ゆず果汁のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

ゆず果汁のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはゆず果汁の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	30	Kcal	かなり低い
炭水化物	7.0	g
└糖質	6.7	g	低い
└食物繊維	0.4	g	普通
たんぱく質	0.5	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「（かんきつ類）　ゆず　果汁　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、ゆず果汁がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

ゆず果汁はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

ゆず果汁とは？どんな食材？

ゆず果汁は、日本の伝統的な柑橘類であるゆずから抽出される果汁です。ゆずは、冬に収穫されることが一般的で、その鮮やかな黄色と特有の香りが特徴です。ゆず果汁は、そのまま飲むだけでなく、料理や飲み物の風味付けにも使用されます。

1. 鮮やかな風味と香り

ゆず果汁は、その特有の風味と香りが特徴です。柑橘系の爽やかな酸味と甘みが絶妙に調和し、料理や飲み物に独特の味わいを与えます。その鮮やかな黄色は、見た目にも美しく、料理の彩りを引き立てます。

2. ビタミンCや抗酸化物質を含む

ゆず果汁には、豊富なビタミンCや抗酸化物質が含まれています。ビタミンCは免疫力を高める効果があり、風邪や疲労回復にも役立ちます。また、抗酸化物質は体内の活性酸素を除去し、若々しい肌や健康維持にも効果的です。

3. 多様な使い方ができる

ゆず果汁は、その風味や香りの特徴から、さまざまな料理や飲み物に使用することができます。例えば、ドレッシングやマリネ、ソースの風味付けに加えることで、料理の味を引き立てます。また、お茶やカクテルに加えることで、爽やかな風味を楽しむことができます。

以上のように、ゆず果汁は鮮やかな風味と香りを持ち、ビタミンCや抗酸化物質を含み、多様な使い方ができる食材です。日本料理や和風料理において、独特の味わいを楽しむために活用されています。

ゆず果汁はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーでダイエットに適している

ゆず果汁は可食部100gあたり30kcalと、かなり低いカロリーです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方にとっては適した食材と言えます。ダイエットは摂取カロリーを制限することが重要であり、ゆず果汁を摂取することで、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。

2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える

ゆず果汁は糖質が6.7gと低い特徴があります。糖質の摂取量が多いと血糖値が急上昇し、インシュリンの分泌が促されますが、ゆず果汁を摂取することで血糖値の上昇を抑えることができます。特に糖尿病や血糖値のコントロールが必要な方にとっては、ゆず果汁は健康的な食材と言えます。

3. 食物繊維を含み、腸内環境の改善に役立つ

ゆず果汁には食物繊維が0.4g含まれており、普通の量です。食物繊維は腸内環境を改善する効果があり、便通を促進する働きもあります。また、食物繊維は満腹感を持続させる効果もありますので、食事の量を抑えることができます。ゆず果汁を摂取することで、腸内環境の改善やダイエットにも役立つことができます。

おすすめ：ゆず果汁のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

ゆず果汁に含まれる無機質の栄養を解説！

ゆず果汁の特徴

ゆず果汁の栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。

1. ナトリウムが低い

ゆず果汁は、可食部100gあたりに1 mgのナトリウムが含まれています。この量は非常に低く、塩分摂取を控えたい方にとっては適しています。

2. カリウムが普通

ゆず果汁には、可食部100gあたりに210 mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整する役割を持ち、筋肉の収縮や神経伝達にも関与しています。ゆず果汁のカリウム含有量は普通と言えます。

3. マグネシウムが低い

ゆず果汁には、可食部100gあたりに11 mgのマグネシウムが含まれています。マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に重要な役割を果たしていますが、ゆず果汁には少量しか含まれていません。そのため、マグネシウムを積極的に摂取したい方には他の食材との組み合わせがおすすめです。

以上のように、ゆず果汁はナトリウムが低く、カリウムは普通、マグネシウムは低いという特徴を持っています。そのため、塩分制限をしたい方やカリウムを摂取したい方には良い選択肢となるでしょう。ただし、マグネシウムを多く摂取したい場合には他の食材との組み合わせを考える必要があります。

ゆず果汁に含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの特徴

ゆず果汁に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテン、β-カロテンなどは含まれていません。しかし、β-クリプトキサンチンは15 μg含まれており、他の成分と比べて多いです。また、β-カロテン当量やレチノール活性当量も1 μgと普通の量が含まれています。

2. ビタミンEの特徴

ゆず果汁に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.2 mg含まれており、他の成分と比べて普通の量です。一方、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。

3. その他のビタミンの特徴

ゆず果汁には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が含まれていますが、これらの成分の含有量は低いです。一方、ビタミンCは40 mg含まれており、他の成分と比べて多い量が含まれています。

なお、ゆず果汁にはビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、ビオチンは含まれていません。

「ゆず果汁」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	30	Kcal	かなり低い
炭水化物	7.0	g
└糖質	6.7	g	低い
└食物繊維	0.4	g	普通
たんぱく質	0.5	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
「ゆず果汁」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	92.0	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	0.4	g	低い
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「ゆず果汁」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	210	mg	普通
カルシウム	20	mg	普通
マグネシウム	11	mg	低い
リン	11	mg	低い
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.02	mg	低い
マンガン	0.10	mg	普通
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	15	μg	多い
└β-カロテン当量	7	μg	普通
└レチノール活性当量	1	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.2	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	-	μg	無し
ビタミンB1	0.05	mg	普通
ビタミンB2	0.02	mg	低い
ナイアシン	0.2	mg	低い
ビタミンB6	0.02	mg	低い
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.29	mg	普通
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	40	mg	多い

全果に対する果汁分： 25 %

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ゆず果汁と同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
アセロラジュース	42	10.3	0.1	0	0.2
あんずの缶詰	79	18.3	0.5	0.4	0.8
いちごジャム	250	62.1	0.4	0.1	1.3
いちじくの缶詰	78	18.4	0.5	0.1	1.2
梅干し（塩漬）	29	1.1	0.9	0.7	3.3
うめジュース	49	12.2	Tr	Tr	0.1
うんしゅうみかんの缶詰	63	14.9	0.5	0.1	0.5
グリーンオリーブの塩漬け	148	1.9	1.0	15.0	3.3
ブラックオリーブの塩漬け	121	1.5	0.8	12.3	2.5
スタッフドオリーブの塩漬け	141	0.7	0.8	14.3	3.7
バレンシアのマーマレード	233	62.6	0.2	0.1	0.7
干しがき	274	58.7	1.5	1.7	14.0
かぼす果汁	36	8.4	0.4	0.1	0.1
グァバジュース	49	11.5	0.1	0.1	0.8
グレープフルーツの缶詰	60	16.5	0.5	Tr	0.6
アメリカンチェリーの缶詰	70	15.8	0.6	0.1	1.0
シークヮーサー果汁	35	7.6	0.8	0.1	0.3
シークヮーサージュース	48	11.8	0.1	Tr	0
すだち果汁	29	6.5	0.5	0.1	0.1
だいだい果汁	35	8.0	0.3	0.2	0
梨の缶詰	76	18.5	0.1	0.1	0.7
西洋なしの缶詰	79	17.2	0.2	0.1	1.0
なつみかんの缶詰	80	18.9	0.5	0.1	0.5
パインアップルの缶詰	76	20.0	0.4	0.1	0.5
パッションフルーツ果汁	67	13.4	0.8	0.4	0
びわの缶詰	80	19.3	0.3	0.1	0.6
干しぶどう	324	75.9	2.7	0.2	4.1
ぶどうジュース	54	14.4	0.3	0.2	0.1
ぶどうの缶詰	83	20.4	0.4	0.1	0.2
ぶどうジャム	189	46.3	0.5	0.1	1.5
ブルーベリージャム	174	39.9	0.7	0.3	4.3
ぶんたんのざぼん漬	338	82.9	0.2	0.1	2.7
ももの缶詰	82	19.4	0.5	0.1	1.4
ゆず果汁	30	6.7	0.5	0.1	0.4
ライム果汁	39	9.2	0.4	0.1	0.2
りんごジュース	43	11.4	0.2	0.1	Tr
りんごの缶詰	81	19.9	0.3	0.1	0.4
りんごジャム	203	52.0	0.2	0.1	0.8
レモン果汁	24	2.1	0.4	0.2	Tr
ココナッツウォーター	22	5.0	0.2	0.1	0
ドライマンゴー	339	76.6	3.1	0.7	6.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。