このページでは、果物の西洋なしの缶詰を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
西洋なしの缶詰のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは西洋なしの缶詰の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 79 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 20.7 | g | |
└糖質 | 17.2 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.0 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.2 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「(なし類) 西洋なし 缶詰」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、西洋なしの缶詰がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
西洋なしの缶詰はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
西洋なしの缶詰とは?どんな食材?
西洋なしの缶詰とは、果物の一種である「西洋なし」を加工して缶詰にした食材です。西洋なしは、日本では洋梨とも呼ばれ、柔らかくてジューシーな果肉が特徴です。この果物を缶詰にすることで、長期保存が可能となり、いつでも手軽に味わうことができます。
西洋なしの缶詰の特徴1:甘さと酸味のバランスが絶妙
西洋なしの缶詰は、甘さと酸味のバランスが絶妙です。果肉の柔らかさとジューシーさがそのまま残っており、口に入れた瞬間に広がる甘さは、まさに贅沢な味わいです。さらに、程よい酸味が甘さを引き立て、食欲をそそります。このバランスの良さが、西洋なしの缶詰の魅力の一つです。
西洋なしの缶詰の特徴2:栄養価が高い
西洋なしの缶詰には、栄養価が高いという特徴があります。西洋なしには、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれており、健康に良い影響を与えます。また、果物本来の甘さを活かしており、砂糖を加えずに製造されているため、自然な甘さを楽しむことができます。
西洋なしの缶詰の特徴3:多彩な使い方ができる
西洋なしの缶詰は、多彩な使い方ができる食材です。そのまま食べるだけでなく、サラダやデザートのトッピングとしても活用できます。また、西洋なしの缶詰を使ったジャムやパイの具材としても利用することができます。そのため、様々な料理にアクセントを加えることができ、食卓を彩ることができます。
以上、西洋なしの缶詰の食材について、3つの特徴をご紹介しました。甘さと酸味のバランスが絶妙であり、栄養価も高く、多彩な使い方ができるため、幅広い料理に活用することができます。ぜひ、西洋なしの缶詰を試してみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は西洋なしの缶詰がダイエットにどう役立つか説明します!
西洋なしの缶詰はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「西洋なしの缶詰」は100gあたりのカロリーが79kcalとやや低いです。カロリーが低いため、ダイエット中の方やカロリー摂取を気にしている方にとっては、健康的な食事の一部として取り入れることができます。
2. 糖質が普通でエネルギー源として利用できる
「西洋なしの缶詰」は糖質が17.2g含まれており、普通の量です。糖質は私たちの体にエネルギーを供給する重要な栄養素です。適度な糖質摂取は健康的な食事に欠かせません。
3. 食物繊維が普通で腸内環境を整える
「西洋なしの缶詰」には食物繊維が1g含まれており、普通の量です。食物繊維は腸内環境を整え、便通を良くする効果があります。健康的な消化を促進するためにも、食物繊維を摂取することは重要です。
以上のように、「西洋なしの缶詰」は低カロリーでダイエットに適しており、糖質と食物繊維の含有量も普通であり、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、タンパク質や脂質の含有量は非常に低いため、バランスの良い食事を心掛ける必要があります。
おすすめ:西洋なしの缶詰のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
西洋なしの缶詰に含まれる無機質の栄養を解説!
「西洋なしの缶詰」の特徴
「西洋なしの缶詰」は、栄養データを見ると以下のような特徴があります。
1. 低い無機質含有量
「西洋なしの缶詰」は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛の含有量が低いことがわかります。これらの栄養素は、身体の正常な機能を維持するために必要なものですが、この食材にはそれらがほとんど含まれていないため、他の食材との組み合わせが必要となるでしょう。
2. 普通の銅とマンガン含有量
「西洋なしの缶詰」には、銅とマンガンが普通の含有量として含まれています。これらの栄養素は、酵素の働きや骨の形成に関与しており、適切な量を摂取することが重要です。しかし、この食材の銅とマンガンの含有量は普通の範囲内であり、特に注目する必要はありません。
3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンの欠如
「西洋なしの缶詰」には、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていないことがわかります。これらの栄養素は、甲状腺機能や抗酸化作用など、重要な役割を果たしています。したがって、この食材を摂取する場合は、他の食材からこれらの栄養素を補う必要があります。
以上のように、「西洋なしの缶詰」は、無機質栄養素の含有量が低く、特にヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが欠如していることが特徴と言えます。そのため、バランスの取れた食事を心掛ける必要があるでしょう。
西洋なしの缶詰に含まれるビタミンを解説!
「西洋なしの缶詰」に含まれるビタミンの特徴
ビタミンEの特徴
「西洋なしの缶詰」に含まれるビタミンEは、以下のような特徴があります。
- α-トコフェロールが0.2 mg含まれています。これは普通の量と言えます。
- β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。
ビタミンB群の特徴
「西洋なしの缶詰」に含まれるビタミンB群は、以下のような特徴があります。
- ビタミンB1は0.01 mg含まれています。これは低い量と言えます。
- ビタミンB2は0.02 mg含まれています。これも低い量と言えます。
- ナイアシンは0.3 mg含まれています。これも低い量と言えます。
- ビタミンB6は0.01 mg含まれています。これも低い量と言えます。
その他のビタミン
「西洋なしの缶詰」には、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。
最後に、西洋なしの缶詰の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「西洋なしの缶詰」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 79 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 20.7 | g | |
└糖質 | 17.2 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.0 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.2 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「西洋なしの缶詰」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 78.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.2 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「西洋なしの缶詰」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 55 | mg | 低い |
カルシウム | 4 | mg | 低い |
マグネシウム | 4 | mg | 低い |
リン | 5 | mg | 低い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.03 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | Tr | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (Tr) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.3 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: 洋なし/試料: ヘビーシラップ漬/液汁を含んだもの (液汁 40 % )/ビタミンC: 酸化防止用として添加品あり
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
西洋なしの缶詰と同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
アセロラジュース | 42 | 10.3 | 0.1 | 0 | 0.2 |
あんずの缶詰 | 79 | 18.3 | 0.5 | 0.4 | 0.8 |
いちごジャム | 250 | 62.1 | 0.4 | 0.1 | 1.3 |
いちじくの缶詰 | 78 | 18.4 | 0.5 | 0.1 | 1.2 |
梅干し(塩漬) | 29 | 1.1 | 0.9 | 0.7 | 3.3 |
うめジュース | 49 | 12.2 | Tr | Tr | 0.1 |
うんしゅうみかんの缶詰 | 63 | 14.9 | 0.5 | 0.1 | 0.5 |
グリーンオリーブの塩漬け | 148 | 1.9 | 1.0 | 15.0 | 3.3 |
ブラックオリーブの塩漬け | 121 | 1.5 | 0.8 | 12.3 | 2.5 |
スタッフドオリーブの塩漬け | 141 | 0.7 | 0.8 | 14.3 | 3.7 |
バレンシアのマーマレード | 233 | 62.6 | 0.2 | 0.1 | 0.7 |
干しがき | 274 | 58.7 | 1.5 | 1.7 | 14.0 |
かぼす果汁 | 36 | 8.4 | 0.4 | 0.1 | 0.1 |
グァバジュース | 49 | 11.5 | 0.1 | 0.1 | 0.8 |
グレープフルーツの缶詰 | 60 | 16.5 | 0.5 | Tr | 0.6 |
アメリカンチェリーの缶詰 | 70 | 15.8 | 0.6 | 0.1 | 1.0 |
シークヮーサー果汁 | 35 | 7.6 | 0.8 | 0.1 | 0.3 |
シークヮーサージュース | 48 | 11.8 | 0.1 | Tr | 0 |
すだち果汁 | 29 | 6.5 | 0.5 | 0.1 | 0.1 |
だいだい果汁 | 35 | 8.0 | 0.3 | 0.2 | 0 |
梨の缶詰 | 76 | 18.5 | 0.1 | 0.1 | 0.7 |
西洋なしの缶詰 | 79 | 17.2 | 0.2 | 0.1 | 1.0 |
なつみかんの缶詰 | 80 | 18.9 | 0.5 | 0.1 | 0.5 |
パインアップルの缶詰 | 76 | 20.0 | 0.4 | 0.1 | 0.5 |
パッションフルーツ果汁 | 67 | 13.4 | 0.8 | 0.4 | 0 |
びわの缶詰 | 80 | 19.3 | 0.3 | 0.1 | 0.6 |
干しぶどう | 324 | 75.9 | 2.7 | 0.2 | 4.1 |
ぶどうジュース | 54 | 14.4 | 0.3 | 0.2 | 0.1 |
ぶどうの缶詰 | 83 | 20.4 | 0.4 | 0.1 | 0.2 |
ぶどうジャム | 189 | 46.3 | 0.5 | 0.1 | 1.5 |
ブルーベリージャム | 174 | 39.9 | 0.7 | 0.3 | 4.3 |
ぶんたんのざぼん漬 | 338 | 82.9 | 0.2 | 0.1 | 2.7 |
ももの缶詰 | 82 | 19.4 | 0.5 | 0.1 | 1.4 |
ゆず果汁 | 30 | 6.7 | 0.5 | 0.1 | 0.4 |
ライム果汁 | 39 | 9.2 | 0.4 | 0.1 | 0.2 |
りんごジュース | 43 | 11.4 | 0.2 | 0.1 | Tr |
りんごの缶詰 | 81 | 19.9 | 0.3 | 0.1 | 0.4 |
りんごジャム | 203 | 52.0 | 0.2 | 0.1 | 0.8 |
レモン果汁 | 24 | 2.1 | 0.4 | 0.2 | Tr |
ココナッツウォーター | 22 | 5.0 | 0.2 | 0.1 | 0 |
ドライマンゴー | 339 | 76.6 | 3.1 | 0.7 | 6.4 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。