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グレープフルーツの缶詰のカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページではグレープフルーツの缶詰のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

グレープフルーツの缶詰のカロリーは60kcal(100gあたり)!これってどうなの?

グレープフルーツの缶詰の可食部100gあたりのカロリーは、60kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1204位です。これは多い順にすると上位75%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。

また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでグレープフルーツの缶詰のカロリーを評価すると、118件中50位です。これは上位から42%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。

カロリー60Kcal
全体での評価1204位 / 1592件中(上位75%…低い
「果物」ジャンル内での評価50位 / 118件中(上位42%…平均的
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グレープフルーツの缶詰はカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜグレープフルーツの缶詰のカロリーは低いの?なにが含まれているの?

グレープフルーツの缶詰のカロリーは低い理由



グレープフルーツの缶詰は、可食部100gあたり60kcalというカロリーがあります。これは他の食材と比較して「低い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照して説明します。

糖質は普通


グレープフルーツの缶詰は、可食部100gあたり16.5gの糖質を含んでいます。この量は他の食材と比べると「普通」と言えます。糖質の量が少ないため、カロリーも低く抑えられています。

食物繊維は普通


食物繊維は、グレープフルーツの缶詰には可食部100gあたり0.6g含まれています。この量も他の食材と比べると「普通」と言えます。食物繊維は消化を助け、満腹感をもたらすため、カロリーの摂取量を抑える効果があります。

タンパク質はかなり低い


グレープフルーツの缶詰には、可食部100gあたり0.5gのタンパク質が含まれています。この量は他の食材と比べると「かなり低い」と言えます。タンパク質はエネルギー源としては重要ですが、グレープフルーツの缶詰は主に果物であり、タンパク質の量は少ないため、カロリーも低くなっています。

脂質は無し


グレープフルーツの缶詰には、可食部100gあたり脂質が含まれていません。脂質はカロリーの大きな要素であり、多く摂取するとカロリーが高くなります。しかし、グレープフルーツの缶詰には脂質が含まれていないため、カロリーも低くなっています。

以上のように、グレープフルーツの缶詰のカロリーが低い理由は、糖質や食物繊維の量が普通であり、タンパク質や脂質の量が少ないからです。これにより、カロリーを抑えながらも、おいしく食べることができます。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「グレープフルーツの缶詰」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質16.5g466kcal
炭水化物のうち、食物繊維0.6g21.2kcal
たんぱく質0.5g42kcal
脂質Trg90kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

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上記が「グレープフルーツの缶詰」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、66kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

グレープフルーツの缶詰は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

グレープフルーツの缶詰は、低糖質ダイエットに使える?



果物(フルーツ加工品)の中でも、グレープフルーツはその酸味とさわやかな香りで人気のある果物です。健康や美容に良いとされる成分も多く含まれており、ダイエット中の方にもおすすめされることがあります。しかし、グレープフルーツの缶詰には糖質が16.5gも含まれていることが分かっています。



グレープフルーツの缶詰は低糖質ダイエットに不向き



糖質制限を目指す低糖質ダイエットでは、糖質の摂取量を極力抑えることが求められます。そのため、グレープフルーツの缶詰の糖質量が16.5gということは、ダイエット中の方にとっては少し高い数値と言えるでしょう。



また、グレープフルーツの缶詰にはシロップや砂糖が加えられていることもあります。これらの添加物によってさらに糖質が増えてしまう可能性もあります。糖質制限を重視する低糖質ダイエットでは、できるだけ自然な形で果物を摂取することが望ましいため、缶詰は避けるべきでしょう。



代替品としてのグレープフルーツの活用法



しかし、グレープフルーツ自体は低カロリーであり、食物繊維やビタミンCなどの栄養素も豊富に含まれています。そのため、ダイエット中の方がグレープフルーツを摂取することは、健康に良い影響を与えることができます。



代替品としては、新鮮なグレープフルーツを選び、自分で切って食べることがおすすめです。加工品ではなく、自然な形で摂取することで、糖質を抑えながらグレープフルーツの良さを享受することができます。



まとめ



グレープフルーツの缶詰は、糖質量が16.5gということで低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限を目指す方は、自然な形でグレープフルーツを摂取することをおすすめします。健康や美容に良い影響を与えながら、ダイエットを成功させましょう。

グレープフルーツの缶詰は、低脂質ダイエットに使える!?

グレープフルーツの缶詰は、低脂質ダイエットに使える?



グレープフルーツの缶詰は、低脂質ダイエットに特に効果的な果物の一つです。その理由をご説明いたします。



グレープフルーツの缶詰の脂質量は0g



まず、グレープフルーツの缶詰は、脂質量が0gと非常に低いです。脂質は体に取り込まれるとエネルギーとして蓄積されるため、低脂質の食品を摂取することはダイエットには非常に有効です。グレープフルーツの缶詰は、その点で優れた選択肢と言えるでしょう。



グレープフルーツの缶詰に含まれる栄養素



また、グレープフルーツの缶詰には、ビタミンCや食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。ビタミンCは抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があります。また、食物繊維は腸内環境を整え、便秘を改善する効果があります。これらの栄養素は健康維持にも重要な役割を果たすため、グレープフルーツの缶詰を摂取することで、健康的なダイエットが可能となります。



グレープフルーツの缶詰の注意点



ただし、グレープフルーツの缶詰を選ぶ際にはいくつかの注意点があります。まず、添加物や砂糖の量には注意が必要です。一部の缶詰には、保存期間を延ばすために添加物が使用されている場合があります。また、砂糖を多く含んでいる缶詰も存在しますので、成分表をよく確認しましょう。低脂質ダイエットを目指す場合には、添加物や砂糖の少ない商品を選ぶことが大切です。



まとめ



グレープフルーツの缶詰は、低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。脂質量が0gであり、ビタミンCや食物繊維などの栄養素も豊富に含まれています。ただし、添加物や砂糖の量には注意が必要です。適切な商品を選び、バランスの取れた食事と適度な運動と併せて、健康的なダイエットを実践しましょう。

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最後に、グレープフルーツの缶詰の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「グレープフルーツの缶詰」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー60Kcal低い
炭水化物17.1g
└糖質16.5g普通
└食物繊維0.6g普通
たんぱく質0.5gかなり低い
脂質Trg無し

「グレープフルーツの缶詰」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分82.1g多い
有機酸-g無し
灰分0.3g低い
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「グレープフルーツの缶詰」のビタミン・無機質等

ナトリウム2mg低い
カリウム110mg普通
カルシウム13mg普通
マグネシウム6mg低い
リン10mg低い
0.1mg低い
亜鉛0.1mg低い
0.03mg低い
マンガン0.01mg低い
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール0μg無し
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量0μg無し
└レチノール活性当量0μg無し
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.1mg低い
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK-μg無し
ビタミンB10.03mg普通
ビタミンB2Trmg無し
ナイアシン0.2mg低い
ビタミンB60.03mg普通
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.16mg低い
ビオチン-μg無し
ビタミンC26mg多い

試料: ライトシラップ漬/液汁を含んだもの (液汁40 % )

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

グレープフルーツの缶詰と同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
アセロラジュース4210.30.100.2
あんずの缶詰7918.30.50.40.8
いちごジャム25062.10.40.11.3
いちじくの缶詰7818.40.50.11.2
梅干し(塩漬)291.10.90.73.3
うめジュース4912.2TrTr0.1
うんしゅうみかんの缶詰6314.90.50.10.5
グリーンオリーブの塩漬け1481.91.015.03.3
ブラックオリーブの塩漬け1211.50.812.32.5
スタッフドオリーブの塩漬け1410.70.814.33.7
バレンシアのマーマレード23362.60.20.10.7
干しがき27458.71.51.714.0
かぼす果汁368.40.40.10.1
グァバジュース4911.50.10.10.8
グレープフルーツの缶詰6016.50.5Tr0.6
アメリカンチェリーの缶詰7015.80.60.11.0
シークヮーサー果汁357.60.80.10.3
シークヮーサージュース4811.80.1Tr0
すだち果汁296.50.50.10.1
だいだい果汁358.00.30.20
梨の缶詰7618.50.10.10.7
西洋なしの缶詰7917.20.20.11.0
なつみかんの缶詰8018.90.50.10.5
パインアップルの缶詰7620.00.40.10.5
パッションフルーツ果汁6713.40.80.40
びわの缶詰8019.30.30.10.6
干しぶどう32475.92.70.24.1
ぶどうジュース5414.40.30.20.1
ぶどうの缶詰8320.40.40.10.2
ぶどうジャム18946.30.50.11.5
ブルーベリージャム17439.90.70.34.3
ぶんたんのざぼん漬33882.90.20.12.7
ももの缶詰8219.40.50.11.4
ゆず果汁306.70.50.10.4
ライム果汁399.20.40.10.2
りんごジュース4311.40.20.1Tr
りんごの缶詰8119.90.30.10.4
りんごジャム20352.00.20.10.8
レモン果汁242.10.40.2Tr
ココナッツウォーター225.00.20.10
ドライマンゴー33976.63.10.76.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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