大さじ調味で白ごはんに合うおかず料理研究家の川久景子です。今回ご紹介する料理は、メカジキを使った肉ステーキにも負けない本格的ステーキです。おいしくするポイントは、メカジキに塩を振ってしばらくおくことで臭みと肉質をガラリと変える、ひと工夫をしていることです。 また、隠し味としてにんにくとバターを加えているのでちょっぴりスパイシーでありながらコクもある仕上がりです。 では、さっそく作りましょう!
メカジキのステーキの材料(2人分)
具材
メカジキ | 2切(188g) | |
塩 | 少々 | |
バター | 15g |
合わせ調味料
にんにく | 1かけ(5g) | |
しょうゆ | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ1 | |
酒 | 大さじ1 | |
水 | 大さじ1 |
付けあわせ
フリルレタス 30g |
メカジキのステーキの作り方
フリルレタスをちぎったら水を張ったボウルに15分程度つけておきます。水につけることでパリッとした食感が戻り、みずみずしくなります。あまり長時間浸けておくと栄養分が水に流れていってしまうため、気をつけてください。
15分経ったらキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
ボウルにすりおろしたにんにく、合わせ調味料の材料すべてを混ぜ合わせ、よくかき混ぜておきます。
最大のコツは塩を振っておくこと!
準備段階で、メカジキに軽く塩を振っておくことで、魚の生臭さがなくなり、余分な水分が抜けることで食感がグンとよくなります。
塩の量は片面ひとつまみ~ふたつまみ程度でよいので、少し手間ですが省かず、塩を振るいます。
いざ実食。隠し味のにんにくが効いていて本格ステーキの味!
にんにくを加えていることでスパイシーでありながら即席ステーキソースの味がメカジキにしっかり味が染み込んでとても味わい深い仕上がりです。白ご飯のおかずとしても、おつまみにもよく合います。 魚の臭みがまったくないのもおいしさを引き立てるコツです。焼く時もバターを使っているので、メカジキにしっかりコクが絡んで深みのある仕上がりです。
ひと工夫と隠し味のダブル効果で肉ステーキに負けない味!
味がしっかりしているので、とても食べやすく調理も簡単なので思い立ったらすぐできるうれしいレシピです。最後にお皿に残ったたれをフリルレタスに絡めて食べるとドレッシング不要でおいしいです。やわらかく臭みがないメカジキなので魚が苦手なかたも食べやすいですよ。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。