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日本酒のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、嗜好品の日本酒を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

日本酒のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは日本酒の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー107Kcalやや低い
炭水化物4.9g
└糖質5.0gかなり低い
└食物繊維0g無し
たんぱく質0.4gかなり低い
脂質Trg無し
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、嗜好品分類に所属する正式名称「<アルコール飲料類> (醸造酒類) 清酒 普通酒」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、日本酒がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

日本酒はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

引用元:dancyu

日本酒とは?どんな食材?


日本酒は、日本の伝統的なお酒であり、米を主成分として作られます。そのため、日本酒は食材としても利用されます。以下に、日本酒がどんな食材かを3つに絞って説明します。

1. 調味料としての日本酒


日本酒は、料理の調味料として広く使用されます。料理に加えることで、食材の旨味を引き立て、さっぱりとした味わいを与えます。特に、煮物や炒め物、鍋物などによく使われます。日本酒のアルコール分は熱を加えることで揮発し、料理に残るのは旨味だけです。そのため、料理の風味を引き立てる役割を果たします。

2. 魚介類の下ごしらえに使われる日本酒


日本酒は、魚介類の下ごしらえにも使用されます。魚を洗ったり、臭みを取ったりする際に、日本酒を使うことでより一層美味しく仕上げることができます。日本酒に含まれるアルコールが、魚の臭みを和らげる効果があるため、魚の風味を引き出すことができます。

3. お菓子作りにおける日本酒


日本酒は、お菓子作りにおいても利用されます。和菓子や洋菓子など、さまざまなお菓子に日本酒を加えることで、独特の風味や香りを楽しむことができます。また、日本酒がお菓子の生地やクリームに加えられることで、しっとりとした食感やまろやかな味わいを実現することができます。

以上のように、日本酒は調味料としての利用や魚介類の下ごしらえ、お菓子作りなど、様々な食材として活用されます。その独特の味わいや風味は、料理やお菓子に深い味わいと奥行きを与えることができます。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は日本酒がダイエットにどう役立つか説明します!

日本酒はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

引用元:dancyu

1. 低カロリーである


日本酒は、可食部100gあたりで107kcalと、やや低いカロリーです。この低カロリーな特徴から、ダイエットや体重管理をしている方にとっては、飲み物として選びやすいと言えます。また、他のお酒と比べてもカロリーが低いため、摂取するカロリーを抑えたい方にもおすすめです。

2. 糖質がかなり低い


日本酒に含まれる糖質は、可食部100gあたりで5gと、かなり低い量です。糖質の摂取を制限している方や糖質制限ダイエットを行っている方にとっては、糖質が低い飲み物として選びやすいでしょう。また、糖質を抑えることで血糖値の上昇を抑えることもできます。

3. 脂質や塩分が無し


日本酒には脂質や塩分が含まれておらず、可食部100gあたりで0gとなっています。脂質や塩分の摂り過ぎは、健康に悪影響を及ぼすことがありますが、日本酒はその心配がありません。特に高血圧や塩分制限をしている方にとっては、安心して摂取できる飲み物と言えるでしょう。

以上のように、日本酒は低カロリーであり、糖質がかなり低く、脂質や塩分が無いという特徴があります。これらの特徴から、体重管理や糖質制限を考えている方、健康に気を使っている方にとって、日本酒は健康的な食事に役立つ飲み物と言えます。ただし、飲み過ぎには注意が必要であり、適量を守って楽しむことが大切です。

おすすめ日本酒のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

日本酒に含まれる無機質の栄養を解説!

引用元:dancyu

日本酒の栄養データの特徴



日本酒の栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。

1. 低いミネラル含有量


日本酒は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルの含有量が非常に低いことが分かります。これは、日本酒が主に米を原料としているため、米にはそれほど多くのミネラルが含まれていないことが原因と考えられます。そのため、日本酒を摂取することでミネラルを補給することはできません。

2. 鉄や銅などのミネラルが無し


日本酒の栄養データを見ると、鉄や銅などのミネラルが含まれていないことが分かります。これは、日本酒が主に米を原料としているため、これらのミネラルがほとんど含まれていないことが原因です。そのため、日本酒を摂取することでこれらのミネラルを補給することはできません。

3. マンガンやモリブデンなどのミネラルが普通量含まれている


一方で、日本酒の栄養データを見ると、マンガンやモリブデンなどのミネラルが普通量含まれていることが分かります。これは、日本酒の製造過程で微量のこれらのミネラルが生成されるためです。マンガンやモリブデンは、体内の酵素反応に関与しており、健康維持に役立つとされています。したがって、日本酒を適度に摂取することで、これらのミネラルを摂取することができます。

以上のように、日本酒の栄養データからは、低いミネラル含有量や鉄や銅の欠如、そしてマンガンやモリブデンの普通量含有が特徴として挙げられます。日本酒を楽しむ際には、これらの特徴を踏まえてバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

日本酒に含まれるビタミンを解説!

引用元:dancyu

ビタミン含有量のデータ


「日本酒」のビタミン含有量(可食部100gあたり)は以下の通りです。
- ビタミンB6: 0.07 mg(普通)

ビタミンの特徴


日本酒に含まれるビタミンの特徴には、以下の3つがあります。

1. ビタミンB6の含有量が普通レベル


日本酒に含まれるビタミンB6の含有量は、普通レベルであるとされています。ビタミンB6は、タンパク質の代謝や神経伝達物質の合成に関与しており、体内の様々な機能に重要な役割を果たしています。

2. 他のビタミンは含まれていない


日本酒にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。したがって、日本酒を摂取する際には他の食品からこれらのビタミンを摂取する必要があります。

3. ビタミンB6の効果を享受するためには適量を摂取する必要がある


ビタミンB6は体内で合成することができないため、食品から摂取する必要があります。日本酒に含まれるビタミンB6の量は普通レベルですが、適量を摂取することでビタミンB6の効果を享受することができます。適度な量で楽しむことが大切です。

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ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は日本酒の使用例としてレシピをご紹介します。

日本酒を使ったレシピ20選!

#1 どっしり日本酒と合わせたい"焼きカマンベール"

カマンベールチーズ味噌ラー油海苔

カマンベールチーズを磯部焼風に仕立てるおつまみのレシピ。シンプルなレシピのポイントは、味噌とラー油。…

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#2 ビールとも日本酒とも合う「からし大根」

大根きび砂糖和からしビール米酢削り節

和からしが入った漬け地に、大根を入れておくだけで作れる漬物のレシピ。漬け地にはビールも入っているので、できあがったからし大根もビールによく合います。…

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#3 日本酒にも合う"鶏のりんご照り焼きトマトソース"

鶏もも肉りんごジュース醤油ローリエにんにくバジル赤唐辛子トマト水煮缶粗挽き黒胡椒、等

鶏もも肉を、りんご果汁入りの漬けだれと一緒に焼き上げる、鶏の照り焼きのレシピ。煮詰まったりんご果汁の凝縮された甘みで、ひと味違う照り焼きに仕上がります。…

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#4 スッキリした日本酒に合う"アボカドのピーマンソースがけ"

アボカドピーマン玉ねぎ米酢オリーブオイル黒胡椒

アボカドとピーマンを活用したおつまみのレシピ。アボカドのねっとり感に、ピーマンの香気と玉ねぎの辛味が相性バツグン。…

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#5 重厚感のある日本酒と合わせたい"クリームチーズ酒盗がけ"

クリームチーズ酒盗

魚を発酵させた珍味「酒盗」をクリームチーズにかけていただくレシピ。マイルドなクリームチーズが、酒盗の癖のある味わいをほどよく和らげ、後を引く味わいに。…

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#6 とろりと甘く日本酒を呼ぶ"長ねぎのグラタン"

長ねぎアンチョビカマンベールチーズバター

長ねぎにアンチョビとカマンベールチーズを大胆にのせて焼き上げた、グラタンのレシピ。長ねぎはバターを加えて煮ることで、甘みがより引き出されます。…

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#7 日本酒大好き女性店主が教える"男前"な絶品つまみ

鶏挽き肉豚挽き肉長ねぎ片栗粉サラダ油柚子胡椒笹の葉セロリ

手軽に作れるおつまみ5種のレシピ。つくねは味噌が隠し味。…

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#8 華やかな日本酒と合わせたい"とうもろこしのチーズ焼き"

とうもろこしオリーブオイルパルミジャーノレッジャーノチリパウダー

とうもろこしにチーズをふりかけてローストした、おつまみのレシピ。加熱して引き出されたとうもろこしの甘みと、チーズの塩気とコク、チリパウダーのスパイシーな香りが合わさって、日本酒のお供に最適な一品ができあがります。…

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#9 日本酒に合う和風ソーセージ"梅風味のサルシッチャ"

豚挽き肉にんにく梅干し梅じそ粉チーズオリーブオイルにんじんマリネ

豚ひき肉と梅を合わせ、焼いたレシピ。「サルシッチャ」はイタリアンソーセージのことです。…

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#10 日本酒と相性抜群!"モッツァレラのネギまみれ"

モッツァレラチーズ小ねぎ醤油わさび

モッツァレラチーズを使った簡単和風おつまみのレシピ。調味料を合わせるだけで出来ちゃいます。…

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#11 日本酒に合う和風な一枚"パルミジャーノ・レッジャーノと明太子のトースト"

パルミジャーノレッジャーノ食パン明太子有塩バター万能ねぎ

明太子バタートーストに、パルミジャーノ・レッジャーノチーズをふんだんにかけたレシピ。熱々のトーストにふわっとのったチーズの香り、バターと明太子のコクと塩気で、手が止まらなくなるトーストです。…

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#12 厚みのある日本酒と合わせたい"生ハム、干し柿のマスカルポーネ和え"

生ハム干し柿マスカルポーネチーズ白味噌黒胡椒

マスカルポーネチーズを使った、日本酒に合うおつまみのレシピ。甘みと塩気のある食材をマスカルポーネチーズがまとめ上げて、一体感のある一品に仕上げます。…

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#13 酸味のある日本酒と合わせたい"カッテージチーズのサラダ"

春菊りんごクルミカッテージチーズフレンチドレッシング醤油

カッテージチーズの酸味をまとわせた、おつまみにもなるサラダのレシピ。春菊のほろ苦さやくるみの渋みが効いていて、大人の味わいを楽しめます。…

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#14 とにかく日本酒が進む「サバ缶鍋」

サバ缶豆腐醤油おろしにんにく青ねぎおろし生姜実山椒粉唐辛子

サバ缶と豆腐を活用した小鍋のおつまみのレシピ。サバ缶の身を丸ごと調理しているので、味つけ不要で手軽に調理できる一品。…

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#15 日本酒と相性抜群の"簡単ローストビーフ"

牛もも肉にんにくバター醤油みかん胡椒

みかんを活用したローストビーフのレシピ。お肉の表面にみかん果汁でさわやかな香り付けをしています。…

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#16 日本酒に合う和のスパイス料理"アボカドとエビのレモン味噌和え"

アボカドむきエビオリーブオイルターメリック京味噌レモン汁砂糖粉山椒

山椒を効かせた、アボカドとエビの和え物のレシピ。調味料にレモンやターメリックを使っていますが、山椒のピリッとした辛さや京味噌の優しい甘さが隠し味にあるので日本酒との相性バツグン。…

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#17 日本酒にもワインにもピッタリな"焼きぶり大根"

ぶり大根醤油みりん砂糖クレソンかつお節太白胡麻油

ぶりと大根を活用したレシピ。ぶりの照り焼きと大根ステーキで作るぶり大根です。…

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#18 寒いと思ったら、日本酒を誘う「技あり!」の鍋を。

鶏もも肉大根長ねぎ生姜醤油片栗粉柚子胡椒

ちょっと一手間加えたお鍋料理ひらひら大根と鶏肉のとろみ鍋のレシピ。大根はスライサーで薄切りにしていきます。…

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#19 日本酒チーズフォンデュ鍋

ピザ用チーズ日本酒塩こしょう切り餅エリンギミニトマトかぼちゃオリーブオイル

294 kcal塩分1.9 g調理時間20分

日本酒をつかった和風チーズフォンデュ鍋のレシピ。白ワインを使用せず日本酒を活用することで和の食材との相性がぴったり。…

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#20 どっしりとした日本酒に合う"あおさプロチーチャーハン"

玄米ご飯ほぐしたあおさ海苔プロセスチーズらっきょう漬けにんにくスライス太香胡麻油

あおさ海苔とプロセスチーズ、らっきょうを使ったチャーハンのレシピ。具材の組み合わせは珍しいですが、にんにくと胡麻油で炒めることで味にパンチと一体感が出ます。…

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最後に、日本酒の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「日本酒」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー107Kcalやや低い
炭水化物4.9g
└糖質5.0gかなり低い
└食物繊維0g無し
たんぱく質0.4gかなり低い
脂質Trg無し

「日本酒」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分82.4g多い
有機酸-g無し
灰分Trg無し
コレステロール0mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール12.3g多い

「日本酒」のビタミン・無機質等

ナトリウム2mg低い
カリウム5mg低い
カルシウム3mg低い
マグネシウム1mg低い
リン7mg低い
Trmg無し
亜鉛0.1mg低い
Trmg無し
マンガン0.16mg普通
ヨウ素1μg普通
セレン0μg無し
クロム0μg無し
モリブデン1μg普通
ビタミンA
└レチノール0μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン0μg無し
└β-クリプトキサンチン0μg無し
└β-カロテン当量0μg無し
└レチノール活性当量0μg無し
ビタミンD0μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0mg無し
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK0μg無し
ビタミンB1Trmg無し
ビタミンB20mg無し
ナイアシン0mg無し
ビタミンB60.07mg普通
ビタミンB120μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0mg無し
ビオチン0μg無し
ビタミンC0mg無し

別名: 日本酒/アルコール: 15.4 容量 %/(100 g: 100.1 mL、100 mL: 99.9 g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

日本酒と同じ嗜好品のお酒ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
日本酒1075.00.4Tr0
日本酒(純米酒)1023.70.4Tr0
日本酒(本醸造酒)1064.60.400
日本酒(吟醸酒)1033.70.300
日本酒(純米吟醸酒)1024.20.400
生ビール393.10.300
黒ビール453.50.4Tr0.2
スタウトビール624.80.5Tr0.3
発泡酒443.60.100
白ワイン751.40.1Tr-
赤ワイン681.00.2Tr-
ロゼワイン713.40.1Tr0
紹興酒1265.11.7TrTr
焼酎203000(0)
焼酎B類(芋焼酎、麦焼酎等)144000(0)
ウイスキー234000(0)
ブランデー234000(0)
ウオッカ237000(0)
ジン2800.10Tr(0)
ラム2370.10Tr(0)
マオタイ酒317000(0)
梅酒15520.70.1Tr-
合成清酒1085.30.10-
白酒23648.51.9Tr-
みりん 本みりん24143.30.3Tr-
薬味酒18126.8TrTr-
キュラソー31926.4TrTr-
スイートワイン12513.00.10-
ペパーミント30037.600-
ベルモット(甘口タイプ)15116.40.10-
ベルモット1133.70.10-
甘酒7618.31.70.10.4
ビール風味炭酸飲料51.20.1Tr-
缶チューハイ レモン風味512.60Tr0.1
泡盛2060TrTr-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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