料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、コチュジャンの辛みが効いた「豚もも肉と豆腐」の炒め物です。豚肉は厚みと歯応え十分なブロック肉なので、噛むほど美味しさが味わえます。木綿豆腐使うことで、味がしっかみ染みて白ごはんとの相性の良いおかずです。それでは早速作っていきましょう。
豚ももと豆腐のピリ辛焼きの材料(4人分)
具材
豚ももブロック肉 | 400g | |
木綿豆腐 | 500g |
下味調味料
塩 | 1.8g | |
粗びき黒こしょう | 1g |
味付け調味料
しょうゆ | 大さじ2 | |
酒 | 大さじ3 | |
みりん | 大さじ3 | |
にんにく | 3かけ(7g) | |
コチュジャン | 小さじ2 | |
水 | 大さじ1 |
その他
片栗粉 | 適量 | |
白炒りごま | 小さじ1 | |
サラダ油 | 大さじ |
豚ももと豆腐のピリ辛焼きの作り方
豆腐を平らな耐熱皿などに入れ、ふんわりラップをカブせたら電子レンジで600ワットで3分加熱します。水分がたっぷり出てきますが、熱いので触れられるくらいになるまでそのまま置きます。 冷めたら厚みを半分にして3cm幅のさいの目に切ります。切ったらポリ袋に入れます。 豆腐に水分が残っていると、加熱時に油が跳ねるので、豆腐の中に残っている水分をできるだけ出すため、電子レンジ加熱します。もっと水分を出したい場合は、電子レンジ加熱後重石をのせて(豆腐が崩れないくらいの重さの重し)30分程度おくと、かなりしっかり水分が出てきます。
500gサイズの豆腐は3cm幅に切るとちょウドいい!
今回使用の500gサイズの木綿豆腐は、長辺が約15cm。そのため、3cm幅に切ることでちょウド切りそろえることができます。商品によってはもちろん長辺の長さが違いますが、多くの500gサイズの豆腐は同じくらいの長さなので、切る時の参考にしてください。
ちなみに、豆腐一丁は500gではなく、300gなのでお間違いなく!
豚肉は、厚みがしっかりあるので、まずは厚みを均一にするため観音開きにし、一口サイズに切り分けます。肉類は加熱すると多少縮みますが、一口サイズ(約3cm大)に切ります。厚みのある状態のまま調理すると、外側は焼けても中心まで火が通らず生焼けになるので、まずは厚みを均一にしてから切ります。 一口サイズに切ったらポリ袋に入れ、下味調味料(塩、粗びき黒こしょう)を入れ、下味をつけます。よくもみ込んで味が馴染むようにします。
フライパンにサラダ油を底が軽く隠れるくらい注ぎ、中火で熱したら先に片栗粉をまぶした木綿豆腐から加熱していきます。間隔をあけて並べ入れたらそのままいじらず焼きます。豆腐の底がこんがり焼き色がついてきたら菜箸で転がして別の面を焼きます。同じ要領で全面に焼き色をつけ、カリッとさせたら一旦取り出して油をきります。 同じフライパンで豚肉を焼きます。豚肉を焼く時は弱火~中火にし、ゆっくり焼きます。豚肉が厚みがあり、中心までゆっくり焼くことで、肉質が硬くならずやわらかく焼き上げることができます。 焼けたら一旦取り出して油をきります。
沸々をし始めるまで待つ
味付け調味料は、加熱して沸々し始めたら具材(豚肉、木綿豆腐)を投入します。温まってから具材を加えることで、とろみがしっかりつきやすくなります。
韓国風な味付けで満足度高いおかず!
しっかり調味料が絡んだ豚肉は、厚みを均一にしたとはいえ、やはりブロック肉を使用しているのでそれなりの厚みはあります。なので、噛めば噛むほど弾力と歯ごたえが十分にあり、思わず”頬張る”という表現が似合う美味しさです。
ゆっくり焼いタコとで肉質が硬くならず、食べやすい歯ごたえの仕上がりなので意外に厚みが心地よく感じられ食べやすく感じます。
豆腐も焼き上げた時にはカリッとしていましたが、調味料を絡めてからはトロリとした状態に表面が変わり、豆腐とは思えないくらい弾力のある状態にピリ辛な味付けが染み込んで飽きない美味しさに「本当に豆腐?」と感じてしまうくらいの仕上がりです。木綿豆腐ならではの硬さと弾力なので、型崩れしないのも嬉しいポイントです。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。