ヨーグルト（脱脂加糖）のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

ヨーグルト（脱脂加糖）のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはヨーグルト（脱脂加糖）の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	65	Kcal	低い
炭水化物	11.9	g
└糖質	11.3	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	4.3	g	低い
脂質	0.2	g	低い
食塩相当量	0.2	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「＜牛乳及び乳製品＞　（発酵乳・乳酸菌飲料）　ヨーグルト　脱脂加糖」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、ヨーグルト（脱脂加糖）がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

ヨーグルト（脱脂加糖）はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

ヨーグルト（脱脂加糖）とは？どんな食材？

ヨーグルト（脱脂加糖）は、乳（乳製品）を原料とした食品です。乳を発酵させることによって作られ、その中でも脂肪分を取り除き、さらに加糖されています。

ヨーグルト（脱脂加糖）の特徴

ヨーグルト（脱脂加糖）の特徴は以下の通りです。

1. 脂肪分の低減：脱脂加糖のヨーグルトは、脂肪分を取り除いているため、脂肪を気にする方に適しています。ダイエットや健康志向の方にも人気があります。

2. 加糖されている：ヨーグルトには元々乳糖（乳製品に含まれる糖分）が含まれていますが、脱脂加糖のヨーグルトはさらに砂糖などで加糖されています。そのため、甘みがあり、食べやすくなっています。

3. 乳酸菌が含まれている：ヨーグルトは乳酸菌の一種である乳酸桿菌などが含まれており、腸内環境の改善や免疫力の向上などに役立つと言われています。脱脂加糖のヨーグルトでも同様の効果が期待できます。

ヨーグルト（脱脂加糖）の利用方法

ヨーグルト（脱脂加糖）はそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理やデザートにも利用することができます。

1. 単体で食べる：そのままスプーンですくって食べるのが一般的な食べ方です。朝食や間食として摂取することができます。

2. フルーツと一緒に：ヨーグルトに好みのフルーツを加えると、より栄養価の高いスイーツとして楽しむことができます。例えば、ヨーグルトに切ったバナナやイチゴをトッピングすると、さわやかで美味しいデザートになります。

3. 調理に利用する：ヨーグルトは料理の材料としても利用することができます。サラダドレッシングやスムージー、ソースなどに混ぜることで、風味やクリーミーさをプラスすることができます。

ヨーグルト（脱脂加糖）は、脂肪を気にする方でも美味しく楽しめる食材であり、さまざまな利用方法があります。日常の食事に取り入れることで、バランスの良い食生活を実践することができます。

ヨーグルト（脱脂加糖）はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーでダイエットに適している

ヨーグルト（脱脂加糖）は、可食部100gあたり65kcalと低カロリーです。カロリー摂取を抑えたい方やダイエット中の方にとって、ヨーグルトは理想的な食材と言えます。低カロリーでありながら、満腹感を得られるため、食事の代替えや間食として摂取することで、健康的な食事の実現に役立ちます。

2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える

ヨーグルト（脱脂加糖）は、糖質が11.3gと低いため、血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、体脂肪の蓄積につながることがありますが、ヨーグルトの糖質が低いため、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。その結果、糖質制限を目指す方や糖尿病予防のために血糖値管理をしたい方にとって、ヨーグルトは健康的な食事の一部として役立ちます。

3. タンパク質を摂取できる

ヨーグルト（脱脂加糖）は、可食部100gあたり4.3gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、筋肉の修復や再生に重要な栄養素であり、体内の代謝を活発にするためにも必要です。ヨーグルトのタンパク質は、他の乳製品と比べてやや低いですが、日常の食事に取り入れることで、バランスの取れた食事を実現することができます。特に、運動を行う方や筋力を維持したい方にとって、ヨーグルトは重要な栄養源となります。

以上のように、ヨーグルト（脱脂加糖）は低カロリーでダイエットに適しており、糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果があります。さらに、タンパク質を摂取することもできます。これらの特徴から、ヨーグルトは健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、個々の体質や目的に合わせて適切な摂取量や組み合わせを考えることが重要です。

おすすめ：ヨーグルト（脱脂加糖）のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

ヨーグルト（脱脂加糖）に含まれる無機質の栄養を解説！

1. カルシウムが多い

ヨーグルト（脱脂加糖）は、可食部100gあたりにおいてカルシウムが120 mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、ヨーグルトの摂取によってカルシウムの補給が期待できます。

2. ヨウ素とセレンが多い

ヨーグルト（脱脂加糖）にはヨウ素とセレンも含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、セレンは抗酸化作用を持っています。ヨウ素とセレンは体内の正常な機能を維持するために必要な栄養素であり、ヨーグルトの摂取によってこれらの栄養素を補給することができます。

3. ナトリウムが普通

ヨーグルト（脱脂加糖）に含まれるナトリウムは60 mgで、普通の量と言えます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。ヨーグルトはナトリウムの摂取量を適度に抑えながら栄養を摂ることができる食材と言えます。

ヨーグルト（脱脂加糖）に含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンB2の含有量が多い

ヨーグルト（脱脂加糖）に含まれるビタミンの中で、ビタミンB2の含有量は多いです。ビタミンB2は体内でエネルギー代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも重要な役割を果たしています。ヨーグルトの摂取によって、ビタミンB2の必要量を摂ることができます。

2. ビタミンB1とビタミンB12の含有量は普通

ヨーグルト（脱脂加糖）に含まれるビタミンB1とビタミンB12の含有量は普通です。ビタミンB1はエネルギー産生に関与し、神経系の機能をサポートします。一方、ビタミンB12は赤血球の形成や神経系の正常な機能に必要な栄養素です。ヨーグルトの摂取によって、これらのビタミンの必要量を摂ることができます。

3. ナイアシンとビタミンB6の含有量は低い

ヨーグルト（脱脂加糖）に含まれるナイアシンとビタミンB6の含有量は低いです。ナイアシンはエネルギー産生に関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも関わっています。ビタミンB6はタンパク質の代謝に関与し、免疫機能の維持にも重要です。これらのビタミンの必要量を摂るためには、他の食品からも摂取する必要があります。

ヨーグルト（脱脂加糖）を使ったレシピ20選！

「ヨーグルト（脱脂加糖）」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	65	Kcal	低い
炭水化物	11.9	g
└糖質	11.3	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	4.3	g	低い
脂質	0.2	g	低い
「ヨーグルト（脱脂加糖）」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	82.6	g	多い
有機酸	0.9	g	多い
灰分	1.0	g	普通
コレステロール	4	mg	普通
食塩相当量	0.2	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「ヨーグルト（脱脂加糖）」のビタミン・無機質等
ナトリウム	60	mg	普通
カリウム	150	mg	普通
カルシウム	120	mg	多い
マグネシウム	22	mg	普通
リン	100	mg	普通
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	0.4	mg	普通
銅	0.01	mg	低い
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	14	μg	多い
セレン	3	μg	多い
クロム	0	μg	無し
モリブデン	4	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	(0)	μg	無し
ビタミンD	Tr	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	Tr	mg	無し
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	Tr	μg	無し
ビタミンB1	0.03	mg	普通
ビタミンB2	0.15	mg	多い
ナイアシン	0.1	mg	低い
ビタミンB6	0.02	mg	低い
ビタミンB12	0.3	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.44	mg	普通
ビオチン	2.0	μg	普通
ビタミンC	Tr	mg	無し

別名： 普通ヨーグルト

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ヨーグルト（脱脂加糖）と同じ乳の乳製品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
無糖練乳	135	12.2	6.8	7.9	(0)
加糖練乳	314	56.5	7.7	8.5	(0)
ヨーグルト（無糖）	56	4.6	3.6	3.0	(0)
ヨーグルト（脱脂加糖）	65	11.3	4.3	0.2	(0)
飲むヨーグルト	64	11.5	2.9	0.5	(0)
乳酸菌飲料	64	16.0	1.1	0.1	(0)
アイスクリーム	205	23.6	3.5	12.0	0.1
アイスミルク	167	24.1	3.4	6.4	(0)
ラクトアイス	217	21.8	3.1	13.6	0.1
ソフトクリーム	146	20.5	3.8	5.6	(0)
シャーベット	128	28.7	0.9	1.0	(0)
ヨーグルト（低脂肪無糖）	40	4.8	3.7	1.0	(0)
ヨーグルト（無脂肪無糖）	37	4.9	4.0	0.3	(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。