アセロラジュースのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

アセロラジュースのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはアセロラジュースの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	42	Kcal	低い
炭水化物	10.5	g
└糖質	10.3	g	低い
└食物繊維	0.2	g	普通
たんぱく質	0.1	g	かなり低い
脂質	0	g	無し
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「アセロラ　果実飲料　10%果汁入り飲料」（アセロラ果実飲料（10%果汁入り飲料））の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、アセロラジュースがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

アセロラジュースはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

アセロラジュースとは？どんな食材？

アセロラジュースとは、果物の一種であるアセロラを主成分とした飲み物です。アセロラは、南アメリカ原産の小さな赤い実を持つ木で育つ果物であり、非常に豊富なビタミンCを含んでいます。そのため、アセロラジュースはビタミンCの補給に適した飲み物として知られています。

アセロラの特徴

アセロラは、直径がわずか1センチ程度の小さな実をつける果物です。実は鮮やかな赤色をしており、見た目も可愛らしいです。また、アセロラは酸味があり、少し酸っぱい味わいが特徴です。この酸味が、アセロラジュースに爽やかな風味を与えています。

アセロラジュースの製法

アセロラジュースは、アセロラを収穫した後、果汁を絞って作られます。アセロラの実を洗い、種や皮を取り除いた後、果汁抽出機などを使用して果汁を絞ります。その後、適切な濃度に調整し、瓶詰めされます。アセロラジュースは、保存料や添加物を使用せずに作られることが多く、自然な味わいが楽しめます。

アセロラジュースの効果・効能

アセロラジュースには、ビタミンCの他にも、ビタミンAやビタミンE、カルシウム、鉄などの栄養素が豊富に含まれています。そのため、アセロラジュースは免疫力の向上や美肌効果、疲労回復などに効果が期待されています。また、アセロラには抗酸化作用もあり、体内の活性酸素を抑制する効果があります。

まとめ

アセロラジュースは、アセロラを主成分とした飲み物であり、ビタミンCを豊富に含んでいます。アセロラは小さな赤い実を持ち、酸味があります。アセロラジュースはアセロラの実を絞って作られ、保存料や添加物を使用せずに製造されることが多いです。ビタミンCの他にも栄養素が豊富であり、免疫力向上や美肌効果、疲労回復などの効果が期待されています。

アセロラジュースはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーでダイエットに適している

アセロラジュースは可食部100gあたり42kcalと、非常に低カロリーです。カロリーが低いため、ダイエット中の方やカロリー摂取を気にする方にとっては、良い選択肢と言えます。アセロラジュースを飲むことで、満足感を得ながらカロリー摂取を抑えることができ、健康的な食事に役立ちます。

2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える

アセロラジュースは糖質が10.3gと低いです。糖質の摂取が過剰になると、血糖値の上昇や肥満のリスクが高まりますが、アセロラジュースは糖質が低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値の急激な上昇を抑えることで、健康的な血糖コントロールをサポートします。

3. 食物繊維が含まれている

アセロラジュースには食物繊維が0.2g含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は食べ物の消化を遅らせるため、満腹感を持続させる効果もあります。アセロラジュースの食物繊維は普通の量ですが、食事に取り入れることで、健康的な腸内環境を保つことができます。

以上のように、アセロラジュースは低カロリーでダイエットに適しており、糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果があります。また、食物繊維も含まれており、腸内環境を整える効果が期待できます。これらの要素から、アセロラジュースは健康的な食事に役立つ食材と言えます。

おすすめ：アセロラジュースのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

アセロラジュースに含まれる無機質の栄養を解説！

アセロラジュースの特徴

アセロラジュースは、果物の栄養データを見ると以下のような特徴があります。

1. 低い無機質栄養素含有量

アセロラジュースは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などの無機質栄養素の含有量が非常に低いです。これは、アセロラジュースを摂取してもこれらの栄養素を十分に摂取することは難しいことを意味します。

2. 銅の普通な含有量

一方で、アセロラジュースに含まれる銅の含有量は普通です。銅は体内で酵素の働きを助ける役割を持っており、健康維持に重要な栄養素です。アセロラジュースには銅が含まれているため、銅の摂取源として利用することができます。

3. その他の無機質栄養素は含まれていない

アセロラジュースには、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどの他の無機質栄養素は含まれていません。これらの栄養素は、体内の様々な機能に関与しており、健康維持に重要ですが、アセロラジュースからは摂取することができません。

以上の特徴から、アセロラジュースは無機質栄養素の含有量が低く、特に銅以外の栄養素はほとんど含まれていないことがわかります。そのため、アセロラジュースを摂取する際には、他の食材や飲み物から必要な栄養素を摂取することが重要です。

アセロラジュースに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの特徴

アセロラジュースに含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンは無く、β-カロテンやβ-カロテン当量が35 μgという量で多いです。また、レチノール活性当量は3 μgで普通の量です。

2. ビタミンEの特徴

アセロラジュースに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.1 mgで低いです。β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは無く、そのため総合的なビタミンEの含有量は普通となります。

3. パントテン酸とビタミンCの特徴

アセロラジュースに含まれるパントテン酸は0.03 mgで低いですが、ビタミンCは120 mgという多い量が含まれています。

「アセロラジュース」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	42	Kcal	低い
炭水化物	10.5	g
└糖質	10.3	g	低い
└食物繊維	0.2	g	普通
たんぱく質	0.1	g	かなり低い
脂質	0	g	無し
「アセロラジュース」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	89.4	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	Tr	g	無し
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「アセロラジュース」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	13	mg	低い
カルシウム	1	mg	低い
マグネシウム	1	mg	低い
リン	2	mg	低い
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.04	mg	普通
マンガン	-	mg	無し
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	0	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	35	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	35	μg	多い
└レチノール活性当量	3	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.1	mg	低い
└β-トコフェロール	Tr	mg	無し
└γ-トコフェロール	0.1	mg	普通
└δ-トコフェロール	Tr	mg	無し
ビタミンK	0	μg	無し
ビタミンB1	Tr	mg	無し
ビタミンB2	Tr	mg	無し
ナイアシン	Tr	mg	無し
ビタミンB6	0	mg	無し
ビタミンB12	0	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.03	mg	低い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	120	mg	多い

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

アセロラジュースと同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
アセロラジュース	42	10.3	0.1	0	0.2
あんずの缶詰	79	18.3	0.5	0.4	0.8
いちごジャム	250	62.1	0.4	0.1	1.3
いちじくの缶詰	78	18.4	0.5	0.1	1.2
梅干し（塩漬）	29	1.1	0.9	0.7	3.3
うめジュース	49	12.2	Tr	Tr	0.1
うんしゅうみかんの缶詰	63	14.9	0.5	0.1	0.5
グリーンオリーブの塩漬け	148	1.9	1.0	15.0	3.3
ブラックオリーブの塩漬け	121	1.5	0.8	12.3	2.5
スタッフドオリーブの塩漬け	141	0.7	0.8	14.3	3.7
バレンシアのマーマレード	233	62.6	0.2	0.1	0.7
干しがき	274	58.7	1.5	1.7	14.0
かぼす果汁	36	8.4	0.4	0.1	0.1
グァバジュース	49	11.5	0.1	0.1	0.8
グレープフルーツの缶詰	60	16.5	0.5	Tr	0.6
アメリカンチェリーの缶詰	70	15.8	0.6	0.1	1.0
シークヮーサー果汁	35	7.6	0.8	0.1	0.3
シークヮーサージュース	48	11.8	0.1	Tr	0
すだち果汁	29	6.5	0.5	0.1	0.1
だいだい果汁	35	8.0	0.3	0.2	0
梨の缶詰	76	18.5	0.1	0.1	0.7
西洋なしの缶詰	79	17.2	0.2	0.1	1.0
なつみかんの缶詰	80	18.9	0.5	0.1	0.5
パインアップルの缶詰	76	20.0	0.4	0.1	0.5
パッションフルーツ果汁	67	13.4	0.8	0.4	0
びわの缶詰	80	19.3	0.3	0.1	0.6
干しぶどう	324	75.9	2.7	0.2	4.1
ぶどうジュース	54	14.4	0.3	0.2	0.1
ぶどうの缶詰	83	20.4	0.4	0.1	0.2
ぶどうジャム	189	46.3	0.5	0.1	1.5
ブルーベリージャム	174	39.9	0.7	0.3	4.3
ぶんたんのざぼん漬	338	82.9	0.2	0.1	2.7
ももの缶詰	82	19.4	0.5	0.1	1.4
ゆず果汁	30	6.7	0.5	0.1	0.4
ライム果汁	39	9.2	0.4	0.1	0.2
りんごジュース	43	11.4	0.2	0.1	Tr
りんごの缶詰	81	19.9	0.3	0.1	0.4
りんごジャム	203	52.0	0.2	0.1	0.8
レモン果汁	24	2.1	0.4	0.2	Tr
ココナッツウォーター	22	5.0	0.2	0.1	0
ドライマンゴー	339	76.6	3.1	0.7	6.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。