料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、山芋をたっぷり生地に使ったモッチモチ食感がおいしいお手軽チヂミです。生地だけも味がついていますが、具材に長ねぎとにんじん、そしてチーズを加え、野菜の甘さとチーズのコクが生地のおいしさを引き立ててくれます。では早速作りましょう!
もっちもち食感!チーズのコクがおいしい山芋のチヂミの材料(4人分)
具材
山芋 | 12cm(340g) | |
にんじん | 6cm(50g) | |
長ねぎ | 2本 | |
シュレッドチーズ | 30g |
生地
薄力粉 | 50g | |
片栗粉 | 30g | |
卵 | 2個 | |
和風だし顆粒 | 大さじ1/2 | |
塩 | ふたつまみ | |
水 | 大さじ2 |
たれ調味料
しょうゆ | 大さじ2 | |
酢 | 大さじ1 |
その他
ごま油 | 大さじ1 |
もっちもち食感!チーズのコクがおいしい山芋のチヂミの作り方
長ねぎはまず縦に切ってから!
長ねぎは丸い形状のため、まずは縦半分に切ってから3cm長さに切っていきます。今回は3cm長さに切って使用していますが、例えば長ねぎを千切りや刻む場合も、直接切るより、まずは縦半分に切ってから各々の形状に切ることで、包丁が表面を滑らず、きれいに切ることができます。
今回、3cm長さに切ったあと、中に何層も包まれているので、軽く中をほぐして使用します。
すりおろす時のマル秘テクニック!
山芋は、皮をむくと独特のぬめりっけがあるため、そのまま手で握ると滑ってしまったり、手がかゆくなるため、ペーパータオルを持ち手にぐるっと巻き、すりおろします。
こうすることで、滑らず、手もかゆくならずにすりおろすことができます。長さが短くなってきたら、ペーパータオルをはずし、フォークで持ち手部分を刺してすりおろすと、最後まですりおろせます。
薄力粉は振るいにかけて使う
手順でも書きましたが、薄力粉は振るいにかけて使います。薄力粉は、小さなかたまりができやすく、そのまま使うと粒々とした白い玉状のものが残りやすく、うまくなじみにくいため、直接ボウルに振るいをかけながら薄力粉を使います。
ボウルに直接振るうことで、手間もかからず、そのまま使えて便利です。
モッチモチ生地に野菜とチーズの甘さとコクがぎっしり!
表面はごま油でカリカリに焼け、生地全体は山芋を使っているのでとてもモッチモチ食感なのでお餅のような食感です。生地にぎっしり詰まった長ねぎとにんじんが加熱によって甘さが出ているので食べやすい味です。そして、シュレッドチーズも練り込んでいるので、和風だしだけでは味わえない濃厚な味に箸が止まらなくなります。
特に長ねぎは、3cm長さに切っているので噛めば噛むほどじんわり甘みが感じられ、他の食材では表面できないやさしい甘さにもっと使えばよかったっと思ってしまうくらい、ベストな具材に思えます。
そして、酢醤油の酸味がとても相性がよく、いくら食べても飽きないので、ペロリと食べれてしまいます。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。