このページでは、乳のアイスミルクを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
アイスミルクのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはアイスミルクの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 167 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 23.9 | g | |
└糖質 | 24.1 | g | 普通 |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 3.4 | g | 低い |
脂質 | 6.4 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (アイスクリーム類) アイスミルク」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、アイスミルクがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
アイスミルクはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:dancyu
アイスミルクとは?どんな食材?
アイスミルクは、乳(乳製品)を主成分とした、冷たくて滑らかなデザートです。その名の通り、氷点下で凍らせたミルクをベースにしており、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
アイスミルクの主な成分
アイスミルクの主な成分は、乳(乳製品)です。乳には、たんぱく質や脂肪、糖質、ミネラルなどが含まれており、栄養価も高い食材です。また、アイスミルクには、風味や甘みを引き立てるために、バニラエッセンスやフルーツピューレなどの香料や果汁も加えられることがあります。
アイスミルクの特徴
アイスミルクは、乳のクリーミーな風味と滑らかな口当たりが特徴です。乳の脂肪分がアイスミルクに豊かな味わいを与え、氷点下で凍らせることで、独特の食感が生まれます。また、アイスミルクは、乳の甘みと風味を引き立てるために、適度な糖分が加えられています。そのため、甘さ控えめでありながら、満足感のあるデザートとして人気があります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はアイスミルクがダイエットにどう役立つか説明します!
アイスミルクはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:dancyu
アイスミルクの栄養データ
アイスミルクの可食部100gあたりの栄養データは以下の通りです。
カロリー:167kcal(平均的)
炭水化物:23.9g
└糖質:24.1g(普通)
└食物繊維:0g(無し)
タンパク質:3.4g(低い)
脂質:6.4g(普通)
塩分:0.2g(普通)
アイスミルクの健康的な食事への役立ち方
アイスミルクは以下の3つの点で健康的な食事に役立つと言えます。
1. 低カロリーであること
アイスミルクは100gあたり167kcalと、一般的なアイスクリームに比べてカロリーが低いです。カロリーを抑えたい方やダイエット中の方にとって、アイスミルクは満足感を得ながらカロリー摂取を抑えることができる選択肢となります。
2. 糖質が普通であること
アイスミルクの糖質は100gあたり24.1gと普通の範囲に収まっています。糖質の過剰摂取は生活習慣病のリスクを高める恐れがありますが、アイスミルクは糖質摂取を適度に抑えることができます。
3. 脂質が普通であること
アイスミルクの脂質は100gあたり6.4gと普通の範囲にあります。脂質はエネルギー源として必要ですが、摂りすぎると肥満や動脈硬化のリスクが高まります。アイスミルクは脂質摂取を適度に抑えることができるため、バランスの取れた食事に組み込むことができます。
以上のように、アイスミルクは低カロリーで糖質と脂質が普通の範囲に収まっており、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、タンパク質や食物繊維の含有量が低いため、他の栄養素を補うためにバランスの取れた食事を心がける必要があります。
おすすめ:アイスミルクのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
アイスミルクに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
アイスミルクの特徴
アイスミルクは乳製品の一種であり、以下のような特徴があります。
1. カルシウムが多い
アイスミルクは可食部100gあたりに110mgのカルシウムを含んでいます。カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であり、アイスミルクを摂取することでカルシウムの摂取量を増やすことができます。
2. ナトリウムやカリウムは普通
アイスミルクにはナトリウムが75mg、カリウムが140mg含まれています。これらのミネラルは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素です。アイスミルクはこれらのミネラルを普通の量含んでいるため、バランスの良い食事の一部として取り入れることができます。
3. 鉄やマンガンが低い
アイスミルクには可食部100gあたりに鉄が0.1mg、マンガンが0.01mg含まれています。これらのミネラルは体内の代謝や酸素の運搬に関与していますが、アイスミルクには少量しか含まれていないため、他の食材と組み合わせて摂取する必要があります。
アイスミルクに含まれるビタミンを解説!
アイスミルクのビタミン含有量の特徴
アイスミルクに含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。
ビタミンAの特徴
アイスミルクに含まれるビタミンAは、レチノール活性当量で22 μgと多く含まれています。また、レチノールも21 μgと多い量が含まれています。一方で、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンの含有量は0 μgであり、アイスミルクにはこれらの成分は含まれていません。
ビタミンDの特徴
アイスミルクに含まれるビタミンDは、0.1 μgと多い量が含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける重要な栄養素であり、アイスミルクからも摂取することができます。
ビタミンEの特徴
アイスミルクに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールで0.1 mgと低い量が含まれています。一方で、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。ビタミンEは抗酸化作用を持ち、細胞を保護する役割がありますが、アイスミルクには限られた量が含まれています。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はアイスミルクの使用例としてレシピをご紹介します。
アイスミルクを使ったレシピ3選!
#1 こっくりとした旨味が味わえるアイスミルクティー
CTC茶葉
国内外で活躍する紅茶の伝道師、大西進先生のアイスティーレシピ。濃厚な「ティーベース」が、ミルクに負けない紅茶の存在感を残します。…
レシピを見る#2 香ばしく甘じょっぱい味わいがたまらないソルトミルクティー
CTC茶葉、牛乳、きび砂糖、ヒマラヤ塩
紅茶の専門家によるアイスミルクティーのレシピ。紅茶の成分を凝縮させた「ティーベース」とふわふわの泡が特徴のミルクで、氷を入れても濃厚で口当たりが優しいことがポイントです。…
レシピを見る#3 まろやかミルク感♪ 濃厚ミルクティー
紅茶、砂糖、練乳
このレシピは紅茶を使った濃厚なミルクティーの作り方です。まずは紅茶を濃いめに煮出し、その後に牛乳と練乳を加えることで、とってもまろやかな味わいに仕上がります。…
レシピを見る最後に、アイスミルクの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アイスミルク」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 167 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 23.9 | g | |
└糖質 | 24.1 | g | 普通 |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 3.4 | g | 低い |
脂質 | 6.4 | g | 普通 |
「アイスミルク」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 65.6 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | 18 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「アイスミルク」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 75 | mg | 普通 |
カリウム | 140 | mg | 普通 |
カルシウム | 110 | mg | 多い |
マグネシウム | 14 | mg | 普通 |
リン | 100 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | Tr | mg | 無し |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 21 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 9 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 22 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.14 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.3 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.43 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
乳固形分10.0 %以上、乳脂肪分3.0 %以上、植物性脂肪を含む
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
アイスミルクと同じ乳の乳製品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
無糖練乳 | 135 | 12.2 | 6.8 | 7.9 | (0) |
加糖練乳 | 314 | 56.5 | 7.7 | 8.5 | (0) |
ヨーグルト(無糖) | 56 | 4.6 | 3.6 | 3.0 | (0) |
ヨーグルト(脱脂加糖) | 65 | 11.3 | 4.3 | 0.2 | (0) |
飲むヨーグルト | 64 | 11.5 | 2.9 | 0.5 | (0) |
乳酸菌飲料 | 64 | 16.0 | 1.1 | 0.1 | (0) |
アイスクリーム | 205 | 23.6 | 3.5 | 12.0 | 0.1 |
アイスミルク | 167 | 24.1 | 3.4 | 6.4 | (0) |
ラクトアイス | 217 | 21.8 | 3.1 | 13.6 | 0.1 |
ソフトクリーム | 146 | 20.5 | 3.8 | 5.6 | (0) |
シャーベット | 128 | 28.7 | 0.9 | 1.0 | (0) |
ヨーグルト(低脂肪無糖) | 40 | 4.8 | 3.7 | 1.0 | (0) |
ヨーグルト(無脂肪無糖) | 37 | 4.9 | 4.0 | 0.3 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。