フードコーディネーターの内田有紀です。今回は、お肉のうまみたっぷりでおいしい、基本の肉豆腐のご紹介です。家庭料理の代表格の肉豆腐、コツを押さえて調理するとぐんとおいしく仕上がりますよ。ぜひお試しください。
基本の肉豆腐の材料(4人分)
主な材料
牛こま肉 | 250g | |
木綿豆腐 | 1丁 | |
白菜 | 1/6個 | |
シイタケ | 5枚 | |
長ネギ | 1本 |
調味料A
出汁 | 3カップ | |
酒 | 大さじ3 | |
みりん | 大さじ3 | |
しょうゆ | 大さじ3 | |
塩 | 少々 |
基本の肉豆腐の作り方
今回のレシピのポイント
肉豆腐をおいしく作るポイントは、煮る前にお肉をしっかりと炒めること、お肉だけ先に煮ること、豆腐を入れてからは煮立たせないことの3つです。ポイントを押さえて作ると、柔らかなお肉と、味のしみた豆腐がとてもおいしい肉豆腐に仕上がりますよ。
牛肉は初めに炒めることで、臭みが少なく仕上がります。しっかりと色が変わるくらい炒めましょう。
今回は牛こま肉を使用しますが、豚肉でも代用可能です。部位はこま肉のように脂身が混ざっているものや、肩ロースなど適度に脂のある部位がおすすめです。
牛肉は煮る前に炒めると臭みなく仕上がる
煮る前にしっかり炒めることで、臭みがなくなりおいしく仕上がります。お肉の色がしっかりと変わるくらい炒めてから煮ていきます。
お肉だけ先にしっかり煮ると、味もしみこみ柔らかく仕上がる
先にお肉だけで煮ていくことで柔らかく味のしみた肉豆腐のお肉に仕上がります。煮汁にもお肉のうまみが染み出すので、この後煮る野菜や豆腐がうまみがアップします。また、野菜の食感もよく、豆腐も崩れずに済みますよ。
野菜の煮加減はお好みですが、白菜がしっかり柔らかくトロトロになるくらい煮るとおいしいですよ。野菜がくたくたになると、また水分量が上がってきます。ここに豆腐を入れていきましょう。
豆腐を入れてからは弱火でゆっくりと煮る
豆腐は煮立たせないようにしましょう。食感が変わってしまいます。また1度火を止め、しばらく冷ますと味がぐんと入りおいしく仕上がりますよ。
お肉と野菜のうまみたっぷりの基本の肉豆腐の完成
お肉を先に炒めることで臭みのない肉豆腐に仕上がります。また、お肉だけを先に煮ることで柔らかく味のしみたお肉になります。豆腐も煮立たせないことで、崩れず、食感がしっかりしたままの豆腐を楽しめます。
ポイントを押さえるだけでぐんとおいしい肉豆腐に変身します。ぜひお試しください。
フードコーディネーター、調理師として活動中。企業お料理教室のレシピ開発、カフェ等でのメニュー開発、保育園給食調理の実績あり。幼児食インストラクターを活かし、親子で楽しめるレシピを目指しています。