ももの缶詰のカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

ももの缶詰のカロリーは82kcal（100gあたり）！これってどうなの？

ももの缶詰の可食部100gあたりのカロリーは、82kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1055位です。これは多い順にすると上位66％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。

また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでももの缶詰のカロリーを評価すると、118件中22位です。これは上位から18％に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。

カロリー	82Kcal
全体での評価	1055位 / 1592件中（上位66％…やや低い）
「果物」ジャンル内での評価	22位 / 118件中（上位18％…高い）

なぜももの缶詰のカロリーはやや低いの？なにが含まれているの？

ももの缶詰のカロリーがやや低い理由

ももの缶詰のカロリーがやや低い理由について考えてみましょう。

糖質の含有量が普通

ももの缶詰の糖質の含有量は、可食部100gあたり19.4gであり、「普通」と評価されています。糖質はエネルギー源となるため、一般的に糖質の含有量が多い食品はカロリーも高くなります。しかし、ももの缶詰の糖質の含有量は普通であるため、カロリーもそれほど高くないのです。

食物繊維の含有量が普通

ももの缶詰には食物繊維も含まれています。食物繊維は消化吸収されにくく、満腹感を与える効果があります。食物繊維が豊富な食品は、一般的にカロリーが低い傾向があります。ももの缶詰の食物繊維の含有量は普通であるため、カロリーもやや低いのです。

タンパク質の含有量がかなり低い

ももの缶詰のタンパク質の含有量は、可食部100gあたり0.5gであり、「かなり低い」と評価されています。タンパク質は筋肉や組織の構成成分として重要な栄養素ですが、エネルギー源としては炭水化物や脂質が主になります。タンパク質の含有量が低いため、ももの缶詰のカロリーもやや低いのです。

脂質の含有量が低い

ももの缶詰の脂質の含有量は、可食部100gあたり0.1gであり、「低い」と評価されています。脂質は高カロリーな栄養素であり、摂りすぎると体重増加の原因になることがあります。ももの缶詰の脂質の含有量が低いため、カロリーもやや低いのです。

以上の栄養データから、ももの缶詰のカロリーがやや低い理由は、糖質や脂質の含有量が普通から低いためであると言えます。また、タンパク質の含有量もかなり低いため、カロリーも低くなっています。食物繊維の含有量も普通であり、満腹感を与える効果もあるため、カロリーが低いと感じられるのかもしれません。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「ももの缶詰」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	19.4g	4	77.6kcal
炭水化物のうち、食物繊維	1.4g	2	2.8kcal
たんぱく質	0.5g	4	2kcal
脂質	0.1g	9	0.9kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

ももの缶詰は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

ももの缶詰は、低糖質ダイエットに使える？

果物（フルーツ加工品）の「ももの缶詰」は、糖質量が19.4gで、した。

ももの缶詰は低糖質ダイエットに不向き

低糖質ダイエットは、現代の健康志向において非常に人気があります。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑え、体重の管理や血糖コントロールに効果があるとされています。そのため、低糖質食品の需要も高まっています。

果物は一般的に健康に良いとされていますが、その中でも「ももの缶詰」は低糖質ダイエットには不向きです。ももの缶詰の糖質量は19.4gとなっており、低糖質ダイエットを実践している人にとっては高い数値です。糖質量が高い食品は、血糖値の上昇を引き起こし、ダイエット効果を損ねる可能性があります。

低糖質ダイエットでは、糖質摂取量を制限することが重要です。一般的には、糖質量が5g以下の食品を選ぶことが推奨されています。ももの缶詰の糖質量が19.4gということは、一食分で既に糖質制限の目標を超えてしまうことになります。

ももの缶詰は、そのまま食べるだけでなく、デザートやスイーツの材料としても利用されることがあります。しかし、低糖質ダイエットを実践している人にとっては、ももの缶詰は避けるべき食品となります。代わりに、糖質量の少ない果物や野菜を選ぶことが望ましいです。

低糖質ダイエットを成功させるためには、食品の糖質量をしっかりと把握し、適切な食材を選ぶことが重要です。ももの缶詰は、糖質量が高いため、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限を意識した食事を心掛け、健康的な体重管理を目指しましょう。

ももの缶詰は、低脂質ダイエットに使える！？

ももの缶詰は、低脂質ダイエットに特に効果的

果物（フルーツ加工品）の「ももの缶詰」は、低脂質が0.1gと非常に低い値であることがわかりました。このことから、ももの缶詰は低脂質ダイエットに特に効果的であると言えます。

低脂質な食品の重要性

低脂質な食品を摂取することは、健康的なダイエットにおいて非常に重要です。高脂質の食品は、体内に蓄積されやすく、肥満や生活習慣病のリスクを高めることがあります。そのため、脂肪を制限することは、理想的な体重や健康状態を維持するために欠かせません。

ももの缶詰の優れた特徴

ももの缶詰は、低脂質ダイエットにおいて特に優れた特徴を持っています。その一つは、低脂質であることです。0.1gという低脂質の値は、他の果物や食品に比べて非常に優れています。そのため、ももの缶詰を食事に取り入れることで、脂肪摂取を制限しながら美味しく食事を楽しむことができます。

また、ももの缶詰には、ビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富に含まれています。これらの栄養素は、健康維持や美容効果にも効果的です。そのため、ももの缶詰を摂取することで、健康的なダイエットをサポートすることができます。

ももの缶詰の活用方法

ももの缶詰は、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理にも活用することができます。例えば、ヨーグルトやシリアルにトッピングすることで、栄養価の高い朝食を作ることができます。また、サラダやスムージーにも加えることで、さらに健康的な食事を楽しむことができます。

まとめ

ももの缶詰は、低脂質ダイエットに特に効果的な食品です。低脂質でありながら栄養価も高いため、健康的なダイエットをサポートすることができます。さまざまな料理に活用することで、美味しく食事を楽しむことができます。ぜひ、ももの缶詰を取り入れて、理想的な体重や健康状態を目指しましょう。

「ももの缶詰」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	82	Kcal	やや低い
炭水化物	20.6	g
└糖質	19.4	g	普通
└食物繊維	1.4	g	普通
たんぱく質	0.5	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
「ももの缶詰」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	78.5	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	0.3	g	低い
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「ももの缶詰」のビタミン・無機質等
ナトリウム	4	mg	低い
カリウム	80	mg	低い
カルシウム	3	mg	低い
マグネシウム	4	mg	低い
リン	9	mg	低い
鉄	0.2	mg	低い
亜鉛	0.2	mg	低い
銅	0.04	mg	普通
マンガン	0.03	mg	普通
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	Tr	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	Tr	μg	無し
└レチノール活性当量	(0)	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	1.2	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(3)	μg	普通
ビタミンB1	0.01	mg	低い
ビタミンB2	0.02	mg	低い
ナイアシン	0.3	mg	低い
ビタミンB6	0.01	mg	低い
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.07	mg	低い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	2	mg	普通

別名： 毛桃／試料 ： ヘビーシラップ漬／内容総量に対する果肉分： 60 %／ビタミンC： 酸化防止用として添加品あり

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ももの缶詰と同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
アセロラジュース	42	10.3	0.1	0	0.2
あんずの缶詰	79	18.3	0.5	0.4	0.8
いちごジャム	250	62.1	0.4	0.1	1.3
いちじくの缶詰	78	18.4	0.5	0.1	1.2
梅干し（塩漬）	29	1.1	0.9	0.7	3.3
うめジュース	49	12.2	Tr	Tr	0.1
うんしゅうみかんの缶詰	63	14.9	0.5	0.1	0.5
グリーンオリーブの塩漬け	148	1.9	1.0	15.0	3.3
ブラックオリーブの塩漬け	121	1.5	0.8	12.3	2.5
スタッフドオリーブの塩漬け	141	0.7	0.8	14.3	3.7
バレンシアのマーマレード	233	62.6	0.2	0.1	0.7
干しがき	274	58.7	1.5	1.7	14.0
かぼす果汁	36	8.4	0.4	0.1	0.1
グァバジュース	49	11.5	0.1	0.1	0.8
グレープフルーツの缶詰	60	16.5	0.5	Tr	0.6
アメリカンチェリーの缶詰	70	15.8	0.6	0.1	1.0
シークヮーサー果汁	35	7.6	0.8	0.1	0.3
シークヮーサージュース	48	11.8	0.1	Tr	0
すだち果汁	29	6.5	0.5	0.1	0.1
だいだい果汁	35	8.0	0.3	0.2	0
梨の缶詰	76	18.5	0.1	0.1	0.7
西洋なしの缶詰	79	17.2	0.2	0.1	1.0
なつみかんの缶詰	80	18.9	0.5	0.1	0.5
パインアップルの缶詰	76	20.0	0.4	0.1	0.5
パッションフルーツ果汁	67	13.4	0.8	0.4	0
びわの缶詰	80	19.3	0.3	0.1	0.6
干しぶどう	324	75.9	2.7	0.2	4.1
ぶどうジュース	54	14.4	0.3	0.2	0.1
ぶどうの缶詰	83	20.4	0.4	0.1	0.2
ぶどうジャム	189	46.3	0.5	0.1	1.5
ブルーベリージャム	174	39.9	0.7	0.3	4.3
ぶんたんのざぼん漬	338	82.9	0.2	0.1	2.7
ももの缶詰	82	19.4	0.5	0.1	1.4
ゆず果汁	30	6.7	0.5	0.1	0.4
ライム果汁	39	9.2	0.4	0.1	0.2
りんごジュース	43	11.4	0.2	0.1	Tr
りんごの缶詰	81	19.9	0.3	0.1	0.4
りんごジャム	203	52.0	0.2	0.1	0.8
レモン果汁	24	2.1	0.4	0.2	Tr
ココナッツウォーター	22	5.0	0.2	0.1	0
ドライマンゴー	339	76.6	3.1	0.7	6.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。