このページではウイスキーのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ウイスキーのカロリーは234kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キッコーマン
ウイスキーの可食部100gあたりのカロリーは、234kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中508位です。これは多い順にすると上位31%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「嗜好品」ジャンルのでウイスキーのカロリーを評価すると、58件中15位です。これは上位から25%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 234Kcal |
全体での評価 | 508位 / 1592件中(上位31%…平均的) |
「嗜好品」ジャンル内での評価 | 15位 / 58件中(上位25%…高い) |
ウイスキーはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜウイスキーのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:サントリー
ウイスキーのカロリーは平均的な理由
ウイスキーのカロリーは可食部100gあたり234kcalで、「平均的」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照して説明します。
カロリーが平均的な理由
ウイスキーは、可食部100gあたり234kcalのカロリーを含んでいます。これは他の食材と比較して平均的な値です。ウイスキーには糖質、食物繊維、タンパク質、脂質が含まれていませんが、アルコールの含有量が多いことが特徴です。
糖質、食物繊維、タンパク質、脂質は無し
ウイスキーには糖質、食物繊維、タンパク質、脂質が含まれていません。これは他の食材と比較すると異なる点です。ウイスキーは主にアルコールから成り立っており、他の栄養素はほとんど含まれていません。
アルコールの含有量が多い
ウイスキーには可食部100gあたり33.4gのアルコールが含まれています。この量は他の食材と比較して多いです。アルコールはエネルギー源として機能し、カロリーを提供します。そのため、ウイスキーのカロリーは平均的な値となっています。
以上の理由から、ウイスキーのカロリーは可食部100gあたり234kcalで平均的と評価されています。ウイスキーはアルコールの含有量が多く、他の栄養素はほとんど含まれていません。お酒としての嗜好品として楽しむことができますが、適度な摂取を心がけることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ウイスキー」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0g | 4 | 0kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 0g | 4 | 0kcal |
脂質 | 0g | 9 | 0kcal |
アルコール | 33.4g | 7.1 | 237.14 |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ウイスキー」のカロリー内訳です。一番多いのはアルコールで、237.14kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ウイスキーは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:dancyu
ウイスキーは、低糖質ダイエットに使える?
ウイスキーは、嗜好品であるお酒の一つですが、糖質量が0gと非常に低いことが特徴です。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては特に効果的な飲み物と言えるでしょう。
ウイスキーの糖質量は0g
ウイスキーは、糖質量が0gとされています。これは、ウイスキーの原料となる大麦やトウモロコシなどの穀物が発酵・蒸留される過程で糖分がほとんど分解されるためです。そのため、ウイスキーを飲むことで糖質を摂取する心配はありません。
ウイスキーは低カロリー
ウイスキーは糖質量が0gだけでなく、低カロリーであるという点でも注目されています。ウイスキーはアルコール度数が高く、1杯あたりのカロリーは約70〜80kcal程度です。他のお酒と比べても低カロリーなため、ダイエット中でも気軽に楽しむことができます。
ウイスキーの適度な摂取が大切
ただし、ウイスキーを低糖質ダイエットに活用する際には、適度な摂取が重要です。ウイスキーはアルコールを含む飲み物であり、飲み過ぎると肝臓や健康に悪影響を及ぼす可能性があります。また、ウイスキーにはアルコール以外の成分も含まれているため、過剰摂取は避けるべきです。
まとめ
ウイスキーは糖質量が0gであり、低カロリーなため、低糖質ダイエットに特に効果的な飲み物と言えます。しかし、適度な摂取を心がけることが重要です。ウイスキーを楽しみながら健康的なダイエットを実践しましょう。
ウイスキーは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:アサヒビール
ウイスキーは、低脂質ダイエットに使える?
ウイスキーは、低脂質ダイエットに特に効果的なお酒です。ウイスキーには脂質がほとんど含まれていないため、カロリーを気にせずに楽しむことができます。
ウイスキーの脂質量は0g
ウイスキーには脂質がほとんど含まれていないことが分かっています。脂質は体に蓄積されやすく、ダイエット中に制限する必要がある栄養素の一つです。しかし、ウイスキーには脂質が0g含まれており、これは低脂質ダイエットにおいて非常に有利な点です。
ウイスキーのカロリーには注意が必要
ただし、ウイスキーにはアルコールが含まれているため、カロリーには注意が必要です。ウイスキー100mlあたりのアルコール量は約33.4gとされています。アルコールは1gあたり7kcalのエネルギーを持っており、ウイスキーのカロリーはその分だけ高くなります。
ウイスキーの摂取量には制限を
ウイスキーを低脂質ダイエットに取り入れる際には、摂取量にも注意が必要です。適度な量を守ることが重要です。過剰な摂取は肝臓や胃に負担をかけ、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。また、ウイスキーはアルコール飲料ですので、飲酒運転には絶対に注意が必要です。
ウイスキーの利点を活かしたダイエット法
ウイスキーを低脂質ダイエットに活かすためには、適度な量を守ることが大切です。ウイスキーはリラックス効果があり、ストレス解消にも役立ちます。ストレスはダイエットの妨げとなる要因の一つですので、ウイスキーを楽しみながらストレスを解消することで、効果的なダイエットが可能となるでしょう。
まとめ
ウイスキーは低脂質ダイエットに特に効果的なお酒です。脂質がほとんど含まれていないため、カロリーを気にせずに楽しむことができます。ただし、アルコールにはカロリーが含まれているため、摂取量には注意が必要です。適度な量を守りながら、ウイスキーの利点を活かしたダイエット法を取り入れることで、健康的な体重管理が可能となるでしょう。
最後に、ウイスキーの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ウイスキー」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 234 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 0 | g | 無し |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 0 | g | 無し |
「ウイスキー」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 66.6 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0 | g | 無し |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | 33.4 | g | 多い |
「ウイスキー」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 1 | mg | 低い |
カルシウム | 0 | mg | 無し |
マグネシウム | 0 | mg | 無し |
リン | Tr | mg | 無し |
鉄 | Tr | mg | 無し |
亜鉛 | Tr | mg | 無し |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB2 | (0) | mg | 無し |
ナイアシン | (0) | mg | 無し |
ビタミンB6 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0) | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
アルコール: 40.0 容量 %/(100 g: 105.0 mL、100 mL: 95.2 g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ウイスキーと同じ嗜好品のお酒ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
日本酒 | 107 | 5.0 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(純米酒) | 102 | 3.7 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(本醸造酒) | 106 | 4.6 | 0.4 | 0 | 0 |
日本酒(吟醸酒) | 103 | 3.7 | 0.3 | 0 | 0 |
日本酒(純米吟醸酒) | 102 | 4.2 | 0.4 | 0 | 0 |
生ビール | 39 | 3.1 | 0.3 | 0 | 0 |
黒ビール | 45 | 3.5 | 0.4 | Tr | 0.2 |
スタウトビール | 62 | 4.8 | 0.5 | Tr | 0.3 |
発泡酒 | 44 | 3.6 | 0.1 | 0 | 0 |
白ワイン | 75 | 1.4 | 0.1 | Tr | - |
赤ワイン | 68 | 1.0 | 0.2 | Tr | - |
ロゼワイン | 71 | 3.4 | 0.1 | Tr | 0 |
紹興酒 | 126 | 5.1 | 1.7 | Tr | Tr |
焼酎 | 203 | 0 | 0 | 0 | (0) |
焼酎B類(芋焼酎、麦焼酎等) | 144 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウイスキー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ブランデー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウオッカ | 237 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ジン | 280 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
ラム | 237 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
マオタイ酒 | 317 | 0 | 0 | 0 | (0) |
梅酒 | 155 | 20.7 | 0.1 | Tr | - |
合成清酒 | 108 | 5.3 | 0.1 | 0 | - |
白酒 | 236 | 48.5 | 1.9 | Tr | - |
みりん 本みりん | 241 | 43.3 | 0.3 | Tr | - |
薬味酒 | 181 | 26.8 | Tr | Tr | - |
キュラソー | 319 | 26.4 | Tr | Tr | - |
スイートワイン | 125 | 13.0 | 0.1 | 0 | - |
ペパーミント | 300 | 37.6 | 0 | 0 | - |
ベルモット(甘口タイプ) | 151 | 16.4 | 0.1 | 0 | - |
ベルモット | 113 | 3.7 | 0.1 | 0 | - |
甘酒 | 76 | 18.3 | 1.7 | 0.1 | 0.4 |
ビール風味炭酸飲料 | 5 | 1.2 | 0.1 | Tr | - |
缶チューハイ レモン風味 | 51 | 2.6 | 0 | Tr | 0.1 |
泡盛 | 206 | 0 | Tr | Tr | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。