このページではアセロラのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
アセロラのカロリーは36kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Eレシピ
アセロラの可食部100gあたりのカロリーは、36kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1340位です。これは多い順にすると上位84%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでアセロラのカロリーを評価すると、118件中104位です。これは上位から88%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 36Kcal |
全体での評価 | 1340位 / 1592件中(上位84%…低い) |
「果物」ジャンル内での評価 | 104位 / 118件中(上位88%…かなり低い) |
アセロラはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜアセロラのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
アセロラのカロリーは低い理由
アセロラは果物の中でもカロリーが低く、可食部100gあたり36kcalと評価されています。その低いカロリーの理由は、以下の栄養データによって説明されます。
糖質が低い
アセロラに含まれる糖質は可食部100gあたり7.2gと低いです。糖質はエネルギー源となるため、糖質が少ない果物はカロリーも低くなります。
食物繊維が普通
アセロラには食物繊維が1.9g含まれています。食物繊維は消化吸収されず、腸内で水分を吸収して便のかさを増やす効果があります。食物繊維が多いと満腹感が得られるため、カロリー摂取量を抑えることができます。
タンパク質がかなり低い
アセロラにはタンパク質が0.7g含まれていますが、これは可食部100gあたりではかなり低い数値です。タンパク質はエネルギー源ではなく、筋肉や組織の構成要素として重要です。そのため、タンパク質が少ない果物はカロリーも低くなります。
脂質が低い
アセロラには脂質が0.1g含まれており、これも可食部100gあたりでは低い数値です。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎるとカロリー過多になります。アセロラの低い脂質含有量が、その低カロリーの一因となっています。
以上の栄養データから、アセロラのカロリーが低い理由が明らかになりました。アセロラは低カロリーながら、豊富なビタミンCやポリフェノールを含んでいるため、ダイエットや健康志向の方におすすめの果物です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「アセロラ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 7.2g | 4 | 28.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 1.9g | 2 | 3.8kcal |
たんぱく質 | 0.7g | 4 | 2.8kcal |
脂質 | 0.1g | 9 | 0.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「アセロラ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、28.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
アセロラは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Eレシピ
アセロラは、低糖質ダイエットに使える?
果物の中でも、アセロラは糖質量が7.2gと、比較的控えめな部類に入ります。しかし、アセロラは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きな果物と言えます。
アセロラの糖質量は控えめ
アセロラは、糖質量が7.2gということで、他の果物に比べると比較的糖質が少ないです。糖質を制限したい方にとっては、アセロラは選びやすい果物の一つと言えます。
アセロラは低糖質ダイエットにどちらかというと不向き
しかし、アセロラは低糖質ダイエットにおいてはどちらかというと不向きな果物と言えます。なぜなら、アセロラには他の果物に比べて酸味が強く、多少の糖質制限をしている方にとっては食べにくいかもしれません。
アセロラを適度に摂取することがポイント
アセロラを低糖質ダイエットに取り入れる場合、適度な摂取がポイントです。アセロラにはビタミンCやポリフェノールなど、健康に良い成分が含まれています。そのため、完全に避ける必要はありませんが、摂取量には注意が必要です。
まとめ
アセロラは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きな果物ですが、糖質量は比較的控えめです。アセロラを摂取する場合は、適度な量を摂ることが大切です。糖質制限をしている方は、他の低糖質な果物を選ぶ方が良いかもしれません。しかし、アセロラには健康に良い成分も含まれているため、バランスの取れた食事に取り入れることをおすすめします。
アセロラは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ソラレピ
アセロラは、低脂質ダイエットに使える?
果物の中でも特に栄養価が高く、健康に良いとされるアセロラ。その中でも、低脂質ダイエットに特に効果的であると言われています。アセロラには、脂質がわずか0.1gしか含まれていないため、ダイエット中でも安心して摂取することができます。
アセロラの低脂質効果
アセロラは、低脂質ダイエットに効果的な果物として知られています。その理由は、アセロラに含まれる脂質が非常に少ないからです。一般的な果物には、糖分や脂質が多く含まれていることがありますが、アセロラはその例外です。
アセロラの栄養価
アセロラは、ビタミンCをはじめとするさまざまな栄養素を含んでいます。ビタミンCは抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があります。また、アセロラには食物繊維も豊富に含まれており、腸内環境の改善にも役立ちます。
アセロラのダイエット効果
アセロラには、低脂質であるだけでなく、低カロリーでもあります。そのため、ダイエット中の方にとっては理想的な食材と言えるでしょう。また、アセロラには食物繊維も豊富に含まれているため、満腹感を得やすくなり、食欲を抑える効果も期待できます。
アセロラの摂取方法
アセロラは、生でそのまま食べることができますが、酸味が強いため、加工して食べることも多いです。ジュースやジャム、ゼリーなどに加工されたアセロラも市販されています。また、アセロラパウダーやサプリメントとしても利用されています。
まとめ
アセロラは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。脂質がわずか0.1gしか含まれていないため、ダイエット中でも安心して摂取することができます。また、アセロラにはビタミンCや食物繊維も豊富に含まれており、健康にも良い効果が期待できます。アセロラは生で食べるだけでなく、加工しても美味しく食べることができるため、さまざまな形で楽しむことができます。ぜひ、アセロラを取り入れて、低脂質ダイエットをサポートしましょう。
最後に、アセロラの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アセロラ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 36 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 9.0 | g | |
└糖質 | 7.2 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.7 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「アセロラ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 25 | % | 特になし |
水分 | 89.9 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.3 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「アセロラ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 7 | mg | 普通 |
カリウム | 130 | mg | 普通 |
カルシウム | 11 | mg | 普通 |
マグネシウム | 10 | mg | 低い |
リン | 18 | mg | 低い |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.31 | mg | 多い |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 370 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 370 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 31 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.7 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 1.4 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.25 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1700 | mg | 多い |
試料: 冷凍品/廃棄部位: 果柄及び種子
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。