このページでは、果物のマンゴーを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
マンゴーのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはマンゴーの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 68 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 16.9 | g | |
└糖質 | 15.7 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.3 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「マンゴー 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、マンゴーがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
マンゴーはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
マンゴーとは?どんな食材?
マンゴーは、熱帯地域で育つ美味しい果物の一つです。その甘くて濃厚な味わいと、独特の香りが特徴です。マンゴーは、多くの人々に愛され、さまざまな料理やデザートに使用されています。
マンゴーの特徴
マンゴーには、いくつかの特徴があります。まず、果肉は柔らかくてジューシーであり、甘味があります。また、果肉の色は黄色やオレンジ色で、見た目も鮮やかです。さらに、マンゴーは種が大きく、果肉から取り出すのに少し手間がかかりますが、その労力に見合う価値があります。
マンゴーの使い方
マンゴーは、さまざまな料理やデザートに使用することができます。例えば、フルーツサラダやスムージーに加えると、爽やかで甘い味わいを楽しむことができます。また、マンゴーを使ったケーキやパイ、アイスクリームなどのデザートも人気があります。さらに、マンゴーは生のまま食べるだけでなく、炒め物やカレーにも使うことができます。そのため、マンゴーは多様な料理に活用できる万能な食材と言えます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はマンゴーがダイエットにどう役立つか説明します!
マンゴーはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーである
マンゴーは可食部100gあたり68kcalと、比較的低カロリーです。カロリーの摂取量が気になる方やダイエット中の方にとって、マンゴーは健康的な食事に役立つ果物の一つと言えます。低カロリーでありながら、甘みも感じられるため、スイーツの代替品としても適しています。
2. 糖質が普通量である
マンゴーは可食部100gあたり15.7gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満の原因になる可能性があります。マンゴーの糖質は普通量であり、適度なエネルギーを摂取することができます。
3. 食物繊維が普通量である
マンゴーは可食部100gあたり1.3gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は腸内環境を整えたり、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食べ過ぎを防ぐのにも役立ちます。マンゴーの食物繊維は普通量であり、健康的な食事に欠かせない栄養素と言えます。
以上のように、マンゴーは低カロリーでありながら糖質や食物繊維も適度な量含んでいます。これらの栄養データから見ると、マンゴーは健康的な食事に役立つ果物と言えます。ただし、摂取量には注意が必要です。バランスの取れた食事にマンゴーを取り入れることで、健康維持やダイエットに役立てましょう。
おすすめ:マンゴーのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
マンゴーに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:キューピー
1. ナトリウムが低い
マンゴーは可食部100gあたりのナトリウム含有量が1 mgと非常に低いです。ナトリウムは高血圧や水分バランスに関係する栄養素であり、摂りすぎは健康に悪影響を及ぼす可能性があります。マンゴーはナトリウムが低いため、塩分制限が必要な方や健康を気遣う方にとって適した食材と言えます。
2. カリウムが普通
マンゴーにはカリウムが170 mg含まれており、一般的な食材としてのカリウム含有量です。カリウムは血圧の調整や心臓の健康維持に重要な役割を果たします。マンゴーを適度に摂取することで、カリウムの摂取量を確保し、健康な体を保つことができます。
3. マンガンが普通
マンゴーにはマンガンが0.10 mg含まれており、一般的な食材としてのマンガン含有量です。マンガンは酵素の活性化や抗酸化作用を持つ栄養素であり、体内の代謝や細胞の保護に関与しています。マンゴーを摂取することで、マンガンの適切な摂取量を確保し、健康な体を維持することができます。
以上のように、マンゴーはナトリウムが低く、カリウムとマンガンが一般的な範囲に含まれています。これらの特徴から、マンゴーは塩分制限が必要な方や健康を気遣う方に適した食材であり、血圧の調整や代謝の促進に役立つことが言えます。
マンゴーに含まれるビタミンを解説!
引用元:キッコーマン
1. ビタミンAの特徴
マンゴーに含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンは含まれておらず、代わりにβ-カロテンが610 μg含まれています。また、β-クリプトキサンチンやβ-カロテン当量、レチノール活性当量も多く含まれています。これらの成分は、マンゴーのビタミンAの特徴となります。
2. ビタミンEの特徴
マンゴーに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが1.8 mg含まれており、他のトコフェロールはほとんど含まれていません。このような特徴から、マンゴーはビタミンEの主な供給源となります。
3. ビタミンCの特徴
マンゴーにはビタミンCが20 mg含まれており、他の果物と比べて多い量が含まれています。この特徴から、マンゴーはビタミンCを摂取するための良い選択肢となります。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はマンゴーの使用例としてレシピをご紹介します。
マンゴーを使ったレシピ20選!
#1 2層のマンゴープリン
冷凍マンゴー、グラニュー糖、牛乳、生クリーム、板ゼラチン、グラニュー糖、アガー、レモン汁、10g、等
冷凍マンゴーを使った、簡単に作れるマンゴープリンのレシピ。ゼリー部分にはゼラチンより透明度の高いものを使用。…
レシピを見る#2 オートミールのマンゴーパンケーキ
オートミールパウダー、無調整豆乳、ラカント、溶き卵、ベーキングパウダー、マンゴー、ミント、ギリシャヨーグルト、ラカント、等
オートミールパウダーを使った、おやつにおすすめなパンケーキのレシピ。ラカントやオートミールパウダーで、ダイエット中も安心して食べられるパンケーキです。…
レシピを見る#3 鯛とパクチーとマンゴーのサラダ
香菜、紫玉ねぎ、ドライマンゴー、ナンプラー、キユーピーハーフ
アジアン風に仕上げたサラダのレシピ。香りの強いパクチーやナンプラーにマヨネーズを合わせることで食べやすい味わいに仕上げています。…
レシピを見る#4 マンゴートマト
デルモンテ、リコピンリッチトマト飲料、デルモンテ、マンゴー
デザート感覚で飲める飲み物のレシピ。トマトのほどよい酸味がマンゴーの濃厚な甘さとマッチして、すっきりと爽やかな味わいになります。…
レシピを見る#5 にんじんとマンゴーのラペサンド
フォカッチャ、にんじん、サラダ菜、イタリアンパセリ、ドライマンゴー、生ハム、くるみ、こしょう、キユーピーハーフ、等
マンゴーを加えたキャロットラペをサンドにしたレシピ。野菜がたっぷりでくるみの食感が良い料理です。…
レシピを見る#6 マンゴーと大根の和風レモンマリネ
ドライマンゴー、生ハム、大根、黒こしょう、しょうゆ、オリーブオイル、レモン汁
マンゴーの香りが爽やかなマリネのレシピ。シャキッとした食感の大根と濃厚なうま味の生ハムが、ドライマンゴーのフルーティーな甘みで引き立てられます。…
レシピを見る#7 にんじんとセロリのドライマンゴーマヨサラダ
にんじん、セロリ、ドライマンゴー、キユーピーマヨネーズ
にんじんとセロリを活用したサラダのレシピ。にんじんはピーラーを使うことで、簡単に薄く仕上げることができます。…
レシピを見る#8 鶏肉とマンゴーのマスタードマヨ和え
フランスパン、マンゴー、鶏むね肉(皮なし)、小ねぎ、こしょう、キユーピーハーフ、キユーピーあらびきマスタード
鶏肉とマンゴーをマスタードマヨで和えてバゲットと一緒にいただくレシピ。マスタードの刺激とマヨネーズの濃厚さにマンゴーの爽やかな甘味が加わることで、バゲットが今までにない味わいに。…
レシピを見る#9 マンゴームース
デルモンテ、マンゴー、生クリーム、粉ゼラチン、ミント
ジュースで簡単、マンゴームースのレシピ。トロトロなめらかな食感で、食後のデザートにもぴったりな一品です。…
レシピを見る#10 大人のマンゴープリン
マンゴーピューレ、生クリーム、牛乳、練乳、サントリーMangoyan(マンゴヤン)、ゼラチン、トッピング用、ミント
マンゴーリキュールを加えてつくる、大人向けのマンゴープリンのレシピ。マンゴープリンとトッピングのマンゴーピューレともにマンゴーリキュールをいれて大人の味わいに。…
レシピを見る#11 濃厚な甘味がたまらない"マンゴーデザート"
マンゴー、小麦粉、片栗粉、砂糖、生クリーム
せいろで蒸して固めるマンゴープリンのレシピ。マンゴーピューレに小麦粉と片栗粉を混ぜ合わせることで、蒸して固まるプリンにします。…
レシピを見る#12 マンゴーマヨのサンドイッチ&エビフライ
バゲット、サラダクラブ10品目のサラダ水菜や大根、ハム、えびフライ、アヲハタまるごと果実マンゴー、キユーピーマヨネーズ
マンゴージャムとマヨネーズを合わせたサンドイッチのレシピ。揚げ物にかけてもあうので、今回はエビフライも一緒に。…
レシピを見る#13 マンゴープリン
デルモンテ・マンゴー(20%)、豆乳、砂糖、ゼラチン(粉)
マンゴードリンクを使った、手軽に作れるスイーツ、マンゴープリンのレシピ。とっても簡単なので、おもてなしのデザートとしても活用できます。…
レシピを見る#14 ローストビーフとマンゴーのタルティーヌ
バタール(厚さ1cm)、ローストビーフ、マンゴー、ミント、オリーブオイル、はちみつ、バルサミコ酢、黒こしょう
パーティーメニューにおすすめ、ローストビーフとマンゴーを使ったオープンサンドです。おいしさの秘密はしょうゆ、はちみつ、バルサミコ酢を合わせたソース。…
レシピを見る#15 バットで作る♩マンゴーヨーグルトアイス
生クリーム、ヨーグルト、グラニュー糖、冷凍マンゴー、レモン果汁
生クリームとヨーグルトを使った、簡単に作れるアイスのレシピ。マンゴーとレモンの酸味が相性抜群な一品です。…
レシピを見る#16 【簡単おやつ】乳・卵不使用!とろ~り豆乳マンゴープリン
冷凍マンゴー、豆乳、砂糖、粉ゼラチン、レモン汁、冷凍マンゴー(トッピング用)、ミント
冷凍マンゴーと豆乳を使った、デザートにおすすめのプリンのレシピ。冷凍マンゴーと豆乳で作る、濃厚でクリーミーな味わいの簡単に作れるプリンです。…
レシピを見る#17 カレーポークステーキ マンゴーチャツネソース
豚肉、コショウ、小麦粉、カレー粉、オリーブオイル、白ワイン、タマネギ、マンゴーチャツネ、アプリコットジャム、等
豚肉と玉ねぎを活用した、一風変わったポークステーキのレシピ。豚肉には、カレー粉で下味をつけておくことで、スパイシーに。…
レシピを見る#18 ジャムで簡単!マンゴーレアチーズケーキ【混ぜるだけ】
ボトム、ビスケット、溶かしバター、マンゴーレアチーズ、インスタントゼラチン(クックゼラチン)、生クリーム、クリームチーズ、砂糖、ヨーグルト、等
マンゴージャムを活用した、レアチーズケーキのレシピ。ビスケット地のボトムにジャムを混ぜこんだらレアチーズを重ね、よく冷やして作ります。…
レシピを見る#19 鶏ささ身のチャイニーズチップス スイートチリソース&マンゴーチリソース
鶏肉、コショウ、片栗粉、スイートチリソース、マンゴーソース、白髪ネギ、香菜
鶏ささ身を使った、フルーティーなソースで食べるチャイニーズチップスのレシピ。肉の旨味を生かしたシンプルな味付けは、甘辛なソースとよくなじみます。…
レシピを見る#20 マンゴーフロート
マンゴー、ハチミツ、ココナッツミルク、牛乳、バニラアイス、チャービル
このレシピはマンゴーを使ったフロートドリンクの作り方です。マンゴーの甘みとココナッツミルク、アイスクリームのコクが調和し、とってもおいしい一杯ができます。…
レシピを見る最後に、マンゴーの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「マンゴー」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 68 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 16.9 | g | |
└糖質 | 15.7 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.3 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「マンゴー」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 35 | % | 特になし |
水分 | 82.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「マンゴー」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 170 | mg | 普通 |
カルシウム | 15 | mg | 普通 |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 12 | mg | 低い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.08 | mg | 普通 |
マンガン | 0.10 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 610 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 9 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 610 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 51 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.8 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (3) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.13 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.22 | mg | 普通 |
ビオチン | 0.8 | μg | 普通 |
ビタミンC | 20 | mg | 多い |
廃棄部位: 果皮及び種子
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。