このページでは、乳のラクトアイスを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ラクトアイスのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはラクトアイスの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 217 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 22.2 | g | |
└糖質 | 21.8 | g | 普通 |
└食物繊維 | 0.1 | g | 普通 |
たんぱく質 | 3.1 | g | 低い |
脂質 | 13.6 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (アイスクリーム類) ラクトアイス 普通脂肪」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ラクトアイスがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ラクトアイスはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
ラクトアイスとは?どんな食材?
ラクトアイスは、乳(乳製品)を主成分とした、冷たくて美味しいデザートです。乳製品を使用しているため、濃厚でクリーミーな風味が特徴です。ラクトアイスは、乳製品アレルギーの方には適していない場合もあるため、アレルギー情報を確認することが重要です。
ラクトアイスの主成分:乳(乳製品)
ラクトアイスの主成分は、乳(乳製品)です。乳は、牛乳や羊乳などの動物の乳から作られます。乳製品は、乳を加工して作られるため、乳脂肪や乳糖、たんぱく質などが含まれています。これらの成分が、ラクトアイスのクリーミーな食感や豊かな味わいを生み出しています。
ラクトアイスの特徴:濃厚でクリーミーな風味
ラクトアイスの特徴は、濃厚でクリーミーな風味です。乳製品を主成分としているため、高脂肪であり、口当たりが滑らかで豊かな味わいがあります。また、乳の風味がしっかりと感じられるため、乳好きにはたまらない味わいとなっています。ラクトアイスは、冷たくてリフレッシュできるデザートとして、多くの人々に愛されています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はラクトアイスがダイエットにどう役立つか説明します!
ラクトアイスはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. エネルギー補給に役立つ
ラクトアイスはカロリーが217kcalということで、エネルギー補給に役立つ食材です。運動やスポーツをする際には、十分なエネルギーを摂取することが重要です。ラクトアイスはそのエネルギー源として適しており、疲労回復やパフォーマンス向上に寄与することが期待されます。
2. 糖質の補給に役立つ
ラクトアイスは炭水化物の一種である糖質が21.8g含まれています。糖質は体内でエネルギー源として利用されるため、運動や身体活動の際に必要なエネルギーを補給する役割を果たします。また、糖質は脳の主要なエネルギー源でもありますので、集中力や思考力の向上にも寄与することが期待されます。
3. 脂質の摂取に役立つ
ラクトアイスには13.6gの脂質が含まれています。脂質は体内でエネルギーを蓄える役割や、ビタミンの吸収を助けるなど様々な機能を持っています。適度な脂質の摂取は健康的な食事に欠かせません。ラクトアイスの脂質の摂取により、バランスの良い食事を実現することができます。
以上のように、ラクトアイスはエネルギー補給や糖質、脂質の摂取に役立つ食材と言えます。ただし、タンパク質の含有量が低いため、タンパク質の摂取には他の食材との組み合わせが必要です。バランスの良い食事を心がけながら、ラクトアイスを楽しむことが大切です。
おすすめ:ラクトアイスのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ラクトアイスに含まれる無機質の栄養を解説!
ラクトアイスの特徴
ラクトアイスは乳製品の一種であり、栄養データを見ると以下のような特徴があります。
1. カルシウムが多い
ラクトアイスは100gあたりに95mgのカルシウムを含んでいます。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、十分なカルシウム摂取は骨密度の維持や成長に重要です。ラクトアイスはカルシウムを豊富に含んでいるため、カルシウム摂取に役立つ食材と言えます。
2. ヨウ素とセレンが多い
ラクトアイスには100gあたり19μgのヨウ素と3μgのセレンが含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの生成に必要な栄養素であり、セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持に関与しています。ラクトアイスはこれらの栄養素を多く含んでいるため、甲状腺機能や免疫力の維持に役立つ食材と言えます。
3. ナトリウムが普通量
ラクトアイスには100gあたり61mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体液のバランスを保つために必要な栄養素ですが、摂り過ぎると高血圧や水分貯留のリスクがあります。ラクトアイスのナトリウム含有量は普通量とされており、適度な摂取量であることがわかります。
以上のように、ラクトアイスはカルシウムやヨウ素、セレンを豊富に含んでおり、またナトリウムの含有量も適度であると言えます。ただし、他の無機質栄養素は普通量や低い量となっているため、バランスの取れた食事との組み合わせが重要です。
ラクトアイスに含まれるビタミンを解説!
「ラクトアイス」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの特徴
「ラクトアイス」に含まれるビタミンAは、レチノール活性当量が10 μgであり、普通の量と言えます。一方で、α-カロテンやβ-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は0 μgであり、含まれていません。
2. ビタミンEの特徴
「ラクトアイス」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.6 mgであり、普通の量と言えます。また、γ-トコフェロールとδ-トコフェロールは0.3 mgと0.4 mgであり、多い量と言えます。ただし、β-トコフェロールは含まれていません。
3. その他のビタミンの特徴
「ラクトアイス」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチンが含まれます。これらのビタミンの含有量は、それぞれ普通の量や多い量と言えます。ただし、ビタミンB6の含有量は低いと言えます。
最後に、ラクトアイスの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ラクトアイス」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 217 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 22.2 | g | |
└糖質 | 21.8 | g | 普通 |
└食物繊維 | 0.1 | g | 普通 |
たんぱく質 | 3.1 | g | 低い |
脂質 | 13.6 | g | 多い |
「ラクトアイス」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 60.4 | g | 普通 |
有機酸 | 0.2 | g | 多い |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | 21 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ラクトアイス」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 61 | mg | 普通 |
カリウム | 150 | mg | 普通 |
カルシウム | 95 | mg | 多い |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 93 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 19 | μg | 多い |
セレン | 3 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 3 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 10 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 10 | μg | 普通 |
ビタミンD | Tr | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.6 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.3 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.4 | mg | 多い |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.15 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.2 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.51 | mg | 普通 |
ビオチン | 1.7 | μg | 普通 |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
乳固形分3.0 %以上、主な脂質: 植物性脂肪
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ラクトアイスと同じ乳の乳製品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
無糖練乳 | 135 | 12.2 | 6.8 | 7.9 | (0) |
加糖練乳 | 314 | 56.5 | 7.7 | 8.5 | (0) |
ヨーグルト(無糖) | 56 | 4.6 | 3.6 | 3.0 | (0) |
ヨーグルト(脱脂加糖) | 65 | 11.3 | 4.3 | 0.2 | (0) |
飲むヨーグルト | 64 | 11.5 | 2.9 | 0.5 | (0) |
乳酸菌飲料 | 64 | 16.0 | 1.1 | 0.1 | (0) |
アイスクリーム | 205 | 23.6 | 3.5 | 12.0 | 0.1 |
アイスミルク | 167 | 24.1 | 3.4 | 6.4 | (0) |
ラクトアイス | 217 | 21.8 | 3.1 | 13.6 | 0.1 |
ソフトクリーム | 146 | 20.5 | 3.8 | 5.6 | (0) |
シャーベット | 128 | 28.7 | 0.9 | 1.0 | (0) |
ヨーグルト(低脂肪無糖) | 40 | 4.8 | 3.7 | 1.0 | (0) |
ヨーグルト(無脂肪無糖) | 37 | 4.9 | 4.0 | 0.3 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。