このページでは、果物のアセロラを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
アセロラのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはアセロラの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 36 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 9.0 | g | |
└糖質 | 7.2 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.7 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「アセロラ 酸味種 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、アセロラがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
アセロラはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Eレシピ
アセロラとは?どんな食材?
アセロラとは、熱帯地域に自生する小さな赤い実を持つ果物です。主に中南米やカリブ海地域で栽培されており、日本でも一部の地域で栽培されています。
アセロラの特徴
アセロラは、直径が1~2センチメートル程度の小さな実であり、鮮やかな赤色をしています。その形状は、一般的なチェリーやイチゴに似ており、見た目も可愛らしいです。
アセロラの味と香り
アセロラの特徴的な味わいは、酸味と甘みのバランスが絶妙です。酸味はレモンやオレンジに似ており、爽やかな酸っぱさがあります。一方で、甘みは独特であり、フルーティーな香りも楽しむことができます。
アセロラの栄養価
アセロラは、ビタミンCが非常に豊富な果物として知られています。他にもビタミンAやビタミンB群、カルシウム、鉄などの栄養素も含まれており、健康に良い影響を与えることが期待されています。
アセロラの利用方法
アセロラは、生で直接食べるだけでなく、ジュースやスムージー、ジャムなどに加工されることもあります。また、サラダやデザートのトッピングとしても利用されることがあります。
まとめ
アセロラは、熱帯地域で栽培される小さな赤い実を持つ果物で、酸味と甘みのバランスが絶妙な味わいが特徴です。豊富なビタミンCや他の栄養素も含まれており、健康に良い影響を与えることが期待されています。生で食べるだけでなく、加工品としても利用されることがあります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はアセロラがダイエットにどう役立つか説明します!
アセロラはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
アセロラの栄養データ
アセロラは、可食部100gあたりで以下の栄養素を含んでいます。
低カロリー
アセロラはカロリーが36kcalと非常に低いです。このため、ダイエットや健康管理をしている方にとって、アセロラは理想的な食材と言えます。
低糖質
アセロラは糖質が7.2gと低いです。糖質を制限している方や血糖値の上昇を気にしている方にとって、アセロラは適した食材となります。
食物繊維が豊富
アセロラには食物繊維が1.9g含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進することが知られています。また、食物繊維は満腹感を与えるため、ダイエット中の食事にも適しています。
以上のように、アセロラは低カロリーであり、低糖質かつ食物繊維が豊富です。これらの特徴から、アセロラは健康的な食事に役立つ果物と言えます。
おすすめ:アセロラのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
アセロラに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
1. ビタミンCが豊富
アセロラはビタミンCの含有量が非常に高く、特に他の果物と比べると優れています。ビタミンCは免疫力を高める作用があり、風邪や疲労回復に効果があります。アセロラを摂取することで、健康維持や美肌効果を期待することができます。
2. ミネラルがバランスよく含まれている
アセロラにはナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが含まれています。特にカリウムは体内の水分バランスを調整する役割があり、心臓や筋肉の正常な働きに必要な栄養素です。アセロラを食べることで、ミネラルのバランスを整えることができます。
3. 銅の含有量が高い
アセロラには銅が多く含まれており、他の果物と比べて銅の含有量が高い特徴があります。銅は体内の酵素の働きを助け、骨や血液の形成にも関与しています。アセロラを摂取することで、銅の補給を効果的に行うことができます。
以上のように、アセロラはビタミンCの豊富さやミネラルのバランス、銅の含有量の高さなどが特徴として挙げられます。日常の食事にアセロラを取り入れることで、健康維持や栄養バランスの改善に役立てることができます。
アセロラに含まれるビタミンを解説!
引用元:ソラレピ
1. ビタミンAの特徴
アセロラに含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンなどは無しですが、β-カロテンやβ-カロテン当量、レチノール活性当量が多い特徴があります。
2. ビタミンEの特徴
アセロラに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールは普通ですが、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールが多い特徴があります。
3. その他のビタミン含有量の特徴
アセロラにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸は普通の含有量ですが、ビタミンCの含有量が多い特徴があります。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はアセロラの使用例としてレシピをご紹介します。
アセロラを使ったレシピ10選!
#1 アセロラジュレのせヨーグルト
プレーンヨーグルト、アセロラジュース、粉ゼラチン、ハチミツ、ミントの葉
このレシピはアセロラジュースを使ったサッパリとしたデザートです。ビタミンCが豊富なアセロラをゼリーにして、ヨーグルトにのせることで、見た目も涼しげで美味しそうなデザートに仕上がります。…
レシピを見る#2 姫の恋する♡ アセロラフルーツポンチ
アセロラジュース、カルピス[原液、炭酸水[無糖、メロンリキュール、さくらんぼ、バナナ、カットパイナップル、カットメロン、カットオレンジ、等
このレシピはアセロラジュースを使ったフルーツポンチです。アセロラの酸味と甘さが引き立つ、さっぱりとした味わいが特徴です。…
レシピを見る#3 グレープフルーツとアセロラのゼリー
グレープフルーツジュース、グラニュー糖、板ゼラチン、コアントロー、グレープフルーツ、アセロラジュース
このレシピはグレープフルーツとアセロラを使ったゼリー料理です。20分で作れる簡単なレシピで、夏の疲れた体にビタミンたっぷりのグレープフルーツとアセロラのサッパリとしたゼリーを楽しめます。…
レシピを見る#4 カラフル白玉のひなまつりポンチのレシピ
白玉粉、抹茶、アセロラジュース、黄桃缶シロップ、イチゴ、黄桃
白、緑、ピンクの白玉がかわいい簡単フルーツポンチです。緑は抹茶、ピンクはアセロラジュースで白玉に色付けしています。…
レシピを見る#5 混ぜるだけ♡勝手に二層ゼリー
ゼラチン、牛乳、生クリーム、グラニュー糖、アセロラジュース
エンゼルケーキ型を使用して作るゼリーのレシピ。二層に分かれ、見た目もかわいらしく仕上がります。…
レシピを見る#6 大鉢ベリーゼリー
アセロラジュース、ミックスベリー、粉ゼラチン、ミント
アセロラジュースと冷凍のミックスベリーを使った、大鉢でつくるゼリーのレシピ。凍ったままのミックスベリーを、粉ゼラチンを溶かしたアセロラジュースに混ぜるだけのお手軽時短料理。…
レシピを見る#7 食べ応え抜群♪ BIGフルーツミルクプリン
砂糖、キウイ、ミックスベリー[冷凍、サイダー(お好みの)、アセロラジュース
このレシピはキウイとミックスベリーを使った食べ応え抜群のフルーツミルクプリンです。濃厚なミルクプリンと具沢山のフルーツポンチを層にしています。…
レシピを見る#8 見た目も可愛い♪ さっぱり2色寒天
カルピス[割ったもの、アセロラジュース
このレシピはカルピスとアセロラジュースを使ったさっぱりとした寒天ゼリーの作り方です。まず、カルピスを割って準備します。…
レシピを見る#9 子供パーティーに♪ ぷるぷるゼリーのチーズケーキ
グラニュー糖、レモン汁、ニチレイアセロラドリンク、抹茶、溶かしバター
このレシピはアセロラドリンクを使ったぷるぷるゼリーのチーズケーキです。お子様のパーティーにぴったりの甘酸っぱいスイーツで、見た目もとっても可愛いですよ!まずはアセロラドリンクをグラニュー糖やレモン汁と一緒に煮詰めてゼリーを作ります。…
レシピを見る#10 かわいい!華やか桃のヨーグルトムースケーキ
グラニュー糖、薄力粉、コーンスターチ、バター、米油、豆乳、プレーンヨーグルト、粉糖、生クリーム、等
見た目が美しい、桃を使ったムースケーキのレシピ。白桃を薄くスライスして、花のように盛り付けることによって華やかな印象に。…
レシピを見る最後に、アセロラの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アセロラ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 36 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 9.0 | g | |
└糖質 | 7.2 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.7 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「アセロラ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 25 | % | 特になし |
水分 | 89.9 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.3 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「アセロラ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 7 | mg | 普通 |
カリウム | 130 | mg | 普通 |
カルシウム | 11 | mg | 普通 |
マグネシウム | 10 | mg | 低い |
リン | 18 | mg | 低い |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.31 | mg | 多い |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 370 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 370 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 31 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.7 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 1.4 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.25 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1700 | mg | 多い |
試料: 冷凍品/廃棄部位: 果柄及び種子
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。