このページでは、嗜好品のスイートワインを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
スイートワインのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはスイートワインの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 125 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 13.4 | g | |
└糖質 | 13.0 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 0.1 | g | かなり低い |
脂質 | 0 | g | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、嗜好品分類に所属する正式名称「<アルコール飲料類> (混成酒類) スイートワイン」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、スイートワインがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
スイートワインはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
スイートワインとは?どんな食材?
スイートワインは、お酒の一種であり、甘口の特徴を持つワインです。その甘さは、糖分が豊富に含まれていることによって生まれます。スイートワインは、一般的にデザートと一緒に楽しまれることが多いですが、その他の食材とも相性が良いです。
スイートワインとの相性の良い食材
スイートワインとの相性の良い食材には、いくつかの特徴があります。
1. フルーツ
スイートワインはフルーティーな香りと甘さが特徴的ですので、フルーツとの相性は抜群です。特に、熟したベリーや桃、洋梨などの甘みのあるフルーツとの組み合わせはおすすめです。フルーツの酸味とスイートワインの甘さが調和し、相互に引き立て合うことで、より一層楽しむことができます。
2. フォアグラ
スイートワインは、濃厚な味わいを持っているため、フォアグラとの相性も良いです。フォアグラのクリーミーな風味とスイートワインの甘さがマッチし、相互に引き立て合います。特に、トーストやバゲットと一緒に楽しむことで、より一層贅沢な味わいを楽しめます。
3. ブルーチーズ
スイートワインの甘さとブルーチーズの濃厚な風味は、意外なほど相性が良いです。スイートワインの甘さがブルーチーズの塩味と調和し、相互に引き立て合います。ブルーチーズのクリーミーさとスイートワインの甘さが口の中で広がり、奥行きのある味わいを楽しむことができます。
まとめ
スイートワインは、甘さが特徴的なお酒であり、デザートとの相性が良いですが、他の食材とも楽しむことができます。特にフルーツ、フォアグラ、ブルーチーズとの組み合わせはおすすめです。スイートワインの甘さとそれぞれの食材の風味が相互に引き立て合い、より一層贅沢な味わいを楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はスイートワインがダイエットにどう役立つか説明します!
スイートワインはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. エネルギー源としての役割
スイートワインは、100gあたり125kcalのカロリーを含んでいます。これは平均的な量と言えます。このようなエネルギー源は、私たちの日々の活動に必要なエネルギーを補給するために役立ちます。例えば、運動や仕事で消費したエネルギーを補給するために、スイートワインを適量摂取することができます。
2. 糖質の供給源としての役割
スイートワインには、100gあたり13gの糖質が含まれています。この量は普通の範囲と言えます。糖質は私たちの体にとって重要なエネルギー源であり、特に脳の働きには欠かせません。適切な量の糖質を摂取することは、健康的な食事の一部となります。スイートワインは、糖質を供給するための選択肢の一つとして考えることができます。
3. 脂質や塩分の摂取を抑える役割
スイートワインには、脂質や塩分が含まれていません。脂質や塩分の摂り過ぎは、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。スイートワインを適量摂取することで、脂質や塩分の摂取を抑えることができます。また、アルコールを含むお酒は適度に摂取することが重要ですので、飲み過ぎには注意が必要です。
おすすめ:スイートワインのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
スイートワインに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラル含有量が低い
スイートワインは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラルの含有量が低いことがわかります。これらのミネラルは、体内の機能や健康維持に重要な役割を果たしていますが、スイートワインにはそれらがほとんど含まれていないため、栄養補給の観点からは必要な量を摂取できない可能性があります。
2. 亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていない
スイートワインには、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどのミネラルが含まれていないことがわかります。これらのミネラルも体内の機能に重要な役割を果たしており、不足すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。したがって、スイートワインだけを摂取すると、これらのミネラルの不足が心配されます。
3. ナトリウム含有量が普通
スイートワインに含まれるナトリウムの量は、普通の範囲内であることがわかります。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与しており、適切な量を摂取することが重要です。スイートワインを飲む際には、ナトリウムの摂取量にも注意が必要ですが、一般的な飲酒量内では問題はないでしょう。
以上のように、スイートワインはミネラルの含有量が低く、特定のミネラルが含まれていないことが特徴として挙げられます。栄養バランスを考える上では、他の食材との組み合わせや栄養補給が必要です。飲酒の際には適度な摂取量を守り、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
スイートワインに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンB6の含有量は低い
スイートワインに含まれるビタミンの中で、ビタミンB6の含有量は0.01 mgと非常に低いです。ビタミンB6は体内でタンパク質の代謝や神経伝達物質の合成に関与しており、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たしています。
2. ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれない
スイートワインにはビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは他の食品から摂取する必要があります。
3. ビタミンB6の効果
ビタミンB6は体内でタンパク質の代謝や神経伝達物質の合成に関与しています。また、免疫機能の維持や血液の生成にも関与しており、健康な体を維持するために必要な栄養素です。スイートワインにはビタミンB6が少量含まれていますが、他の食品からも摂取することが重要です。
最後に、スイートワインの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「スイートワイン」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 125 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 13.4 | g | |
└糖質 | 13.0 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 0.1 | g | かなり低い |
脂質 | 0 | g | 無し |
「スイートワイン」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 75.2 | g | 普通 |
有機酸 | 0.4 | g | 多い |
灰分 | 0.2 | g | 低い |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | 11.1 | g | 多い |
「スイートワイン」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 5 | mg | 普通 |
カリウム | 70 | mg | 低い |
カルシウム | 5 | mg | 低い |
マグネシウム | 5 | mg | 低い |
リン | 7 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | Tr | mg | 無し |
銅 | Tr | mg | 無し |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | Tr | mg | 無し |
ナイアシン | Tr | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
アルコール: 14.5 容量 %/(100 g: 96.4 mL、100 mL: 103.7g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
スイートワインと同じ嗜好品のお酒ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
日本酒 | 107 | 5.0 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(純米酒) | 102 | 3.7 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(本醸造酒) | 106 | 4.6 | 0.4 | 0 | 0 |
日本酒(吟醸酒) | 103 | 3.7 | 0.3 | 0 | 0 |
日本酒(純米吟醸酒) | 102 | 4.2 | 0.4 | 0 | 0 |
生ビール | 39 | 3.1 | 0.3 | 0 | 0 |
黒ビール | 45 | 3.5 | 0.4 | Tr | 0.2 |
スタウトビール | 62 | 4.8 | 0.5 | Tr | 0.3 |
発泡酒 | 44 | 3.6 | 0.1 | 0 | 0 |
白ワイン | 75 | 1.4 | 0.1 | Tr | - |
赤ワイン | 68 | 1.0 | 0.2 | Tr | - |
ロゼワイン | 71 | 3.4 | 0.1 | Tr | 0 |
紹興酒 | 126 | 5.1 | 1.7 | Tr | Tr |
焼酎 | 203 | 0 | 0 | 0 | (0) |
焼酎B類(芋焼酎、麦焼酎等) | 144 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウイスキー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ブランデー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウオッカ | 237 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ジン | 280 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
ラム | 237 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
マオタイ酒 | 317 | 0 | 0 | 0 | (0) |
梅酒 | 155 | 20.7 | 0.1 | Tr | - |
合成清酒 | 108 | 5.3 | 0.1 | 0 | - |
白酒 | 236 | 48.5 | 1.9 | Tr | - |
みりん 本みりん | 241 | 43.3 | 0.3 | Tr | - |
薬味酒 | 181 | 26.8 | Tr | Tr | - |
キュラソー | 319 | 26.4 | Tr | Tr | - |
スイートワイン | 125 | 13.0 | 0.1 | 0 | - |
ペパーミント | 300 | 37.6 | 0 | 0 | - |
ベルモット(甘口タイプ) | 151 | 16.4 | 0.1 | 0 | - |
ベルモット | 113 | 3.7 | 0.1 | 0 | - |
甘酒 | 76 | 18.3 | 1.7 | 0.1 | 0.4 |
ビール風味炭酸飲料 | 5 | 1.2 | 0.1 | Tr | - |
缶チューハイ レモン風味 | 51 | 2.6 | 0 | Tr | 0.1 |
泡盛 | 206 | 0 | Tr | Tr | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。