このページでは、嗜好品のみりん 本みりんを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
みりん 本みりんのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはみりん 本みりんの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 241 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 43.2 | g | |
└糖質 | 43.3 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 0.3 | g | かなり低い |
脂質 | Tr | g | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、嗜好品分類に所属する正式名称「<アルコール飲料類> (混成酒類) みりん 本みりん」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、みりん 本みりんがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
みりん 本みりんはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
みりん 本みりんとは?どんな食材?
みりん 本みりんは、日本料理に欠かせない調味料の一つです。主に料理に甘みやコクを加えるために使用されます。みりんは、米を原料として作られ、アルコール発酵させることで製造されます。そのため、アルコール度数は低く、子供や妊婦さんにも安心して食べることができます。
みりん 本みりんの特徴
みりん 本みりんの特徴は、その甘みとまろやかな風味です。独特の香りと深い味わいがあり、料理に豊かなコクを与えます。また、みりんには食材を柔らかくする効果もあり、肉や魚を煮る際に使うことで、より一層のおいしさを引き出すことができます。
みりん 本みりんの使い方
みりん 本みりんは、料理に幅広く使用されます。代表的な使い方としては、煮物や炒め物、煮魚、照り焼きなどがあります。さらに、和風ドレッシングや和え物の味付けにも利用されます。料理に少量加えるだけで、深い味わいとコクが広がりますので、使いすぎには注意が必要です。
以上、みりん 本みりんの特徴と使い方について説明しました。みりん 本みりんは、日本料理をよりおいしくするための必須アイテムですので、ぜひ料理に取り入れてみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はみりん 本みりんがダイエットにどう役立つか説明します!
みりん 本みりんはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. カロリーが平均的なので、食事のバランスを考えた健康的な食事に役立つ
「みりん 本みりん」の栄養データを見ると、可食部100gあたりのカロリーは241kcalと平均的な値です。カロリーは食事のエネルギー源として必要ですが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まります。その点、「みりん 本みりん」は適度なカロリー量であり、食事のバランスを考えた健康的な食事に役立つと言えます。
2. 糖質が多いため、エネルギー補給や運動後の回復に役立つ
「みりん 本みりん」の栄養データを見ると、可食部100gあたりの糖質は43.3gと多いです。糖質は体内でエネルギーに変換されるため、運動前や運動後のエネルギー補給に役立ちます。また、運動後の筋肉の回復にも糖質は重要な役割を果たします。そのため、「みりん 本みりん」は運動やスポーツを行う方にとって、エネルギー補給や回復に役立つ食材と言えます。
3. 食物繊維や脂質、塩分が無いため、バランスの取れた食事に役立つ
「みりん 本みりん」の栄養データを見ると、可食部100gあたりの食物繊維、脂質、塩分はすべて無しです。食物繊維は腸内環境を整えたり、便通を促進する役割がありますが、食物繊維が少ない食材を摂ることでバランスの取れた食事を実現することができます。また、脂質や塩分も適度な摂取が重要であり、過剰摂取は健康に悪影響を与える可能性があります。そのため、「みりん 本みりん」は食事のバランスを考えた健康的な食事に役立つ食材と言えます。
おすすめ:みりん 本みりんのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
みりん 本みりんに含まれる無機質の栄養を解説!
「みりん 本みりん」の特徴
「みりん 本みりん」の栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。
1. 低い無機質栄養素含有量
「みりん 本みりん」は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンの各栄養素の含有量が低いことがわかります。これは、みりんが主にアルコールと甘味料で構成されており、無機質栄養素は少ないことを示しています。そのため、みりんを食材として摂取する際には、他の食材とのバランスを考える必要があります。
2. 鉄や亜鉛を含まない
「みりん 本みりん」に含まれる栄養素の中で、鉄や亜鉛は無しとなっています。これは、みりんが主に米や米麹から作られるため、これらの栄養素がほとんど含まれていないことを意味しています。鉄や亜鉛は体にとって重要な栄養素であり、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があるため、他の食材からこれらの栄養素を摂取する必要があります。
3. 銅やマンガンを普通に含む
一方で、「みりん 本みりん」に含まれる銅やマンガンの栄養素は、普通の量が含まれています。これは、みりんが醸造過程で微量の銅やマンガンを含むことによるものです。銅やマンガンは体内で様々な酵素の活性化に関与し、健康維持に重要な役割を果たしています。ただし、みりんからの銅やマンガンの摂取量は限られているため、他の食材からもこれらの栄養素を摂取する必要があります。
みりん 本みりんに含まれるビタミンを解説!
ビタミン含有量のデータ
「みりん 本みりん」のビタミン含有量(可食部100gあたり)は以下の通りです。
- ビタミンB6:0.01 mg(低い)
ビタミンの特徴
「みりん 本みりん」に含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. ビタミンB6の含有量が低い
「みりん 本みりん」に含まれるビタミンB6の含有量は0.01 mgであり、低いと言えます。ビタミンB6は体内のエネルギー代謝に関与し、神経伝達物質の生成や免疫機能の維持にも重要な役割を果たしています。しかし、「みりん 本みりん」にはビタミンB6が少なく含まれているため、他の食材やサプリメントから摂取する必要があります。
2. ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれない
「みりん 本みりん」にはビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは健康維持に必要な栄養素であり、バランスの良い食事で摂取することが重要です。
3. ビタミンB6の役割
ビタミンB6は体内のエネルギー代謝に関与するだけでなく、赤血球の生成や神経伝達物質の生成にも関与しています。また、免疫機能の維持や脳の正常な機能にも重要な役割を果たしています。ビタミンB6は他の食材やサプリメントから摂取する必要がありますが、適切な量を摂取することで健康を維持することができます。
最後に、みりん 本みりんの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「みりん 本みりん」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 241 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 43.2 | g | |
└糖質 | 43.3 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 0.3 | g | かなり低い |
脂質 | Tr | g | 無し |
「みりん 本みりん」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 47.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | Tr | g | 無し |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | 9.5 | g | 多い |
「みりん 本みりん」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 3 | mg | 低い |
カリウム | 7 | mg | 低い |
カルシウム | 2 | mg | 低い |
マグネシウム | 2 | mg | 低い |
リン | 7 | mg | 低い |
鉄 | 0 | mg | 無し |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | Tr | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | Tr | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
アルコール: 14.0 容量 %/(100 g: 85.5 mL、100 mL: 117.0 g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
みりん 本みりんと同じ嗜好品のお酒ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
日本酒 | 107 | 5.0 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(純米酒) | 102 | 3.7 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(本醸造酒) | 106 | 4.6 | 0.4 | 0 | 0 |
日本酒(吟醸酒) | 103 | 3.7 | 0.3 | 0 | 0 |
日本酒(純米吟醸酒) | 102 | 4.2 | 0.4 | 0 | 0 |
生ビール | 39 | 3.1 | 0.3 | 0 | 0 |
黒ビール | 45 | 3.5 | 0.4 | Tr | 0.2 |
スタウトビール | 62 | 4.8 | 0.5 | Tr | 0.3 |
発泡酒 | 44 | 3.6 | 0.1 | 0 | 0 |
白ワイン | 75 | 1.4 | 0.1 | Tr | - |
赤ワイン | 68 | 1.0 | 0.2 | Tr | - |
ロゼワイン | 71 | 3.4 | 0.1 | Tr | 0 |
紹興酒 | 126 | 5.1 | 1.7 | Tr | Tr |
焼酎 | 203 | 0 | 0 | 0 | (0) |
焼酎B類(芋焼酎、麦焼酎等) | 144 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウイスキー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ブランデー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウオッカ | 237 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ジン | 280 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
ラム | 237 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
マオタイ酒 | 317 | 0 | 0 | 0 | (0) |
梅酒 | 155 | 20.7 | 0.1 | Tr | - |
合成清酒 | 108 | 5.3 | 0.1 | 0 | - |
白酒 | 236 | 48.5 | 1.9 | Tr | - |
みりん 本みりん | 241 | 43.3 | 0.3 | Tr | - |
薬味酒 | 181 | 26.8 | Tr | Tr | - |
キュラソー | 319 | 26.4 | Tr | Tr | - |
スイートワイン | 125 | 13.0 | 0.1 | 0 | - |
ペパーミント | 300 | 37.6 | 0 | 0 | - |
ベルモット(甘口タイプ) | 151 | 16.4 | 0.1 | 0 | - |
ベルモット | 113 | 3.7 | 0.1 | 0 | - |
甘酒 | 76 | 18.3 | 1.7 | 0.1 | 0.4 |
ビール風味炭酸飲料 | 5 | 1.2 | 0.1 | Tr | - |
缶チューハイ レモン風味 | 51 | 2.6 | 0 | Tr | 0.1 |
泡盛 | 206 | 0 | Tr | Tr | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。