グレープフルーツのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

グレープフルーツのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはグレープフルーツの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	40	Kcal	低い
炭水化物	9.6	g
└糖質	8.1	g	低い
└食物繊維	0.6	g	普通
たんぱく質	0.9	g	低い
脂質	0.1	g	低い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「（かんきつ類）　グレープフルーツ　紅肉種　砂じょう　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、グレープフルーツがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

グレープフルーツはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

引用元：キューピー

グレープフルーツとは？どんな食材？

グレープフルーツは、柑橘類の一種であり、果物として食べられます。その特徴的な酸味と爽やかな香りが特徴であり、多くの人々に愛されています。

グレープフルーツの特徴

1. 外見：グレープフルーツは、大きさが直径10〜15cm程度の丸い形をしています。果皮は黄色やピンク色で、表面には小さな凹凸があります。果肉は淡いピンク色をしており、果実の中には多くの種が含まれています。

2. 酸味と甘み：グレープフルーツは、その酸味が特徴的です。一般的には酸味が強く、そのため、多くの人がその酸味を楽しむために砂糖をかけて食べることもあります。しかし、一方で甘みもあり、バランスの取れた味わいを持っています。

3. 栄養価：グレープフルーツには、ビタミンCやビタミンA、食物繊維などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、免疫力の向上や美肌効果、消化促進などに役立ちます。また、グレープフルーツにはカロリーが低いため、ダイエット中の方にもおすすめの食材です。

グレープフルーツの利用方法

グレープフルーツは、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理や飲み物にも利用することができます。例えば、グレープフルーツを絞ってジュースにしたり、サラダやデザートに加えたりすることができます。また、グレープフルーツの皮を利用して香り付けをすることもあります。

まとめ

グレープフルーツは、酸味と甘みが特徴的な柑橘類の果物です。その特徴的な風味と栄養価の高さから、さまざまな料理や飲み物に利用されています。ぜひ、その爽やかな味わいを楽しんでみてください。

グレープフルーツはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：サントリー

1. 低カロリーでダイエットに効果的

グレープフルーツは、可食部100gあたり40kcalと低カロリーな食材です。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方にとっては優れた食材と言えます。ダイエットはカロリー摂取量を制限することが重要ですが、グレープフルーツを取り入れることで満腹感を得つつ、カロリーを抑えることができます。

2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える

グレープフルーツには糖質が8.1g含まれており、低糖質な食材です。糖質の摂取量が多いと血糖値が急上昇し、インシュリンの分泌が増えてしまいますが、グレープフルーツの糖質は比較的低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

3. 食物繊維が豊富で腸内環境を整える

グレープフルーツには食物繊維が0.6g含まれており、普通の量です。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便秘の予防や改善に役立ちます。また、食物繊維は食べ物を消化吸収するスピードを緩やかにするため、満腹感を持続させる効果もあります。

おすすめ：グレープフルーツのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

グレープフルーツに含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：キューピー

1. ナトリウムが低い

グレープフルーツは、可食部100gあたりに1 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整する役割を持っており、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まることが知られています。グレープフルーツはナトリウムが低いため、健康な食生活を維持するために適した食材と言えます。

2. カリウムが普通

グレープフルーツには、可食部100gあたりに140 mgのカリウムが含まれています。カリウムは神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。適切なカリウムの摂取は、高血圧や心臓病の予防につながるとされています。グレープフルーツのカリウム含有量は普通であり、バランスの取れた食事に役立つ食材と言えます。

3. マグネシウムが低い

グレープフルーツには、可食部100gあたりに9 mgのマグネシウムが含まれています。マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に重要な役割を果たしており、神経伝達やエネルギー代謝にも関与しています。しかし、グレープフルーツのマグネシウム含有量は低いため、マグネシウムを多く摂取したい場合には他の食材との組み合わせが必要となるでしょう。

以上のように、グレープフルーツはナトリウムが低く、カリウムが普通、マグネシウムが低いという特徴を持っています。これらの特徴を考慮しながら、バランスの取れた食事に取り入れることが大切です。

グレープフルーツに含まれるビタミンを解説！

引用元：キューピー

1. ビタミンAに関して

グレープフルーツには、ビタミンAのレチノールやα-カロテンは含まれていません。しかし、β-カロテンやβ-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量は多く含まれています。これらの成分は、体内で必要なビタミンAへと変換されることで、視力の維持や免疫力の向上に役立ちます。

2. ビタミンEに関して

グレープフルーツには、ビタミンEのうちα-トコフェロールが普通の量含まれています。一方、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。ビタミンEは抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから守る役割を果たします。

3. その他のビタミンに関して

グレープフルーツには、ビタミンB1やビタミンB6、パントテン酸、ビオチンなどのビタミンB群が普通の量含まれています。一方、ビタミンB2やナイアシンは少し低い量です。また、ビタミンCは多く含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たします。

なお、グレープフルーツにはビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸は含まれていません。

グレープフルーツを使ったレシピ20選！

「グレープフルーツ」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	40	Kcal	低い
炭水化物	9.6	g
└糖質	8.1	g	低い
└食物繊維	0.6	g	普通
たんぱく質	0.9	g	低い
脂質	0.1	g	低い
「グレープフルーツ」のその他栄養情報
廃棄率	30	%	特になし
水分	89.0	g	多い
有機酸	1.1	g	多い
灰分	0.4	g	低い
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「グレープフルーツ」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	140	mg	普通
カルシウム	15	mg	普通
マグネシウム	9	mg	低い
リン	17	mg	低い
鉄	Tr	mg	無し
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.04	mg	普通
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	0	μg	無し
クロム	0	μg	無し
モリブデン	1	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	400	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	4	μg	多い
└β-カロテン当量	410	μg	多い
└レチノール活性当量	34	μg	多い
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.3	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.07	mg	普通
ビタミンB2	0.03	mg	低い
ナイアシン	0.3	mg	低い
ビタミンB6	0.04	mg	普通
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.39	mg	普通
ビオチン	0.5	μg	普通
ビタミンC	36	mg	多い

廃棄部位： 果皮、じょうのう膜及び種子

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。