りんごの缶詰のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

りんごの缶詰のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはりんごの缶詰の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	81	Kcal	やや低い
炭水化物	20.1	g
└糖質	19.9	g	普通
└食物繊維	0.4	g	普通
たんぱく質	0.3	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「りんご　缶詰」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、りんごの缶詰がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

りんごの缶詰はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

りんごの缶詰とは？どんな食材？

りんごの缶詰は、新鮮なりんごを加工して缶詰にした食材です。缶詰にすることで、長期間保存が可能となります。りんごの缶詰は、りんごの風味や甘みをそのままに、手軽に食べることができる便利な食材です。

りんごの缶詰の特徴

りんごの缶詰の特徴は、以下の3つです。

1. 鮮度を保ったままの風味

りんごの缶詰は、新鮮なりんごを使用しているため、りんご本来の風味を楽しむことができます。缶詰にすることで酸化を防ぎ、りんごの鮮度を長期間保つことができます。

2. 甘みが引き立つ

りんごの缶詰は、りんご自体に含まれる天然の甘みが引き立ちます。りんごの糖分が濃縮され、より甘みを感じることができます。甘い味わいが特徴であり、デザートやスイーツの材料としても利用されます。

3. 手軽に利用できる

缶詰になっているため、りんごの缶詰は手軽に利用することができます。缶詰は長期保存が可能なため、季節を問わずに利用することができます。りんごの缶詰は、そのまま食べるだけでなく、パイやケーキ、ジャムなどの材料としても幅広く活用されています。

まとめ

りんごの缶詰は、新鮮なりんごを加工して缶詰にした食材であり、りんごの風味や甘みをそのまま楽しむことができます。鮮度を保ったままの風味、甘みが引き立つ特徴、手軽に利用できるという3つのポイントがあります。デザートやスイーツの材料としても活用されており、幅広い料理に利用することができます。

りんごの缶詰はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. カロリーがやや低い

りんごの缶詰は、可食部100gあたり81kcalと、やや低いカロリーです。カロリーが低いため、ダイエット中やカロリーを気にする方にも適しています。りんごの缶詰を食事に取り入れることで、ヘルシーな食事を実現することができます。

2. 糖質が普通

りんごの缶詰に含まれる糖質は、可食部100gあたり19.9gで、普通の量です。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満の原因になる可能性があります。りんごの缶詰は適度な糖質を含んでいるため、バランスの取れた食事に役立ちます。

3. 食物繊維が普通

りんごの缶詰には、可食部100gあたり0.4gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える役割や便秘の予防に効果があります。りんごの缶詰に含まれる食物繊維は普通の量であり、健康的な腸内環境を保つために役立つ食材と言えます。

以上の理由から、りんごの缶詰はカロリーがやや低く、糖質や食物繊維の量も適切なため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。定期的にりんごの缶詰を摂取することで、バランスの取れた食生活を実現しましょう。

おすすめ：りんごの缶詰のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

りんごの缶詰に含まれる無機質の栄養を解説！

りんごの缶詰の栄養データの特徴

りんごの缶詰は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。

1. 低いナトリウム含有量

りんごの缶詰は、可食部100gあたりのナトリウム含有量が2 mgと非常に低いです。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスク因子とされているため、ナトリウムを制限する必要がある方にとっては適した食材と言えます。

2. 低いカリウム含有量

りんごの缶詰には、可食部100gあたりのカリウムが30 mg含まれています。カリウムは体内の水分バランスや神経・筋肉の正常な機能を維持するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると腎臓に負担をかける可能性があります。そのため、カリウム制限が必要な方にとっては適量の食材となります。

3. 低いカルシウム含有量

りんごの缶詰には、可食部100gあたりのカルシウムが4 mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、骨粗鬆症の予防にも関与しています。しかし、りんごの缶詰にはカルシウムが少ないため、カルシウムを摂りたい方には他の食材と組み合わせて摂取する必要があります。

以上のように、りんごの缶詰はナトリウム、カリウム、カルシウムの含有量が低いという特徴があります。これらの栄養データを踏まえて、自身の食事計画に取り入れる際には、バランスの良い食事を心掛けることが重要です。

りんごの缶詰に含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの含有量は少ない

りんごの缶詰に含まれるビタミンAは、レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンのいずれも0 μgであり、ビタミンAがほとんど含まれていないことがわかります。

2. ビタミンEの含有量は低い

りんごの缶詰に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが0.1 mg含まれています。しかし、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていないため、ビタミンEの含有量は低いと言えます。

3. ビタミンB群の含有量も低い

りんごの缶詰に含まれるビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6の含有量はいずれも0.01 mgであり、低いと言えます。これらのビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たしていますが、りんごの缶詰にはそれらがほとんど含まれていないということです。

以上の結果から、りんごの缶詰はビタミンA、ビタミンE、ビタミンB群の含有量が少ないことがわかります。そのため、りんごの缶詰を摂取する際には、他の食品からこれらのビタミンを摂取することが重要です。

「りんごの缶詰」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	81	Kcal	やや低い
炭水化物	20.1	g
└糖質	19.9	g	普通
└食物繊維	0.4	g	普通
たんぱく質	0.3	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
「りんごの缶詰」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	79.4	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	0.1	g	低い
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「りんごの缶詰」のビタミン・無機質等
ナトリウム	2	mg	低い
カリウム	30	mg	低い
カルシウム	4	mg	低い
マグネシウム	2	mg	低い
リン	4	mg	低い
鉄	0.2	mg	低い
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.02	mg	低い
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	0	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	9	μg	普通
└レチノール活性当量	1	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.1	mg	低い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	-	μg	無し
ビタミンB1	0.01	mg	低い
ビタミンB2	0.01	mg	低い
ナイアシン	0.1	mg	低い
ビタミンB6	0.01	mg	低い
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0	mg	無し
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	Tr	mg	無し

試料： ヘビーシラップ漬 ／液汁を含んだもの (液汁 50 % )／ビタミンC： 酸化防止用として添加品あり

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

りんごの缶詰と同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
アセロラジュース	42	10.3	0.1	0	0.2
あんずの缶詰	79	18.3	0.5	0.4	0.8
いちごジャム	250	62.1	0.4	0.1	1.3
いちじくの缶詰	78	18.4	0.5	0.1	1.2
梅干し（塩漬）	29	1.1	0.9	0.7	3.3
うめジュース	49	12.2	Tr	Tr	0.1
うんしゅうみかんの缶詰	63	14.9	0.5	0.1	0.5
グリーンオリーブの塩漬け	148	1.9	1.0	15.0	3.3
ブラックオリーブの塩漬け	121	1.5	0.8	12.3	2.5
スタッフドオリーブの塩漬け	141	0.7	0.8	14.3	3.7
バレンシアのマーマレード	233	62.6	0.2	0.1	0.7
干しがき	274	58.7	1.5	1.7	14.0
かぼす果汁	36	8.4	0.4	0.1	0.1
グァバジュース	49	11.5	0.1	0.1	0.8
グレープフルーツの缶詰	60	16.5	0.5	Tr	0.6
アメリカンチェリーの缶詰	70	15.8	0.6	0.1	1.0
シークヮーサー果汁	35	7.6	0.8	0.1	0.3
シークヮーサージュース	48	11.8	0.1	Tr	0
すだち果汁	29	6.5	0.5	0.1	0.1
だいだい果汁	35	8.0	0.3	0.2	0
梨の缶詰	76	18.5	0.1	0.1	0.7
西洋なしの缶詰	79	17.2	0.2	0.1	1.0
なつみかんの缶詰	80	18.9	0.5	0.1	0.5
パインアップルの缶詰	76	20.0	0.4	0.1	0.5
パッションフルーツ果汁	67	13.4	0.8	0.4	0
びわの缶詰	80	19.3	0.3	0.1	0.6
干しぶどう	324	75.9	2.7	0.2	4.1
ぶどうジュース	54	14.4	0.3	0.2	0.1
ぶどうの缶詰	83	20.4	0.4	0.1	0.2
ぶどうジャム	189	46.3	0.5	0.1	1.5
ブルーベリージャム	174	39.9	0.7	0.3	4.3
ぶんたんのざぼん漬	338	82.9	0.2	0.1	2.7
ももの缶詰	82	19.4	0.5	0.1	1.4
ゆず果汁	30	6.7	0.5	0.1	0.4
ライム果汁	39	9.2	0.4	0.1	0.2
りんごジュース	43	11.4	0.2	0.1	Tr
りんごの缶詰	81	19.9	0.3	0.1	0.4
りんごジャム	203	52.0	0.2	0.1	0.8
レモン果汁	24	2.1	0.4	0.2	Tr
ココナッツウォーター	22	5.0	0.2	0.1	0
ドライマンゴー	339	76.6	3.1	0.7	6.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。