オートミールのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

オートミールのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはオートミールの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	350	Kcal	高い
炭水化物	69.1	g
└糖質	61.8	g	多い
└食物繊維	9.4	g	多い
たんぱく質	13.7	g	多い
脂質	5.7	g	普通
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、穀物分類に所属する正式名称「えんばく　オートミール」（オートミール（えんばく、オーツ麦））の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、オートミールがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

オートミールはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

オートミールとは？どんな食材？

オートミールは、穀物の一種であり、主に朝食に利用される健康的な食材です。オートミールは、オーツ麦（オート麦）を粉砕し、加熱乾燥させたものです。

オートミールの特徴

オートミールは、食物繊維やタンパク質、ビタミン、ミネラルなど、栄養素が豊富に含まれています。また、低脂肪であり、コレステロールも含まれていません。そのため、健康的な食事に取り入れることができます。

オートミールの使い方

オートミールは、炊飯器や鍋で簡単に調理することができます。水や牛乳と一緒に加熱し、柔らかくなるまで煮ることで食べられるようになります。また、フルーツやナッツ、シナモンなどをトッピングすることで、より美味しく楽しむことができます。

以上、オートミールの特徴と使い方についてお伝えしました。健康的な食事の一部として、穀物のオートミールを取り入れてみてはいかがでしょうか。

オートミールはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果

オートミールは可食部100gあたりに9.4gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は消化吸収が難しく、腸内で水分を吸収して膨張し、便のかさを増やす働きがあります。そのため、オートミールを摂取することで腸内環境を整え、便通を促進する効果が期待できます。

2. タンパク質の摂取源として優れている

オートミールは可食部100gあたりに13.7gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織を作るために必要な栄養素であり、筋肉や骨の形成にも関与しています。オートミールを食事に取り入れることで、タンパク質の摂取量を増やすことができます。

3. 低脂肪でカロリーコントロールにも適している

オートミールは可食部100gあたりに5.7gの脂質を含んでいます。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎるとカロリーが高くなり、肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。オートミールは低脂肪であり、カロリーコントロールを意識する方にも適しています。

以上のように、オートミールは食物繊維やタンパク質の摂取源として優れており、また低脂肪でカロリーコントロールにも適しています。健康的な食事に取り入れることで、腸内環境の改善や栄養バランスの調整に役立つ食材と言えます。

おすすめ：オートミールのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

オートミールに含まれる無機質の栄養を解説！

1. 栄養素のバランスが良い

オートミールは、ナトリウムが低く、カリウムやカルシウムが普通の量で含まれています。また、マグネシウムやリン、鉄、亜鉛、銅などの無機質も多く含まれています。これらの栄養素のバランスが良いため、健康的な食事に取り入れることができます。

2. マグネシウムや鉄などの栄養素が豊富

オートミールには、マグネシウムや鉄などの栄養素が多く含まれています。マグネシウムは、筋肉の収縮や神経伝達に関与し、鉄は酸素の運搬や免疫機能の維持に重要な役割を果たしています。これらの栄養素が豊富に含まれているため、オートミールは体の健康維持に役立つ食材と言えます。

3. ミネラルが豊富

オートミールには、セレンやモリブデンなどのミネラルも多く含まれています。セレンは抗酸化作用があり、モリブデンは酵素の働きを助ける役割を持っています。これらのミネラルは、体の代謝や免疫機能に関与しており、オートミールを摂取することでこれらのミネラルを補給することができます。

以上のように、オートミールは栄養素のバランスが良く、マグネシウムや鉄などの栄養素が豊富であり、さらにミネラルも多く含まれています。健康的な食事や体の健康維持に役立つ食材として、積極的に取り入れることが推奨されます。

オートミールに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンEの含有量

オートミールに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.6 mgであり、普通の量と言えます。また、β-トコフェロールも0.1 mg含まれており、比較的多いと言えます。一方で、γ-トコフェロールとδ-トコフェロールは含まれておらず、無いと言えます。

2. ビタミンB群の含有量

オートミールには、ビタミンB1が0.2 mg含まれており、比較的多いと言えます。ビタミンB2は0.08 mgであり、普通の量と言えます。ナイアシンも1.1 mg含まれており、普通の量と言えます。ビタミンB6は0.11 mgであり、普通の量と言えます。パントテン酸は1.29 mg含まれており、比較的多いと言えます。また、ビオチンも22 μg含まれており、比較的多いと言えます。

3. その他のビタミン含有量

オートミールには、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは含まれておらず、含まれないと言えます。

オートミールを使ったレシピ20選！

「オートミール」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	350	Kcal	高い
炭水化物	69.1	g
└糖質	61.8	g	多い
└食物繊維	9.4	g	多い
たんぱく質	13.7	g	多い
脂質	5.7	g	普通
「オートミール」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	10.0	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	1.5	g	普通
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「オートミール」のビタミン・無機質等
ナトリウム	3	mg	低い
カリウム	260	mg	普通
カルシウム	47	mg	普通
マグネシウム	100	mg	多い
リン	370	mg	多い
鉄	3.9	mg	多い
亜鉛	2.1	mg	多い
銅	0.28	mg	多い
マンガン	-	mg	無し
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	18	μg	多い
クロム	0	μg	無し
モリブデン	110	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	(0)	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.6	mg	普通
└β-トコフェロール	0.1	mg	多い
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.20	mg	多い
ビタミンB2	0.08	mg	普通
ナイアシン	1.1	mg	普通
ビタミンB6	0.11	mg	普通
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	1.29	mg	多い
ビオチン	22.0	μg	多い
ビタミンC	(0)	mg	無し

別名： オート、オーツ。一食分は30g程度のため、炊飯後の白米等と比較する際は要注意。

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

オートミールと同じ穀物の穀物製品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
アマランサス	343	59.9	12.7	6.0	7.4
あわ	346	67.6	11.2	4.4	3.3
あわもち	210	44.6	5.1	1.3	1.5
オートミール	350	61.8	13.7	5.7	9.4
大麦	343	63.3	10.9	2.1	10.3
米粒麦	333	68.6	7.0	2.1	8.7
小麦の玄穀	329	59.8	10.8	3.1	14.0
ちくわぶ	160	30.3	7.1	1.2	1.5
ピザ生地	265	49.1	9.1	3.0	2.3
そば米	347	71.8	9.6	2.5	3.7
ポップコーン	472	52.8	10.2	22.8	9.3
コーンフレーク	380	82.7	7.8	1.7	2.4
キヌア	344	67.1	13.4	3.2	6.2
大麦めし	118	24.6	2.2	0.5	4.2

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。