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いちじくの缶詰のカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページではいちじくの缶詰のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

いちじくの缶詰のカロリーは78kcal(100gあたり)!これってどうなの?

いちじくの缶詰の可食部100gあたりのカロリーは、78kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1083位です。これは多い順にすると上位68%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。

また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでいちじくの缶詰のカロリーを評価すると、118件中31位です。これは上位から26%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。

カロリー78Kcal
全体での評価1083位 / 1592件中(上位68%…やや低い
「果物」ジャンル内での評価31位 / 118件中(上位26%…高い
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いちじくの缶詰はカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜいちじくの缶詰のカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?

いちじくの缶詰のカロリーがやや低い理由



いちじくの缶詰のカロリーは、可食部100gあたり78kcalであり、他の食材と比較して「やや低い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に説明します。

糖質が普通レベル



いちじくの缶詰の糖質は、可食部100gあたり18.4gです。この数値は「普通」と評価されています。糖質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、過剰摂取は体重増加や血糖値の上昇につながる可能性があります。いちじくの缶詰は糖質が普通レベルであるため、カロリーがやや低いと言えます。

食物繊維が普通レベル



いちじくの缶詰には、可食部100gあたり1.2gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果や便通を促進する効果があります。食物繊維は満腹感を与えるため、カロリー摂取を抑える助けにもなります。いちじくの缶詰は食物繊維が普通レベルであるため、カロリーがやや低いと言えます。

タンパク質がかなり低い



いちじくの缶詰のタンパク質は、可食部100gあたり0.5gです。この数値は「かなり低い」と評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素であり、代謝にも重要な役割を果たしています。しかし、いちじくの缶詰はタンパク質がかなり低いため、カロリーがやや低いと言えます。

脂質が低い



いちじくの缶詰の脂質は、可食部100gあたり0.1gです。この数値は「低い」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、過剰摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高める可能性があります。いちじくの缶詰は脂質が低いため、カロリーがやや低いと言えます。

以上の栄養データから、いちじくの缶詰のカロリーがやや低い理由が明らかになりました。糖質や脂質が低く、タンパク質も少ないため、カロリー摂取を抑えることができます。健康やダイエットを意識する方にとって、いちじくの缶詰は良い選択肢と言えるでしょう。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「いちじくの缶詰」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質18.4g473.6kcal
炭水化物のうち、食物繊維1.2g22.4kcal
たんぱく質0.5g42kcal
脂質0.1g90.9kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

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上記が「いちじくの缶詰」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、73.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

いちじくの缶詰は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

いちじくの缶詰は、低糖質ダイエットに使える?



果物(フルーツ加工品)の「いちじくの缶詰」は、糖質量が18.4gで、した。

いちじくの缶詰は低糖質ダイエットに不向き



低糖質ダイエットは、血糖値の急上昇を抑えることで体重管理や健康維持に効果的な方法として注目されています。そのため、糖質の摂取量を制限することが重要です。

果物は一般的に健康に良いとされていますが、その中でもいちじくの缶詰は糖質量が比較的高いことが分かっています。一般的ないちじくの缶詰の糖質量は18.4gであり、低糖質ダイエットにおいては制限を超えることになります。

糖質量の制限が重要な理由



低糖質ダイエットでは、糖質の摂取量を制限することで体内の血糖値の急上昇を抑え、脂肪燃焼を促進します。糖質を摂取すると、血糖値が急激に上昇し、インシュリンというホルモンが分泌されます。このインシュリンの分泌によって、血糖値が下がりますが、同時に脂肪の蓄積も促進されます。

そのため、低糖質ダイエットでは、血糖値の急上昇を抑えるために糖質の摂取量を制限することが重要です。しかし、いちじくの缶詰は糖質量が比較的高いため、制限を守ることが難しくなります。

代替品としての選択肢



いちじくの缶詰は低糖質ダイエットには不向きですが、代わりに他の果物を選ぶことで糖質の摂取量を抑えることができます。例えば、イチゴやブルーベリーなどは糖質量が比較的低く、低糖質ダイエットに適しています。

また、缶詰ではなく生の果物を選ぶこともオススメです。生の果物には食物繊維やビタミンなどの栄養素が豊富に含まれており、健康にも良い影響を与えます。

まとめ



果物の中でもいちじくの缶詰は糖質量が比較的高いため、低糖質ダイエットには不向きです。糖質の摂取量を制限することが重要な低糖質ダイエットでは、他の果物や生の果物を選ぶことがオススメです。健康維持や体重管理を目指す際には、糖質量に注意しながら食事を選ぶことが大切です。

いちじくの缶詰は、低脂質ダイエットに使える!?

いちじくの缶詰は、低脂質ダイエットに使える?



いちじくの缶詰は、低脂質ダイエットに特に効果的な食品として注目されています。果物(フルーツ加工品)の中でも、いちじくは脂質の含有量が非常に低く、1缶あたりの脂質量はわずか0.1gです。

いちじくの缶詰の脂質量の低さ



いちじくの缶詰は、低脂質ダイエットに適している理由の一つは、その脂質量の低さにあります。脂質は、体内に摂取された後に脂肪として蓄積される可能性がありますが、いちじくの缶詰に含まれる脂質はわずか0.1gであり、他の食品と比べて非常に低いです。このため、脂質摂取を抑えたい方やダイエット中の方にとっては、理想的な選択肢と言えるでしょう。

いちじくの缶詰の栄養価



いちじくの缶詰は、脂質だけでなく、他の栄養素もバランスよく含まれています。例えば、いちじくには食物繊維やビタミンC、カリウムなどが豊富に含まれており、健康維持に役立つ成分です。さらに、いちじくは低カロリーであり、満腹感を得ながらカロリー摂取を抑えることができます。

いちじくの缶詰の使い方



いちじくの缶詰は、そのまま食べるだけでなく、様々な料理に活用することができます。例えば、サラダやヨーグルトにトッピングすることで、食事のバリエーションを豊かにすることができます。また、デザートとしても美味しくいただけます。いちじくの缶詰は、保存が効くため、長期間にわたって利用することができます。

まとめ



いちじくの缶詰は、低脂質ダイエットに特に効果的な食品です。脂質量がわずか0.1gと非常に低く、他の栄養素もバランスよく含まれています。さまざまな料理に活用することができるため、食事のバリエーションを豊かにすることができます。いちじくの缶詰を上手に活用して、健康的なダイエットを実践しましょう。
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最後に、いちじくの缶詰の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「いちじくの缶詰」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー78Kcalやや低い
炭水化物19.4g
└糖質18.4g普通
└食物繊維1.2g普通
たんぱく質0.5gかなり低い
脂質0.1g低い

「いちじくの缶詰」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分79.7g普通
有機酸-g無し
灰分0.3g低い
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「いちじくの缶詰」のビタミン・無機質等

ナトリウム8mg普通
カリウム110mg普通
カルシウム30mg普通
マグネシウム8mg低い
リン13mg低い
0.1mg低い
亜鉛0.1mg低い
0.03mg低い
マンガン0.07mg普通
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール0μg無し
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量Trμg無し
└レチノール活性当量0μg無し
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.2mg普通
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK(5)μg普通
ビタミンB10.02mg低い
ビタミンB20.02mg低い
ナイアシン0.1mg低い
ビタミンB60.05mg普通
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0mg無し
ビオチン-μg無し
ビタミンC0mg無し

試料: ヘビーシラップ漬/液汁を含んだもの(液汁 40 % )/ビタミンC: 酸化防止用として添加品あり

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

いちじくの缶詰と同じ果物のフルーツ加工品ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
アセロラジュース4210.30.100.2
あんずの缶詰7918.30.50.40.8
いちごジャム25062.10.40.11.3
いちじくの缶詰7818.40.50.11.2
梅干し(塩漬)291.10.90.73.3
うめジュース4912.2TrTr0.1
うんしゅうみかんの缶詰6314.90.50.10.5
グリーンオリーブの塩漬け1481.91.015.03.3
ブラックオリーブの塩漬け1211.50.812.32.5
スタッフドオリーブの塩漬け1410.70.814.33.7
バレンシアのマーマレード23362.60.20.10.7
干しがき27458.71.51.714.0
かぼす果汁368.40.40.10.1
グァバジュース4911.50.10.10.8
グレープフルーツの缶詰6016.50.5Tr0.6
アメリカンチェリーの缶詰7015.80.60.11.0
シークヮーサー果汁357.60.80.10.3
シークヮーサージュース4811.80.1Tr0
すだち果汁296.50.50.10.1
だいだい果汁358.00.30.20
梨の缶詰7618.50.10.10.7
西洋なしの缶詰7917.20.20.11.0
なつみかんの缶詰8018.90.50.10.5
パインアップルの缶詰7620.00.40.10.5
パッションフルーツ果汁6713.40.80.40
びわの缶詰8019.30.30.10.6
干しぶどう32475.92.70.24.1
ぶどうジュース5414.40.30.20.1
ぶどうの缶詰8320.40.40.10.2
ぶどうジャム18946.30.50.11.5
ブルーベリージャム17439.90.70.34.3
ぶんたんのざぼん漬33882.90.20.12.7
ももの缶詰8219.40.50.11.4
ゆず果汁306.70.50.10.4
ライム果汁399.20.40.10.2
りんごジュース4311.40.20.1Tr
りんごの缶詰8119.90.30.10.4
りんごジャム20352.00.20.10.8
レモン果汁242.10.40.2Tr
ココナッツウォーター225.00.20.10
ドライマンゴー33976.63.10.76.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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