)
牛スジ肉1570.8315.1(0)
牛の子宮950.618.43.0(0)
尾肉(牛テール)4403.411.647.1(0)
ローストビーフ1904.121.711.7(0)
コンビーフの缶詰1913.419.813.0(0)
ビーフジャーキー30414.154.87.8(0)
スモークタン2734.518.123.0(0)
牛ハラミ肉2882.814.827.3(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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