こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。今回は牛肉とパプリカで作る、作り置きにも嬉しい炒め物をご紹介します。ポイントはパプリカをしっかり炒めること。驚くほど甘く、とろりとした食感に変わります。牛肉と合わせて止まらない美味しさになりますよ。それでは早速作っていきましょう!
牛肉とパプリカのオイスター炒めの材料(2人分)
主な材料
パプリカ | 1個 | |
牛肉切り落としや薄切りなど | 200g | |
サラダ油 | 大さじ1 | |
にんにくすりおろし | 小さじ1 | |
しょうがすりおろし | 小さじ1 |
調味料の材料
酒 | 大さじ2 | |
オイスターソース | 大さじ1 | |
醤油 | 大さじ2 | |
鶏がらスープの素細粒 | 小さじ1 |
牛肉とパプリカのオイスター炒めの作り方
赤と黄色で彩り鮮やかに
今回は赤と黄色のパプリカを半分ずつ使って作っています。もちろん1色だけでも同じようにお作りになれますが、2色加わるとパッと華やかで美味紫蘇うな一皿になるのでおすすめです。「料理の味を決めるのは見た目が80%」と言われるほど「美味紫蘇うに見えるかどうか」は大切な要素。他にも彩りとしてグリーンのピーマンやブロッコリー、アスパラガスなどをプラスしても良いですね。
水分が抜けて甘み倍増
合計で5分加熱すると水分が抜けて甘みがぐっと増し、とろりとした食感になります。いつもサラダで食べるシャキシャキっとしたパプリカとは全く違う美味しさになります。パプリカにはビタミンCやEはもちろん、ベータカロテンも豊富に含まれます。油と一緒に食べると吸収が良くなる栄養素なので、炒め物にむいている野菜ですね。
甘いパプリカと牛肉、甘辛い味がやみつきの美味しさです
とろりと柔らかく甘くなったパプリカが絶品の美味しさ。甘塩っぱい牛肉は、ご飯との相性が抜群です。お子さんから年配の方まで、みんな大好きな味に仕上がりますよ。しっかり加熱しているので、冷蔵庫で2~3日保存可能。常備菜やお弁当の具材としてもぴったりです。アスパラガスやブロッコリーをプラスすると彩り良くなります。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」