このページでは、果物のびわの缶詰を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
びわの缶詰のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはびわの缶詰の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 80 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 19.8 | g | |
└糖質 | 19.3 | g | 普通 |
└食物繊維 | 0.6 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.3 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「びわ 缶詰」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、びわの缶詰がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
びわの缶詰はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
びわの缶詰とは?どんな食材?
びわの缶詰は、フルーツ加工品の一つであり、主にびわを使用して作られます。びわは、日本を代表する夏の果物であり、甘くてジューシーな味わいが特徴です。このびわを缶詰にすることで、長期間保存が可能となります。
びわの缶詰の特徴1:甘さと酸味のバランス
びわの缶詰は、びわの特徴である甘さと酸味のバランスが絶妙です。びわは熟すと甘くなる一方で、酸味も増していきます。缶詰にすることで、そのバランスを保ちながら風味を引き出すことができます。甘さと酸味の絶妙な調和が、びわの缶詰の魅力となっています。
びわの缶詰の特徴2:滑らかな食感
びわの缶詰は、びわの果肉がしっかりとした食感を持っています。びわは果肉が柔らかく、口の中でほどけるような食感がありますが、缶詰にすることで果肉がより滑らかになります。そのため、食べる際に口の中で優雅に広がる食感を楽しむことができます。
びわの缶詰の特徴3:栄養価の保持
びわの缶詰は、缶詰にすることで栄養価をしっかりと保持しています。びわにはビタミンCや食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれており、健康に良いとされています。缶詰にすることで、これらの栄養素を長期間にわたって摂取することができます。
以上のように、びわの缶詰は甘さと酸味のバランスが絶妙で、滑らかな食感を楽しむことができ、栄養価もしっかりと保持されています。びわの缶詰は、お菓子やデザートとしてだけでなく、料理のアクセントとしても利用されることがあります。びわの缶詰を使った料理やスイーツを通じて、びわの魅力を存分に味わってみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はびわの缶詰がダイエットにどう役立つか説明します!
びわの缶詰はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
「びわの缶詰」は可食部100gあたり80kcalと、やや低いカロリーです。このため、ダイエット中の方にとっては適した食材と言えます。カロリー制限をしながら健康的な食事を摂りたい方にとって、びわの缶詰は満足感を得ながらカロリーを抑えることができるでしょう。
2. 糖質が普通であるため、エネルギー源として利用できる
びわの缶詰に含まれる糖質は19.3gで、普通の量です。糖質は私たちの体の主要なエネルギー源となります。適切な量の糖質を摂ることで、体の機能を正常に保ちながら活動することができます。びわの缶詰は糖質を含んでおり、エネルギー補給に役立つでしょう。
3. 食物繊維を含んでおり、腸内環境を改善する
びわの缶詰には食物繊維が0.6g含まれており、普通の量です。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を抑えることができます。びわの缶詰を摂ることで、健康的な腸内環境を維持することができるでしょう。
以上のように、「びわの缶詰」は低カロリーでありながら糖質や食物繊維を含んでいるため、ダイエットやエネルギー補給、腸内環境改善に役立つ食材と言えます。健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた食生活を送ることができます。
おすすめ:びわの缶詰のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
びわの缶詰に含まれる無機質の栄養を解説!
1. 低いナトリウム含有量
びわの缶詰は可食部100gあたりにわずか2mgのナトリウムを含んでおり、その含有量は低いと言えます。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスクを増加させることが知られていますが、びわの缶詰はその心配を軽減することができる食材と言えます。
2. 銅の豊富な含有量
びわの缶詰には銅が0.17mg含まれており、その含有量は多いと言えます。銅は体内で酵素の働きを促進する役割を持ち、骨や血管の健康維持にも関与しています。びわの缶詰を摂取することで、銅の摂取量を増やすことができます。
3. カルシウムの普通な含有量
びわの缶詰にはカルシウムが22mg含まれており、その含有量は普通と言えます。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たすほか、神経や筋肉の正常な機能にも関与しています。びわの缶詰を摂取することで、カルシウムの補給を行うことができます。
以上のように、びわの缶詰は低いナトリウム含有量、銅の豊富な含有量、普通なカルシウム含有量という3つの特徴を持っています。これらの特徴を踏まえて、びわの缶詰はバランスの取れた栄養摂取に役立つ食材と言えるでしょう。
びわの缶詰に含まれるビタミンを解説!
びわの缶詰のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの特徴
びわの缶詰に含まれるビタミンAは、レチノールとα-カロテンは無く、しかし、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量は多く含まれています。
2. ビタミンEの特徴
びわの缶詰に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールは普通の量含まれていますが、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。
3. ビタミンB群の特徴
びわの缶詰に含まれるビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6は、いずれも低い量です。
最後に、びわの缶詰の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「びわの缶詰」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 80 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 19.8 | g | |
└糖質 | 19.3 | g | 普通 |
└食物繊維 | 0.6 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.3 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「びわの缶詰」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 79.6 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.2 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「びわの缶詰」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 60 | mg | 低い |
カルシウム | 22 | mg | 普通 |
マグネシウム | 5 | mg | 低い |
リン | 3 | mg | 低い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.17 | mg | 多い |
マンガン | 0.10 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 320 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 310 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 470 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 39 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
試料: ヘビーシラップ漬/液汁を含んだもの (液汁 45 % )/ビタミンC: 酸化防止用として添加品あり
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
びわの缶詰と同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
アセロラジュース | 42 | 10.3 | 0.1 | 0 | 0.2 |
あんずの缶詰 | 79 | 18.3 | 0.5 | 0.4 | 0.8 |
いちごジャム | 250 | 62.1 | 0.4 | 0.1 | 1.3 |
いちじくの缶詰 | 78 | 18.4 | 0.5 | 0.1 | 1.2 |
梅干し(塩漬) | 29 | 1.1 | 0.9 | 0.7 | 3.3 |
うめジュース | 49 | 12.2 | Tr | Tr | 0.1 |
うんしゅうみかんの缶詰 | 63 | 14.9 | 0.5 | 0.1 | 0.5 |
グリーンオリーブの塩漬け | 148 | 1.9 | 1.0 | 15.0 | 3.3 |
ブラックオリーブの塩漬け | 121 | 1.5 | 0.8 | 12.3 | 2.5 |
スタッフドオリーブの塩漬け | 141 | 0.7 | 0.8 | 14.3 | 3.7 |
バレンシアのマーマレード | 233 | 62.6 | 0.2 | 0.1 | 0.7 |
干しがき | 274 | 58.7 | 1.5 | 1.7 | 14.0 |
かぼす果汁 | 36 | 8.4 | 0.4 | 0.1 | 0.1 |
グァバジュース | 49 | 11.5 | 0.1 | 0.1 | 0.8 |
グレープフルーツの缶詰 | 60 | 16.5 | 0.5 | Tr | 0.6 |
アメリカンチェリーの缶詰 | 70 | 15.8 | 0.6 | 0.1 | 1.0 |
シークヮーサー果汁 | 35 | 7.6 | 0.8 | 0.1 | 0.3 |
シークヮーサージュース | 48 | 11.8 | 0.1 | Tr | 0 |
すだち果汁 | 29 | 6.5 | 0.5 | 0.1 | 0.1 |
だいだい果汁 | 35 | 8.0 | 0.3 | 0.2 | 0 |
梨の缶詰 | 76 | 18.5 | 0.1 | 0.1 | 0.7 |
西洋なしの缶詰 | 79 | 17.2 | 0.2 | 0.1 | 1.0 |
なつみかんの缶詰 | 80 | 18.9 | 0.5 | 0.1 | 0.5 |
パインアップルの缶詰 | 76 | 20.0 | 0.4 | 0.1 | 0.5 |
パッションフルーツ果汁 | 67 | 13.4 | 0.8 | 0.4 | 0 |
びわの缶詰 | 80 | 19.3 | 0.3 | 0.1 | 0.6 |
干しぶどう | 324 | 75.9 | 2.7 | 0.2 | 4.1 |
ぶどうジュース | 54 | 14.4 | 0.3 | 0.2 | 0.1 |
ぶどうの缶詰 | 83 | 20.4 | 0.4 | 0.1 | 0.2 |
ぶどうジャム | 189 | 46.3 | 0.5 | 0.1 | 1.5 |
ブルーベリージャム | 174 | 39.9 | 0.7 | 0.3 | 4.3 |
ぶんたんのざぼん漬 | 338 | 82.9 | 0.2 | 0.1 | 2.7 |
ももの缶詰 | 82 | 19.4 | 0.5 | 0.1 | 1.4 |
ゆず果汁 | 30 | 6.7 | 0.5 | 0.1 | 0.4 |
ライム果汁 | 39 | 9.2 | 0.4 | 0.1 | 0.2 |
りんごジュース | 43 | 11.4 | 0.2 | 0.1 | Tr |
りんごの缶詰 | 81 | 19.9 | 0.3 | 0.1 | 0.4 |
りんごジャム | 203 | 52.0 | 0.2 | 0.1 | 0.8 |
レモン果汁 | 24 | 2.1 | 0.4 | 0.2 | Tr |
ココナッツウォーター | 22 | 5.0 | 0.2 | 0.1 | 0 |
ドライマンゴー | 339 | 76.6 | 3.1 | 0.7 | 6.4 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。