このページではミスジのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ミスジのカロリーは214kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Nadia
ミスジの可食部100gあたりのカロリーは、214kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中565位です。これは多い順にすると上位35%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「肉」ジャンルのでミスジのカロリーを評価すると、127件中56位です。これは上位から44%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 214Kcal |
全体での評価 | 565位 / 1592件中(上位35%…平均的) |
「肉」ジャンル内での評価 | 56位 / 127件中(上位44%…平均的) |
ミスジはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜミスジのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:Nadia
ミスジのカロリーは平均的な理由
ミスジは、可食部100gあたり214kcalのカロリーを持ち、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価の理由を栄養データを参照しながら解説します。
糖質:かなり低い
ミスジは、可食部100gあたり4.9gの糖質を含んでいます。この数値は他の食材と比べてかなり低いです。糖質が低いということは、血糖値の急激な上昇を抑える効果があり、糖質制限を行っている方にも適しています。
食物繊維:無し
ミスジには、可食部100gあたり食物繊維が含まれていません。食物繊維は、便通の改善や腸内環境の整備に役立つため、摂取が推奨されています。しかし、ミスジは食物繊維が無いため、その点では平均的とは言えません。
タンパク質:多い
ミスジは、可食部100gあたり18.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、筋肉の形成や修復に必要な栄養素であり、身体の健康維持に欠かせません。ミスジのタンパク質量は他の食材と比べても多く、平均的と評価される理由の一つです。
脂質:多い
ミスジは、可食部100gあたり16.4gの脂質を含んでいます。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、必要な量を摂取することが大切です。ミスジの脂質量は他の食材と比べても多いですが、適度な量であるために平均的と評価されています。
以上の栄養データから見ると、ミスジはカロリーの面では平均的な食材と言えます。ただし、食物繊維が無い点には注意が必要です。バランスの取れた食事を心掛けながら、ミスジを楽しむことが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ミスジ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.9g | 4 | 19.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 18.4g | 4 | 73.6kcal |
脂質 | 16.4g | 9 | 147.6kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ミスジ」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、147.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ミスジは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Nadia
ミスジは、低糖質ダイエットに使える?
低糖質ダイエットは、糖質を制限することで体重管理や血糖値のコントロールを目指す食事法です。多くの人が糖質制限を行っている中、肉の中でも特に注目されているのが「ミスジ」です。
ミスジの糖質量は4.9g
ミスジは、牛肉の部位の一つであり、その糖質量は4.9gとされています。糖質量が低いため、低糖質ダイエットに取り入れることができるのです。
ミスジは低糖質ダイエットに効果的
ミスジは、低糖質ダイエットに効果的な理由があります。まず、糖質量が低いため、食事に取り入れても血糖値の急上昇を抑えることができます。血糖値の急上昇は、インスリンの分泌を促し、脂肪の蓄積を助長する可能性がありますが、ミスジの低糖質性はそのリスクを軽減してくれます。
また、ミスジはタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質は食事の満腹感を高め、食べ過ぎを防ぐ効果があります。さらに、タンパク質は筋肉の形成や修復にも関与しており、ダイエット中の筋肉の維持にも役立ちます。
ミスジの調理方法に注意
ミスジを低糖質ダイエットに活用する際には、調理方法にも注意が必要です。油で炒める場合やソースをかける場合には、追加の糖質が含まれる可能性があるため、注意が必要です。できるだけシンプルな調理法を選び、糖質の摂取量を抑えるよう心掛けましょう。
まとめ
ミスジは、低糖質ダイエットに取り入れることができる肉の一つです。糖質量が4.9gと低く、血糖値の急上昇を抑える効果があります。また、タンパク質も豊富に含まれており、満腹感を高めるだけでなく、筋肉の維持にも役立ちます。ただし、調理方法には注意が必要であり、シンプルな調理法を選ぶことが大切です。ミスジを上手に活用して、低糖質ダイエットの効果を最大限に引き出しましょう。
ミスジは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:DELISH KITCHEN
ミスジは低脂質ダイエットに不向き
近年、健康志向の人々が増えており、低脂質ダイエットが注目されています。低脂質ダイエットは、脂肪摂取量を制限することで体重の管理や健康維持を目指す方法です。そのため、肉の中でも脂肪含有量が少ない部位が選ばれることが多いです。しかし、その中でも「ミスジ」と呼ばれる部位は、低脂質ダイエットには不向きな部位とされています。
ミスジの脂肪含有量
ミスジは、牛肉の部位の一つであり、肉の中でも比較的柔らかい部位です。しかし、その柔らかさには脂肪が関与しており、低脂質ダイエットを目指す人には避けるべき部位とされています。なぜなら、ミスジには脂肪が多く含まれており、その脂肪含有量は16.4gとなっています。低脂質ダイエットでは、一食あたりの脂肪摂取量を制限することが求められるため、この脂肪含有量は高いと言えます。
低脂質ダイエットに適した肉の選び方
低脂質ダイエットを実践する際には、肉の選び方も重要です。脂肪含有量が少ない部位を選ぶことで、脂肪摂取量を制限することができます。例えば、鶏むね肉や豚ヒレ肉は、脂肪含有量が比較的少なく、低脂質ダイエットに適しています。また、魚介類も脂肪摂取量を抑えることができるため、積極的に摂取することをおすすめします。
まとめ
ミスジは、肉の中でも脂肪含有量が多い部位であり、低脂質ダイエットには不向きです。低脂質ダイエットを実践する際には、脂肪含有量が少ない肉や魚介類を選ぶことが重要です。健康維持や体重管理を目指す方は、適切な肉の選び方を意識し、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
最後に、ミスジの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ミスジ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 214 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.4 | g | |
└糖質 | 4.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 18.4 | g | 多い |
脂質 | 16.4 | g | 多い |
「ミスジ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 63.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.0 | g | 普通 |
コレステロール | 64 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「ミスジ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 45 | mg | 普通 |
カリウム | 310 | mg | 普通 |
カルシウム | 3 | mg | 低い |
マグネシウム | 20 | mg | 普通 |
リン | 170 | mg | 多い |
鉄 | 1.3 | mg | 多い |
亜鉛 | 3.4 | mg | 多い |
銅 | 0.10 | mg | 普通 |
マンガン | Tr | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 10 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 7 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 11 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0.4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 5 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.24 | mg | 多い |
ナイアシン | 4.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.44 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 1.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.91 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
皮下脂肪: 9.7 %、筋間脂肪: 11.5 %
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ミスジと同じ肉の牛肉ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
牛肩肉 | 258 | 2.0 | 17.7 | 22.3 | (0) |
牛肩ロース肉 | 380 | 4.6 | 13.8 | 37.4 | (0) |
牛リブロース肉 | 514 | 3.4 | 9.7 | 56.5 | (0) |
牛サーロイン肉 | 460 | 4.9 | 11.7 | 47.5 | (0) |
牛バラ肉 | 472 | 6.0 | 11.0 | 50.0 | (0) |
牛もも肉 | 235 | 4.8 | 19.2 | 18.7 | (0) |
牛そともも肉 | 244 | 4.6 | 17.8 | 20.0 | (0) |
牛ランプ肉 | 319 | 4.7 | 15.1 | 29.9 | (0) |
牛ヒレ肉 | 207 | 4.0 | 19.1 | 15.0 | (0) |
牛カルビ肉 | 212 | 3.8 | 20.1 | 15.4 | (0) |
牛ステーキ肉 | 273 | 5.4 | 17.4 | 23.7 | (0) |
牛しゃぶしゃぶ肉 | 117 | 3.4 | 21.2 | 4.3 | (0) |
牛肉 | 580 | 6.9 | 6.3 | 64.4 | (0) |
ミスジ | 214 | 4.9 | 18.4 | 16.4 | (0) |
牛シャトーブリアン | 123 | 2.9 | 20.5 | 4.8 | (0) |
牛ひき肉 | 251 | 3.6 | 17.1 | 21.1 | (0) |
牛タン肉 | 318 | 3.2 | 13.3 | 31.8 | (0) |
牛ハツ | 128 | 4.3 | 16.5 | 7.6 | (0) |
牛レバー | 119 | 7.4 | 19.6 | 3.7 | (0) |
牛の腎臓(ジンギスカン肉) | 118 | 4.6 | 16.7 | 6.4 | (0) |
牛モツ・センマイ | 166 | 6.8 | 24.5 | 8.4 | (0) |
牛ハチノス | 186 | 3.7 | 12.4 | 15.7 | (0) |
牛ミノ | 57 | 2.9 | 11.7 | 1.3 | (0) |
牛シマチョウ | 308 | 3.7 | 11.1 | 30.0 | (0) |
牛の小腸 | 268 | 3.5 | 9.9 | 26.1 | (0) |
牛の大腸 | 150 | 2.8 | 9.3 | 13.0 | (0) |
牛の直腸 | 106 | 3.1 | 11.6 | 7.0 | (0) |
牛スジ肉 | 157 | 0.8 | 31 | 5.1 | (0) |
牛の子宮 | 95 | 0.6 | 18.4 | 3.0 | (0) |
尾肉(牛テール) | 440 | 3.4 | 11.6 | 47.1 | (0) |
ローストビーフ | 190 | 4.1 | 21.7 | 11.7 | (0) |
コンビーフの缶詰 | 191 | 3.4 | 19.8 | 13.0 | (0) |
ビーフジャーキー | 304 | 14.1 | 54.8 | 7.8 | (0) |
スモークタン | 273 | 4.5 | 18.1 | 23.0 | (0) |
牛ハラミ肉 | 288 | 2.8 | 14.8 | 27.3 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。