このページでは牛ミノのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
牛ミノのカロリーは57kcal(100gあたり)!これってどうなの?
牛ミノの可食部100gあたりのカロリーは、57kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1217位です。これは多い順にすると上位76%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「肉」ジャンルので牛ミノのカロリーを評価すると、127件中126位です。これは上位から99%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 57Kcal |
全体での評価 | 1217位 / 1592件中(上位76%…低い) |
「肉」ジャンル内での評価 | 126位 / 127件中(上位99%…かなり低い) |
牛ミノはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ牛ミノのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
牛ミノのカロリーは低い理由
牛ミノは、可食部100gあたり57kcalという低いカロリーを持っています。この低カロリーの理由を以下の栄養データを参考に解説します。
糖質がかなり低い
牛ミノは、可食部100gあたり2.9gの糖質を含んでいます。この糖質の量は、他の食材と比較してかなり低いです。糖質はエネルギー源となるため、糖質が少ないことでカロリーが低くなっていると考えられます。
食物繊維は無し
牛ミノには、可食部100gあたり食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化吸収が難しく、カロリーにはほとんど寄与しないため、食物繊維が少ないこともカロリーが低い要因となっています。
タンパク質は普通
牛ミノには、可食部100gあたり11.7gのタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の材料となる重要な栄養素ですが、カロリーには4kcal/gという高いエネルギー量があります。そのため、タンパク質の量が普通であることも、牛ミノのカロリーが低い理由とは言えません。
脂質が低い
牛ミノには、可食部100gあたり1.3gの脂質が含まれています。脂質は1gあたり9kcalという高いエネルギー量を持っているため、脂質が少ないことでカロリーが低くなっていると考えられます。
以上の栄養データから、牛ミノのカロリーが低い理由は、糖質と脂質の量が少ないことが主な要因であると言えます。また、食物繊維が含まれていないこともカロリーが低い理由の一つです。牛ミノは低カロリーでありながら、タンパク質を豊富に含んでいるため、ダイエットや健康志向の方にとって良い選択肢となるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「牛ミノ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 2.9g | 4 | 11.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 11.7g | 4 | 46.8kcal |
脂質 | 1.3g | 9 | 11.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「牛ミノ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、46.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
牛ミノは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
牛ミノは、低糖質ダイエットに使える?
最近、低糖質ダイエットが注目されています。糖質制限をすることで、血糖値の上昇を抑え、脂肪燃焼を促進するとされています。そのため、低糖質食品の需要が高まっています。そんな中、肉の中でも「牛ミノ」が低糖質ダイエットに効果的な食材として注目されています。
牛ミノの糖質量は2.9g
牛ミノは、牛肉の部位の一つであり、糖質量が非常に低いことが特徴です。実際に、100gあたりの糖質量はわずか2.9gと非常に少ないです。この低糖質量は、低糖質ダイエットを実践している人にとっては魅力的なポイントとなります。
牛ミノの効果的な食べ方
牛ミノを効果的に低糖質ダイエットに活用するためには、調理方法にも注意が必要です。牛ミノは、焼肉や炒め物などにして食べることが一般的ですが、油を使わずに調理することで糖質摂取をさらに抑えることができます。また、野菜と一緒に摂ることで、食物繊維の摂取も増え、満腹感を得ることができます。
まとめ
牛ミノは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。糖質量が非常に低く、調理方法にも気をつければ、糖質摂取を抑えながら美味しく食べることができます。低糖質ダイエットを実践している方は、ぜひ牛ミノを取り入れてみてください。
牛ミノは、低脂質ダイエットに使える!?
牛ミノは、低脂質ダイエットに使える?
最近、ダイエットが注目されています。特に、低脂質ダイエットは、健康的な体重管理に効果的とされています。そこで、肉(牛肉)の中でも注目されているのが「牛ミノ」です。
牛ミノの低脂質
牛ミノは、低脂質な部位として知られています。その脂質量は1.3gと非常に低いです。この低脂質な特徴が、牛ミノを低脂質ダイエットに適している理由と言えます。
低脂質ダイエットの効果
低脂質ダイエットは、脂肪摂取を制限することで体重管理をサポートします。脂肪は高カロリーであり、摂り過ぎると体重増加の原因になります。しかし、牛ミノの低脂質な特徴により、食事中の脂肪摂取を抑えることができます。
牛ミノの利用方法
牛ミノは、様々な料理に利用することができます。焼肉やステーキ、炒め物など、さまざまな調理法で楽しむことができます。また、牛ミノは筋肉に多く含まれるたんぱく質も豊富に含んでいます。タンパク質はダイエット中に必要な栄養素であり、筋肉の形成や修復にも役立ちます。
まとめ
牛ミノは低脂質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。その低脂質な特徴により、脂肪摂取を制限しながら美味しい料理を楽しむことができます。また、タンパク質も豊富に含まれており、筋肉の形成や修復にも役立ちます。牛ミノを上手に活用して、健康的なダイエットを実践しましょう。
最後に、牛ミノの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「牛ミノ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 57 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 2.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 11.7 | g | 普通 |
脂質 | 1.3 | g | 低い |
「牛ミノ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 86.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | 120 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「牛ミノ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 50 | mg | 普通 |
カリウム | 83 | mg | 低い |
カルシウム | 16 | mg | 普通 |
マグネシウム | 10 | mg | 低い |
リン | 80 | mg | 普通 |
鉄 | 6.8 | mg | 多い |
亜鉛 | 2.6 | mg | 多い |
銅 | 0.08 | mg | 普通 |
マンガン | 0.07 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 4 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (Tr) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 4 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 4 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.32 | mg | 多い |
ナイアシン | 1.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 4.6 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.64 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 4 | mg | 多い |
別名: せんまい
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
牛ミノと同じ肉の牛肉ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
牛肩肉 | 258 | 2.0 | 17.7 | 22.3 | (0) |
牛肩ロース肉 | 380 | 4.6 | 13.8 | 37.4 | (0) |
牛リブロース肉 | 514 | 3.4 | 9.7 | 56.5 | (0) |
牛サーロイン肉 | 460 | 4.9 | 11.7 | 47.5 | (0) |
牛バラ肉 | 472 | 6.0 | 11.0 | 50.0 | (0) |
牛もも肉 | 235 | 4.8 | 19.2 | 18.7 | (0) |
牛そともも肉 | 244 | 4.6 | 17.8 | 20.0 | (0) |
牛ランプ肉 | 319 | 4.7 | 15.1 | 29.9 | (0) |
牛ヒレ肉 | 207 | 4.0 | 19.1 | 15.0 | (0) |
牛カルビ肉 | 212 | 3.8 | 20.1 | 15.4 | (0) |
牛ステーキ肉 | 273 | 5.4 | 17.4 | 23.7 | (0) |
牛しゃぶしゃぶ肉 | 117 | 3.4 | 21.2 | 4.3 | (0) |
牛肉 | 580 | 6.9 | 6.3 | 64.4 | (0) |
ミスジ | 214 | 4.9 | 18.4 | 16.4 | (0) |
牛シャトーブリアン | 123 | 2.9 | 20.5 | 4.8 | (0) |
牛ひき肉 | 251 | 3.6 | 17.1 | 21.1 | (0) |
牛タン肉 | 318 | 3.2 | 13.3 | 31.8 | (0) |
牛ハツ | 128 | 4.3 | 16.5 | 7.6 | (0) |
牛レバー | 119 | 7.4 | 19.6 | 3.7 | (0) |
牛の腎臓(ジンギスカン肉) | 118 | 4.6 | 16.7 | 6.4 | (0) |
牛モツ・センマイ | 166 | 6.8 | 24.5 | 8.4 | (0) |
牛ハチノス | 186 | 3.7 | 12.4 | 15.7 | (0) |
牛ミノ | 57 | 2.9 | 11.7 | 1.3 | (0) |
牛シマチョウ | 308 | 3.7 | 11.1 | 30.0 | (0) |
牛の小腸 | 268 | 3.5 | 9.9 | 26.1 | (0) |
牛の大腸 | 150 | 2.8 | 9.3 | 13.0 | (0) |
牛の直腸 | 106 | 3.1 | 11.6 | 7.0 | (0) |
牛スジ肉 | 157 | 0.8 | 31 | 5.1 | (0) |
牛の子宮 | 95 | 0.6 | 18.4 | 3.0 | (0) |
尾肉(牛テール) | 440 | 3.4 | 11.6 | 47.1 | (0) |
ローストビーフ | 190 | 4.1 | 21.7 | 11.7 | (0) |
コンビーフの缶詰 | 191 | 3.4 | 19.8 | 13.0 | (0) |
ビーフジャーキー | 304 | 14.1 | 54.8 | 7.8 | (0) |
スモークタン | 273 | 4.5 | 18.1 | 23.0 | (0) |
牛ハラミ肉 | 288 | 2.8 | 14.8 | 27.3 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。