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ドライマンゴーのカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページではドライマンゴーのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

ドライマンゴーのカロリーは339kcal(100gあたり)!これってどうなの?

引用元:キューピー

ドライマンゴーの可食部100gあたりのカロリーは、339kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中268位です。これは多い順にすると上位16%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。

また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでドライマンゴーのカロリーを評価すると、118件中1位です。これは上位から0%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。

カロリー339Kcal
全体での評価268位 / 1592件中(上位16%…高い
「果物」ジャンル内での評価1位 / 118件中(上位0%…高い
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ドライマンゴーはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜドライマンゴーのカロリーは高いの?なにが含まれているの?

引用元:NHKきょうの料理

ドライマンゴーのカロリーが高い理由



ドライマンゴーは、果物の中でもカロリーが高いと評価されています。その理由を栄養データから見ていきましょう。

糖質が多い



ドライマンゴーは、可食部100gあたりに76.6gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源として働き、体内でブドウ糖として吸収されます。糖質が多いことにより、ドライマンゴーのカロリーが高くなっていると考えられます。

食物繊維が多い



また、ドライマンゴーには可食部100gあたりに6.4gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果があります。そのため、食物繊維が多いことにより、ドライマンゴーは満腹感を得ることができるため、カロリーが高くなっていると考えられます。

タンパク質と脂質が低い



一方で、ドライマンゴーには可食部100gあたりに3.1gのタンパク質と0.7gの脂質が含まれています。タンパク質や脂質はエネルギー源としても働きますが、ドライマンゴーには少ない量しか含まれていません。そのため、カロリーが高くなっている要因ではないと考えられます。

以上のように、ドライマンゴーのカロリーが高い理由は、糖質と食物繊維の含有量が多いことによるものと考えられます。糖質はエネルギー源として作用し、食物繊維は満腹感を与える効果があるため、ドライマンゴーはカロリーが高くなっているのです。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「ドライマンゴー」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質76.6g4306.4kcal
炭水化物のうち、食物繊維6.4g212.8kcal
たんぱく質3.1g412.4kcal
脂質0.7g96.3kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

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上記が「ドライマンゴー」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、306.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

ドライマンゴーは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

引用元:DELISH KITCHEN

ドライマンゴーは、低糖質ダイエットに使える?



果物(フルーツ加工品)の「ドライマンゴー」は、糖質量が76.6gで、した。



ドライマンゴーは低糖質ダイエットに不向き



近年、低糖質ダイエットが注目されています。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑え、体脂肪の蓄積を防ぐことができるとされています。そのため、糖質の少ない食材を選ぶことが重要です。



果物は一般的に栄養価が高く、ビタミンやミネラルを含んでいますが、糖質も多く含まれています。その中でも、ドライマンゴーは特に糖質量が高いことが知られています。ドライマンゴー100gあたりの糖質量は76.6gとなっており、低糖質ダイエットを実践している方には不向きと言えます。



糖質量が高い食材を摂取することは、血糖値の急激な上昇を招き、体脂肪の増加につながる可能性があります。また、糖質の多い食材は満腹感を得にくく、つい食べ過ぎてしまうこともあります。そのため、低糖質ダイエットを行っている方は、ドライマンゴーの摂取を控えることが望ましいでしょう。



ただし、ドライマンゴーにはビタミンAや食物繊維も含まれており、栄養価が高いことは否めません。そのため、低糖質ダイエットを行っていない方や、糖質制限を行っていない方にとっては、ドライマンゴーは健康的なおやつの一つとして選ぶことができるでしょう。



低糖質ダイエットを実践している方は、糖質量の少ない果物を選ぶことをおすすめします。代わりに、糖質が少ないブルーベリーやイチゴなどのフルーツを摂取することで、栄養を摂りながらも糖質制限を実現することができます。



総じて言えることは、ドライマンゴーは低糖質ダイエットには不向きな食材であるということです。糖質制限を行っている方は、他の低糖質の果物を選ぶことをおすすめします。適切な食材選びをすることで、健康的なダイエットを実践しましょう。

ドライマンゴーは、低脂質ダイエットに使える!?

引用元:ぐるなびシェフごはん

ドライマンゴーは、低脂質ダイエットに使える?



果物(フルーツ加工品)の「ドライマンゴー」は、低脂質が0.7gであることがわかりました。このことから、「ドライマンゴーは低脂質ダイエットに特に効果的」と言えるのではないでしょうか。



ドライマンゴーの低脂質の効果



ドライマンゴーは、果物であるマンゴーを乾燥させたものです。そのため、水分が抜けているために栄養素が濃縮されています。低脂質であることから、ダイエット中の方にとっては魅力的な食品と言えるでしょう。



低脂質ダイエットのメリット



低脂質ダイエットは、脂肪摂取量を制限することで体重管理や健康維持に効果があります。脂肪は高カロリーなため、摂取量を制限することでカロリーコントロールがしやすくなります。また、脂肪は体内に蓄積されやすく、過剰摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高めることがあります。そのため、低脂質ダイエットは健康的な食生活をサポートする有効な方法と言えるでしょう。



ドライマンゴーの栄養価



ドライマンゴーは、低脂質だけでなく、ビタミンAやビタミンC、食物繊維も豊富に含まれています。ビタミンAは視力の維持や免疫力の向上に役立ち、ビタミンCは抗酸化作用があり、美肌効果や風邪予防にも効果的です。また、食物繊維は腸内環境の改善や便通の促進に寄与します。



ドライマンゴーの食べ方



ドライマンゴーは、そのまま食べるだけでなく、ヨーグルトやシリアルと一緒に食べることもおすすめです。また、おやつやデザートとしても楽しむことができます。ただし、摂取量には注意が必要です。ドライマンゴーは栄養価が高いため、過剰摂取によるカロリーオーバーには注意が必要です。



まとめ



ドライマンゴーは低脂質ダイエットに特に効果的な食品であることがわかりました。低脂質でありながら、ビタミンや食物繊維も豊富に含まれており、健康的な食生活をサポートすることができます。ただし、摂取量には注意が必要です。適量を守って楽しみながら利用しましょう。

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最後に、ドライマンゴーの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「ドライマンゴー」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー339Kcal高い
炭水化物84.9g
└糖質76.6g多い
└食物繊維6.4g多い
たんぱく質3.1g低い
脂質0.7g低い

「ドライマンゴー」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分9.3g低い
有機酸3.0g多い
灰分2.1g多い
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「ドライマンゴー」のビタミン・無機質等

ナトリウム1mg低い
カリウム1100mg多い
カルシウム37mg普通
マグネシウム57mg多い
リン81mg普通
0.5mg普通
亜鉛0.6mg普通
0.20mg多い
マンガン0.53mg多い
ヨウ素2μg多い
セレン2μg普通
クロム1μg多い
モリブデン2μg普通
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン15μg多い
└β-カロテン5900μg多い
└β-クリプトキサンチン280μg多い
└β-カロテン当量6100μg多い
└レチノール活性当量500μg多い
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール6.8mg多い
└β-トコフェロール0.2mg多い
└γ-トコフェロール0.1mg普通
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK16μg多い
ビタミンB10.27mg多い
ビタミンB20.21mg多い
ナイアシン3.4mg多い
ビタミンB60.43mg多い
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.46mg普通
ビオチン5.3μg多い
ビタミンC69mg多い

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ドライマンゴーと同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
アセロラジュース4210.30.100.2
あんずの缶詰7918.30.50.40.8
いちごジャム25062.10.40.11.3
いちじくの缶詰7818.40.50.11.2
梅干し(塩漬)291.10.90.73.3
うめジュース4912.2TrTr0.1
うんしゅうみかんの缶詰6314.90.50.10.5
グリーンオリーブの塩漬け1481.91.015.03.3
ブラックオリーブの塩漬け1211.50.812.32.5
スタッフドオリーブの塩漬け1410.70.814.33.7
バレンシアのマーマレード23362.60.20.10.7
干しがき27458.71.51.714.0
かぼす果汁368.40.40.10.1
グァバジュース4911.50.10.10.8
グレープフルーツの缶詰6016.50.5Tr0.6
アメリカンチェリーの缶詰7015.80.60.11.0
シークヮーサー果汁357.60.80.10.3
シークヮーサージュース4811.80.1Tr0
すだち果汁296.50.50.10.1
だいだい果汁358.00.30.20
梨の缶詰7618.50.10.10.7
西洋なしの缶詰7917.20.20.11.0
なつみかんの缶詰8018.90.50.10.5
パインアップルの缶詰7620.00.40.10.5
パッションフルーツ果汁6713.40.80.40
びわの缶詰8019.30.30.10.6
干しぶどう32475.92.70.24.1
ぶどうジュース5414.40.30.20.1
ぶどうの缶詰8320.40.40.10.2
ぶどうジャム18946.30.50.11.5
ブルーベリージャム17439.90.70.34.3
ぶんたんのざぼん漬33882.90.20.12.7
ももの缶詰8219.40.50.11.4
ゆず果汁306.70.50.10.4
ライム果汁399.20.40.10.2
りんごジュース4311.40.20.1Tr
りんごの缶詰8119.90.30.10.4
りんごジャム20352.00.20.10.8
レモン果汁242.10.40.2Tr
ココナッツウォーター225.00.20.10
ドライマンゴー33976.63.10.76.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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