このページではペパーミントのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ペパーミントのカロリーは300kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Nadia
ペパーミントの可食部100gあたりのカロリーは、300kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中338位です。これは多い順にすると上位21%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「嗜好品」ジャンルのでペパーミントのカロリーを評価すると、58件中6位です。これは上位から10%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 300Kcal |
全体での評価 | 338位 / 1592件中(上位21%…高い) |
「嗜好品」ジャンル内での評価 | 6位 / 58件中(上位10%…高い) |
ペパーミントはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜペパーミントのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
引用元:ヤマサ
ペパーミントのカロリーが高い理由
ペパーミントは嗜好品(お酒)の一つであり、可食部100gあたりのカロリーは300kcalと非常に高いです。その理由を以下の栄養データを参考に説明します。
糖質の含有量
ペパーミントには可食部100gあたり37.6gの糖質が含まれています。糖質はエネルギーの源となる栄養素であり、摂取すると身体にエネルギーが供給されます。ペパーミントには他の食材と比較して糖質の含有量が普通とされていますが、総カロリーに寄与する量が多いため、カロリーが高くなっています。
食物繊維の欠如
ペパーミントには可食部100gあたり食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与えるため、カロリーの摂取を抑える効果があります。しかし、ペパーミントには食物繊維が含まれていないため、満腹感を得づらく、カロリーの摂取量が増える可能性があります。
タンパク質と脂質の欠如
ペパーミントには可食部100gあたりタンパク質と脂質が含まれていません。タンパク質は筋肉の合成に関与し、脂質はエネルギーの貯蔵や体温調節に関与します。しかし、ペパーミントにはこれらの栄養素が含まれていないため、カロリーの供給源が限られています。
アルコールの含有量
ペパーミントには可食部100gあたり21.4gのアルコールが含まれています。アルコールはエネルギー源となり、1gあたり約7kcalのエネルギーを提供します。ペパーミントには他の食材と比較してアルコールの含有量が多いため、カロリーが高くなっています。
以上の理由から、ペパーミントのカロリーは高いと評価されています。糖質の含有量や食物繊維、タンパク質、脂質の欠如、そしてアルコールの含有量がカロリーの増加に寄与しています。摂取量には注意が必要であり、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ペパーミント」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 37.6g | 4 | 150.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 0g | 4 | 0kcal |
脂質 | 0g | 9 | 0kcal |
アルコール | 21.4g | 7.1 | 151.94 |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ペパーミント」のカロリー内訳です。一番多いのはアルコールで、151.94kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ペパーミントは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Nadia
ペパーミントは、低糖質ダイエットに使える?
嗜好品(お酒)の「ペパーミント」は、糖質量が37.6gで、アルコール量は21.4gです。この糖質量は、低糖質ダイエットにおいては多いと言えます。
ペパーミントは低糖質ダイエットに不向き
低糖質ダイエットは、血糖値の上昇を抑えるために糖質摂取量を制限する食事法です。糖質を摂りすぎると、血糖値が急上昇し、インスリンの分泌が増えてしまいます。
ペパーミントに含まれる糖質量は37.6gと、低糖質ダイエットには不向きです。特に、アルコール量が21.4gと多いため、血糖値の上昇を引き起こす可能性が高くなります。
また、ペパーミントは一般的に食事の後に摂ることが多いですが、食事と一緒に糖質を摂ることになるため、さらに血糖値の上昇を促すことになります。
低糖質ダイエットにおすすめの飲み物
低糖質ダイエットを行う際には、糖質量の少ない飲み物を選ぶことが重要です。代表的な低糖質飲料としては、水や無糖のお茶、ハーブティーなどがあります。
これらの飲み物は、糖質がほとんど含まれていないため、血糖値の上昇を抑えることができます。また、カロリーも低く、ダイエットにも適しています。
低糖質ダイエットを成功させるためには、飲み物にも注意を払い、糖質量の少ないものを選ぶことが大切です。ペパーミントは糖質量が多いため、低糖質ダイエットには不向きな飲み物と言えます。
ペパーミントは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:Eレシピ
ペパーミントは、低脂質ダイエットに使える?
お酒を楽しむ際、多くの方が気にするのがカロリーや脂質の摂取量です。特にダイエット中の方は、低脂質の食材や飲み物を選ぶことが重要です。そこで注目したいのが、「ペパーミント」という嗜好品です。
ペパーミントの脂質量は0g
ペパーミントは、低脂質ダイエットに特に効果的な飲み物と言えます。なぜなら、ペパーミントには脂質がほとんど含まれていないからです。実際に調べてみると、ペパーミントの脂質量は0gということがわかりました。このことからも、ペパーミントは低脂質ダイエットに適していることが分かります。
ペパーミントの他の栄養素
ただし、ペパーミントには脂質以外にも様々な栄養素が含まれています。例えば、ペパーミントにはビタミンCやカリウム、食物繊維などが含まれています。これらの栄養素は、健康維持や免疫力アップに役立つとされています。
ペパーミントのダイエット効果
ペパーミントには、低脂質だけでなく、ダイエットに効果的な成分も含まれています。例えば、ペパーミントには消化を促進する効果があります。消化がスムーズに行われることで、食べ物の吸収を効率的に行うことができ、脂肪の蓄積を防ぐことができます。
また、ペパーミントには食欲抑制効果もあります。ペパーミントの香りを嗅ぐことで、食欲が抑えられるという研究結果もあります。これにより、食べ過ぎを防ぐことができ、ダイエットに役立つでしょう。
まとめ
ペパーミントは、低脂質ダイエットに特に効果的な飲み物です。脂質量が0gと非常に低いため、カロリーや脂質の摂取を気にする方におすすめです。また、ペパーミントには消化を促進する効果や食欲抑制効果もあります。これらの効果を活かして、健康的なダイエットを実践してみてはいかがでしょうか。
最後に、ペパーミントの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ペパーミント」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 300 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 37.6 | g | |
└糖質 | 37.6 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 0 | g | 無し |
「ペパーミント」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 41.0 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | Tr | g | 無し |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | 21.4 | g | 多い |
「ペパーミント」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 4 | mg | 低い |
カリウム | 1 | mg | 低い |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 0 | mg | 無し |
リン | 0 | mg | 無し |
鉄 | 0 | mg | 無し |
亜鉛 | Tr | mg | 無し |
銅 | Tr | mg | 無し |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
アルコール: 30.2 容量 %/(100 g: 89.3 mL、100 mL: 112.0 g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ペパーミントと同じ嗜好品のお酒ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
日本酒 | 107 | 5.0 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(純米酒) | 102 | 3.7 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(本醸造酒) | 106 | 4.6 | 0.4 | 0 | 0 |
日本酒(吟醸酒) | 103 | 3.7 | 0.3 | 0 | 0 |
日本酒(純米吟醸酒) | 102 | 4.2 | 0.4 | 0 | 0 |
生ビール | 39 | 3.1 | 0.3 | 0 | 0 |
黒ビール | 45 | 3.5 | 0.4 | Tr | 0.2 |
スタウトビール | 62 | 4.8 | 0.5 | Tr | 0.3 |
発泡酒 | 44 | 3.6 | 0.1 | 0 | 0 |
白ワイン | 75 | 1.4 | 0.1 | Tr | - |
赤ワイン | 68 | 1.0 | 0.2 | Tr | - |
ロゼワイン | 71 | 3.4 | 0.1 | Tr | 0 |
紹興酒 | 126 | 5.1 | 1.7 | Tr | Tr |
焼酎 | 203 | 0 | 0 | 0 | (0) |
焼酎B類(芋焼酎、麦焼酎等) | 144 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウイスキー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ブランデー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウオッカ | 237 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ジン | 280 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
ラム | 237 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
マオタイ酒 | 317 | 0 | 0 | 0 | (0) |
梅酒 | 155 | 20.7 | 0.1 | Tr | - |
合成清酒 | 108 | 5.3 | 0.1 | 0 | - |
白酒 | 236 | 48.5 | 1.9 | Tr | - |
みりん 本みりん | 241 | 43.3 | 0.3 | Tr | - |
薬味酒 | 181 | 26.8 | Tr | Tr | - |
キュラソー | 319 | 26.4 | Tr | Tr | - |
スイートワイン | 125 | 13.0 | 0.1 | 0 | - |
ペパーミント | 300 | 37.6 | 0 | 0 | - |
ベルモット(甘口タイプ) | 151 | 16.4 | 0.1 | 0 | - |
ベルモット | 113 | 3.7 | 0.1 | 0 | - |
甘酒 | 76 | 18.3 | 1.7 | 0.1 | 0.4 |
ビール風味炭酸飲料 | 5 | 1.2 | 0.1 | Tr | - |
缶チューハイ レモン風味 | 51 | 2.6 | 0 | Tr | 0.1 |
泡盛 | 206 | 0 | Tr | Tr | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。