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小麦の玄穀のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、穀物の小麦の玄穀を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

小麦の玄穀のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは小麦の玄穀の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー329Kcal高い
炭水化物72.1g
└糖質59.8g多い
└食物繊維14.0g多い
たんぱく質10.8g普通
脂質3.1g普通
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、穀物分類に所属する正式名称「こむぎ [玄穀] 国産 普通」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、小麦の玄穀がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

小麦の玄穀はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

小麦の玄穀とは?どんな食材?


小麦の玄穀とは、小麦の穀粒のままの状態で食べられる食材です。通常の小麦粉とは異なり、精製されていないため、栄養価が高く、食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。

小麦の玄穀の特徴


小麦の玄穀は、外側の硬い皮(ぬか)や胚芽を含んだ状態で提供されます。そのため、通常の小麦粉よりも食物繊維が多く含まれており、腸内環境の改善や便秘予防に効果的です。また、ビタミンB群やミネラル(鉄やマグネシウムなど)も豊富に含まれているため、栄養バランスの良い食事に役立ちます。

小麦の玄穀の利用方法


小麦の玄穀は、そのまま炊いてご飯の代わりに食べたり、サラダやスープ、パンやクッキーなどの製品にも利用することができます。また、小麦の玄穀を粉状に挽いて小麦粉として使用することもできます。その際は、通常の小麦粉よりも粘りが強くなるため、他の材料とのバランスを考えながら調整する必要があります。

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ざっくり説明するとこんな感じです!次は小麦の玄穀がダイエットにどう役立つか説明します!

小麦の玄穀はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. 栄養バランスを整えるために役立つ


小麦の玄穀は、炭水化物が豊富であり、可食部100gあたりの糖質は59.8gあります。また、食物繊維も14g含まれています。これらの栄養素は、私たちの体に必要なエネルギーを供給し、消化をサポートします。さらに、食物繊維は便通を促進し、腸内環境を改善する効果があります。



2. 健康的な体重管理に役立つ


小麦の玄穀は、カロリーが329kcalと比較的高いですが、脂質は3.1gと低いです。また、タンパク質も10.8g含まれています。タンパク質は食事の満足感を高め、体重管理に役立ちます。また、脂質の低さは、脂肪摂取を抑えることにつながります。これらの特徴から、小麦の玄穀は健康的な体重管理をサポートする食材と言えます。



3. 健康な生活習慣を促進する


小麦の玄穀は塩分が0gであり、無添加の状態です。塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高める要因となりますが、小麦の玄穀は塩分が含まれていないため、健康な生活習慣を促進する食材と言えます。

おすすめ小麦の玄穀のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

小麦の玄穀に含まれる無機質の栄養を解説!

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小麦の玄穀の栄養データについて

1. ミネラルが豊富

小麦の玄穀には、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといったミネラルが豊富に含まれています。これらの栄養素は健康維持に不可欠であり、小麦の玄穀を摂取することでバランスの取れた栄養摂取が期待できます。

2. ナトリウムが低い

小麦の玄穀に含まれるナトリウムは非常に少なく、低塩ダイエットを心がけたい方にもおすすめの食材です。過剰なナトリウム摂取は健康リスクにつながるため、バランスの取れた食事を心がける上で重要なポイントと言えます。

3. カルシウムは普通

カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素ですが、小麦の玄穀に含まれるカルシウムは普通程度です。カルシウムを十分に摂取するためには、他の食材と組み合わせてバランスよく摂取することが大切です。)

小麦の玄穀に含まれるビタミンを解説!

1. ビタミンEの特徴


小麦の玄穀に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールとβ-トコフェロールの2つが多く含まれています。可食部100gあたりの含有量は、α-トコフェロールが1.2 mg、β-トコフェロールが0.6 mgです。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスから守る役割があります。特にα-トコフェロールは、他のトコフェロールに比べて含有量が多いため、小麦の玄穀はビタミンEの良い供給源となります。

2. ビタミンB群の特徴


小麦の玄穀にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが多く含まれています。可食部100gあたりの含有量は、ビタミンB1が0.41 mg、ビタミンB2が0.09 mg、ナイアシンが6.3 mg、ビタミンB6が0.35 mg、パントテン酸が1.03 mg、ビオチンが7.5 μgです。これらのビタミンB群はエネルギー代謝に重要な役割を果たし、健康な神経系や皮膚の維持にも関与しています。小麦の玄穀はこれらのビタミンB群を豊富に含んでいるため、バランスの良い食事に取り入れることができます。

3. ビタミンKとビタミンCの特徴


小麦の玄穀にはビタミンKとビタミンCは含まれていません。ビタミンKは血液の凝固に関与し、骨の健康にも重要な役割を果たします。一方、ビタミンCは抗酸化作用があり、免疫力の向上やコラーゲンの生成に関与しています。小麦の玄穀にはこれらのビタミンは含まれていないため、他の食材から摂取する必要があります。

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最後に、小麦の玄穀の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「小麦の玄穀」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー329Kcal高い
炭水化物72.1g
└糖質59.8g多い
└食物繊維14.0g多い
たんぱく質10.8g普通
脂質3.1g普通

「小麦の玄穀」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分12.5g低い
有機酸-g無し
灰分1.6g普通
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「小麦の玄穀」のビタミン・無機質等

ナトリウム2mg低い
カリウム440mg多い
カルシウム26mg普通
マグネシウム82mg多い
リン350mg多い
3.2mg多い
亜鉛2.6mg多い
0.38mg多い
マンガン3.90mg多い
ヨウ素1μg多い
セレン3μg多い
クロム1μg多い
モリブデン29μg多い
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量(0)μg無し
└レチノール活性当量(0)μg無し
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール1.2mg多い
└β-トコフェロール0.6mg多い
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK(0)μg無し
ビタミンB10.41mg多い
ビタミンB20.09mg普通
ナイアシン6.3mg多い
ビタミンB60.35mg多い
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸1.03mg多い
ビオチン7.5μg多い
ビタミンC(0)mg無し

食物繊維:AOAC2011.25法

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

小麦の玄穀と同じ穀物の穀物製品ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
アマランサス34359.912.76.07.4
あわ34667.611.24.43.3
あわもち21044.65.11.31.5
オートミール35061.813.75.79.4
大麦34363.310.92.110.3
米粒麦33368.67.02.18.7
小麦の玄穀32959.810.83.114.0
ちくわぶ16030.37.11.21.5
ピザ生地26549.19.13.02.3
そば米34771.89.62.53.7
ポップコーン47252.810.222.89.3
コーンフレーク38082.77.81.72.4
キヌア34467.113.43.26.2
大麦めし11824.62.20.54.2

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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