このページではジンのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ジンのカロリーは280kcal(100gあたり)!これってどうなの?
ジンの可食部100gあたりのカロリーは、280kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中383位です。これは多い順にすると上位24%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「嗜好品」ジャンルのでジンのカロリーを評価すると、58件中8位です。これは上位から13%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 280Kcal |
全体での評価 | 383位 / 1592件中(上位24%…高い) |
「嗜好品」ジャンル内での評価 | 8位 / 58件中(上位13%…高い) |
ジンはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜジンのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
ジンのカロリーは高い理由
ジンは嗜好品の一つであり、そのカロリーは可食部100gあたり280kcalと非常に高いです。その理由について考えてみましょう。
アルコールの含有量が多い
ジンの特徴の一つは、アルコールの含有量が非常に多いことです。可食部100gあたり40.0gものアルコールが含まれています。アルコールはカロリーを持つため、ジンのカロリーも高くなります。
糖質や食物繊維、タンパク質、脂質がほとんど含まれていない
ジンには糖質や食物繊維、タンパク質、脂質がほとんど含まれていません。これらの栄養素は一般的な食材に多く含まれており、カロリーの主要な源となっています。しかし、ジンにはこれらの栄養素がほとんど含まれていないため、カロリーの主要な源はアルコールとなります。
まとめ
ジンのカロリーが高い理由は、アルコールの含有量が多いことと、糖質や食物繊維、タンパク質、脂質がほとんど含まれていないことです。ジンは嗜好品であり、適量を楽しむことが大切です。カロリーを意識しながら、健康な飲酒を心掛けましょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ジン」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0.1g | 4 | 0.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 0g | 4 | 0kcal |
脂質 | Trg | 9 | 0kcal |
アルコール | 40.0g | 7.1 | 284 |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ジン」のカロリー内訳です。一番多いのはアルコールで、284kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ジンは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
ジンは、低糖質ダイエットに使える?
ジンは、糖質量が0.1gと非常に低いため、低糖質ダイエットに特に効果的な嗜好品(お酒)です。
ジンの糖質量は0.1g
ジンは、一般的に糖質量が非常に低いお酒として知られています。実際、ジンの糖質量はわずか0.1gです。この低い糖質量は、低糖質ダイエットを実践している人々にとって非常に魅力的な特徴と言えるでしょう。
ジンは低糖質ダイエットに特に効果的
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重を減らすダイエット方法です。糖質を摂りすぎると、血糖値が急上昇し、脂肪の蓄積を促進してしまいます。しかし、ジンの糖質量は0.1gと非常に低いため、低糖質ダイエットにおいては優れた選択肢と言えるでしょう。
また、ジンは他のアルコールと比べてカロリーも低いため、摂取した糖質以外のエネルギー摂取量も抑えることができます。これにより、より効果的に体重を減らすことができるでしょう。
注意点もあります
ただし、ジンを飲む際には注意点もあります。まず、ジンはアルコール飲料であるため、適量を守って飲むことが重要です。過剰なアルコール摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、適度な摂取量を守るようにしましょう。
また、ジンを飲む際にはミキサーとして使用するものにも注意が必要です。ジンを糖質の多いジュースやシロップで割ってしまうと、糖質摂取量が増えてしまいます。低糖質ダイエットを実践している場合は、砂糖やシロップを使用せず、ミキサーとしては炭酸水やトニックウォーターを選ぶようにしましょう。
まとめ
ジンは、低糖質ダイエットに特に効果的な嗜好品(お酒)です。糖質量がわずか0.1gと非常に低いため、低糖質ダイエットを実践している人々にとっては理想的な選択肢と言えるでしょう。ただし、適量を守って摂取し、糖質の多いミキサーは避けるようにすることが重要です。ジンを上手に活用して、健康的な体重管理を目指しましょう。
ジンは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ソラレピ
ジンは、低脂質ダイエットに使える?
ジンは、嗜好品の一つであり、多くの方に愛されています。しかし、ダイエット中の方にとっては、お酒は避けるべきものとされることがあります。特に、アルコールには高いカロリーが含まれており、脂肪を増やす原因となることが知られています。
ジンの低脂質な特徴
しかし、ジンは低脂質のお酒の一つとして知られています。実際に、ジンの脂質は0gとされています。これは、他のお酒と比べても非常に低い数値です。そのため、低脂質ダイエットを行っている方にとっては、ジンは特に効果的な選択肢となるのです。
ジンのカロリーについて
また、ジンのカロリーも比較的低いとされています。一般的なジンのアルコール度数は40.0%ですが、その場合のカロリーは1gあたり約7kcalとされています。これは、他のお酒と比べても低い数値です。そのため、ジンを選ぶことで、カロリー摂取量を抑えることができるのです。
ジンを適切に摂取する方法
しかし、ジンを低脂質ダイエットに活用するためには、適切な摂取方法が重要です。まず、ジンをストレートで飲む場合は、そのままの状態で摂取することが望ましいです。ジンをミキサーと組み合わせる場合は、カロリーの高いジュースやシロップを使用せず、ミネラルウォーターやトニックウォーターなどを選ぶことが大切です。
まとめ
ジンは、低脂質ダイエットに特に効果的なお酒です。脂質0gという低い数値や、比較的低いカロリーが特徴です。ただし、適切な摂取方法を守ることが重要です。ジンを選ぶことで、ダイエット中でもお酒を楽しむことができるのです。ただし、飲み過ぎには注意し、適度な量で楽しむことを心がけましょう。
最後に、ジンの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ジン」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 280 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | Tr | g | 無し |
「ジン」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 59.9 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0 | g | 無し |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | 40.0 | g | 多い |
「ジン」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | Tr | mg | 無し |
カリウム | Tr | mg | 無し |
カルシウム | (0) | mg | 無し |
マグネシウム | - | mg | 無し |
リン | (0) | mg | 無し |
鉄 | (0) | mg | 無し |
亜鉛 | - | mg | 無し |
銅 | - | mg | 無し |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB2 | (0) | mg | 無し |
ナイアシン | (0) | mg | 無し |
ビタミンB6 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0) | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
アルコール: 47.4 容量 %/(100 g: 106.4 mL、100 mL: 94.0 g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ジンと同じ嗜好品のお酒ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
日本酒 | 107 | 5.0 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(純米酒) | 102 | 3.7 | 0.4 | Tr | 0 |
日本酒(本醸造酒) | 106 | 4.6 | 0.4 | 0 | 0 |
日本酒(吟醸酒) | 103 | 3.7 | 0.3 | 0 | 0 |
日本酒(純米吟醸酒) | 102 | 4.2 | 0.4 | 0 | 0 |
生ビール | 39 | 3.1 | 0.3 | 0 | 0 |
黒ビール | 45 | 3.5 | 0.4 | Tr | 0.2 |
スタウトビール | 62 | 4.8 | 0.5 | Tr | 0.3 |
発泡酒 | 44 | 3.6 | 0.1 | 0 | 0 |
白ワイン | 75 | 1.4 | 0.1 | Tr | - |
赤ワイン | 68 | 1.0 | 0.2 | Tr | - |
ロゼワイン | 71 | 3.4 | 0.1 | Tr | 0 |
紹興酒 | 126 | 5.1 | 1.7 | Tr | Tr |
焼酎 | 203 | 0 | 0 | 0 | (0) |
焼酎B類(芋焼酎、麦焼酎等) | 144 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウイスキー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ブランデー | 234 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ウオッカ | 237 | 0 | 0 | 0 | (0) |
ジン | 280 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
ラム | 237 | 0.1 | 0 | Tr | (0) |
マオタイ酒 | 317 | 0 | 0 | 0 | (0) |
梅酒 | 155 | 20.7 | 0.1 | Tr | - |
合成清酒 | 108 | 5.3 | 0.1 | 0 | - |
白酒 | 236 | 48.5 | 1.9 | Tr | - |
みりん 本みりん | 241 | 43.3 | 0.3 | Tr | - |
薬味酒 | 181 | 26.8 | Tr | Tr | - |
キュラソー | 319 | 26.4 | Tr | Tr | - |
スイートワイン | 125 | 13.0 | 0.1 | 0 | - |
ペパーミント | 300 | 37.6 | 0 | 0 | - |
ベルモット(甘口タイプ) | 151 | 16.4 | 0.1 | 0 | - |
ベルモット | 113 | 3.7 | 0.1 | 0 | - |
甘酒 | 76 | 18.3 | 1.7 | 0.1 | 0.4 |
ビール風味炭酸飲料 | 5 | 1.2 | 0.1 | Tr | - |
缶チューハイ レモン風味 | 51 | 2.6 | 0 | Tr | 0.1 |
泡盛 | 206 | 0 | Tr | Tr | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。