このページでは、乳の飲むヨーグルトを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
飲むヨーグルトのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは飲むヨーグルトの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 64 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 12.2 | g | |
└糖質 | 11.5 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 2.9 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (発酵乳・乳酸菌飲料) ヨーグルト ドリンクタイプ 加糖」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、飲むヨーグルトがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
飲むヨーグルトはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:カゴメ
飲むヨーグルトとは?どんな食材?
飲むヨーグルトとは、乳(乳製品)を主成分とした飲み物のことです。ヨーグルトは、乳を発酵させることで作られますが、飲むヨーグルトはそのヨーグルトを液体状にしたものです。
飲むヨーグルトの主な成分
飲むヨーグルトには、乳(乳製品)が主成分として含まれています。乳にはたんぱく質や脂肪、炭水化物などが含まれており、栄養価が高い食材です。また、ヨーグルトには乳酸菌が豊富に含まれており、腸内環境の改善や免疫力の向上に役立つとされています。
飲むヨーグルトのバリエーション
飲むヨーグルトには、さまざまなバリエーションがあります。フレーバー付きのものや果汁が入ったもの、さらにはビタミンやミネラルが添加されたものなどがあります。これにより、個々の好みや栄養摂取のニーズに合わせた選択が可能となっています。また、低脂肪や無脂肪のバリエーションもあり、ダイエットや健康志向の人にも適しています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は飲むヨーグルトがダイエットにどう役立つか説明します!
飲むヨーグルトはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:dancyu
1. 低カロリーであること
飲むヨーグルトは、可食部100gあたり64kcalと、カロリーが比較的低い食材です。この低カロリー性は、ダイエットや体重管理を目指す方にとって有益です。飲むヨーグルトを摂取することで、食事のカロリー摂取量を抑えることができます。また、低カロリーながら栄養価が高いため、満足感を得ながら健康的な食事を実現することができます。
2. 糖質が低いこと
飲むヨーグルトの糖質は、可食部100gあたり11.5gと比較的低いです。糖質の摂取量が過剰になると、血糖値の上昇や肥満のリスクが高まることがありますが、飲むヨーグルトは糖質を控えめに摂取することができます。特に糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとっては、血糖値の管理に役立つ食材と言えます。
3. 塩分が低いこと
飲むヨーグルトの塩分は、可食部100gあたり0.1gと低いです。塩分の摂り過ぎは、高血圧や体液バランスの乱れなどの健康リスクを引き起こすことがありますが、飲むヨーグルトは塩分摂取を控えることができます。塩分制限を行っている方や健康を意識している方にとっては、塩分摂取量の管理に役立つ食材となります。
以上のように、飲むヨーグルトは低カロリーであり、糖質や塩分の摂取量を抑えることができます。これらの特徴により、ダイエットや血糖値管理、塩分摂取の制限を目指す方にとって、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
おすすめ:飲むヨーグルトのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
飲むヨーグルトに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
1. カルシウムが多い
飲むヨーグルトは、可食部100gあたりにおいてカルシウムが110mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であり、健康な骨を維持するために必要です。飲むヨーグルトを摂取することで、カルシウムの適切な摂取量を確保することができます。
2. ヨウ素が多い
飲むヨーグルトには、可食部100gあたりにおいてヨウ素が10μg含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、正常な代謝や成長にも関与しています。飲むヨーグルトを摂取することで、ヨウ素の適切な摂取量を確保することができます。
3. マグネシウムが低い
飲むヨーグルトには、可食部100gあたりにおいてマグネシウムが11mg含まれていますが、これは比較的低い値です。マグネシウムは体内で酵素の活性化やエネルギー代謝に関与しており、不足すると筋肉の収縮や神経伝達に影響を及ぼす可能性があります。そのため、飲むヨーグルトを摂取する際には、他の食材からもマグネシウムを摂取することが重要です。
飲むヨーグルトに含まれるビタミンを解説!
引用元:サントリー
1. ビタミンAの特徴
飲むヨーグルトに含まれるビタミンAは、レチノールとして5 μg含まれています。レチノールはビタミンAの一種であり、多く含まれています。また、飲むヨーグルトにはα-カロテンやβ-カロテン、β-クリプトキサンチンといった他のビタミンAの形態は含まれていません。
2. ビタミンB群の特徴
飲むヨーグルトに含まれるビタミンB群は、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチンの7種類があります。ビタミンB1とナイアシンは低い量で含まれており、他のビタミンB群は普通の量で含まれています。
3. その他のビタミンの含有量
飲むヨーグルトにはビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは飲むヨーグルトには含まれないため、他の食品やサプリメントから摂取する必要があります。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は飲むヨーグルトの使用例としてレシピをご紹介します。
飲むヨーグルトを使ったレシピ9選!
#1 トマトジュース×飲むヨーグルト
トマトジュース、ヨーグルトドリンクタイプ
さっぱりと飲むことができる「トマトジュース×飲むヨーグルト」のレシピ。トマトジュースに飲むヨーグルトを入れて混ぜるだけというお手軽なレシピ。…
レシピを見る#2 一日の始まりに飲みたいさっぱりドリンク"3種の甘酒入り飲むヨーグルト"
甘酒、プレーンヨーグルト、冷凍いちご、バナナ
甘酒とヨーグルトを使ったドリンクレシピ。プレーンな甘酒ヨーグルトドリンクは、ヨーグルトのさっぱりした酸味の中に、甘酒の麹の香りやほのかな甘味が感じられます。…
レシピを見る#3 さっぱり甘い! 飲むヨーグルト風ドリンク
砂糖、レモン汁
ヨーグルトと牛乳をつかった、手軽にできる飲むヨーグルトのレシピ。レモン汁入りで爽やかな、混ぜるだけの簡単メニューです。…
レシピを見る#4 レンジdeクランベリーヨーグルト蒸しパン
ホットケーキミックス、砂糖、飲むヨーグルト、サラダ油、ドライクランベリー、キルシュワッサー
ホットケーキミックスや電子レンジで作れる、手軽な蒸しパンのレシピ。クランベリーはキルシュワッサーで香りを付けておくので、大人な味わいに仕上がります。…
レシピを見る#5 ちょっと一手間で絶品‼︎わが家のおうちカレー
鶏もも肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、りんご、サラダ油、オリーブオイル、にんにく(みじん切り)、トマトジュース、等
隠し味がたくさん入った、チキンカレーのレシピ。すりおろしりんごやトマトジュース、はちみつなど、味に深みやコクを出す隠し味がいろいろと入った一品です。…
レシピを見る#6 桃のヨーグルトドリンク
白桃、缶詰のシロップ、ヨーグルトドリンク、ミントの葉
このレシピは白桃を使ったヨーグルトドリンクです。白桃と飲むヨーグルトをミキサーにかけて、ツブツブ感の残るドリンクに仕上げます。…
レシピを見る#7 無塩バター
グラニュー糖、薄力粉、アーモンドプードル、ココアパウダー、ベーキングパウダー、飲むヨーグルト、チョコチップ、クーベルチュールスイートチョコレート、アーモンドスライス、等
生クリームの代わりに飲むヨーグルトを使った、しっとり食感のマフィンのレシピ。飲むヨーグルトを使うことで、濃厚なうまみとさっぱりした酸味を感じられます。…
レシピを見る#8 5分で出来る!!ヨーグルトムースケーキ
のむヨーグルト、ホイップクリーム、バニラアイス、粉ゼラチン、レモン汁、おろししょうがのしぼり汁、クッキー、バター
飲むヨーグルトを使ったお菓子レシピ。電子レンジを使うだけなので手軽に手作りお菓子を楽しめます。…
レシピを見る#9 飲むトマトヨーグルト
トマトジュース、ヨーグルト(ドリンク)
トマトとヨーグルトがさわやかな健康ドリンクのレシピ。作り方は簡単、トマトジュースと飲むヨーグルトを混ぜるだけ。…
レシピを見る最後に、飲むヨーグルトの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「飲むヨーグルト」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 64 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 12.2 | g | |
└糖質 | 11.5 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 2.9 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「飲むヨーグルト」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 83.8 | g | 多い |
有機酸 | 1.0 | g | 多い |
灰分 | 0.6 | g | 低い |
コレステロール | 3 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「飲むヨーグルト」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 50 | mg | 普通 |
カリウム | 130 | mg | 普通 |
カルシウム | 110 | mg | 多い |
マグネシウム | 11 | mg | 低い |
リン | 80 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | Tr | mg | 無し |
銅 | Tr | mg | 無し |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 10 | μg | 多い |
セレン | 2 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 3 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 5 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 1 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 5 | μg | 普通 |
ビタミンD | Tr | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | Tr | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.12 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.03 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.2 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.30 | mg | 普通 |
ビオチン | 1.2 | μg | 普通 |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
(100 g:93mL、100 mL:108g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
飲むヨーグルトと同じ乳の乳製品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
無糖練乳 | 135 | 12.2 | 6.8 | 7.9 | (0) |
加糖練乳 | 314 | 56.5 | 7.7 | 8.5 | (0) |
ヨーグルト(無糖) | 56 | 4.6 | 3.6 | 3.0 | (0) |
ヨーグルト(脱脂加糖) | 65 | 11.3 | 4.3 | 0.2 | (0) |
飲むヨーグルト | 64 | 11.5 | 2.9 | 0.5 | (0) |
乳酸菌飲料 | 64 | 16.0 | 1.1 | 0.1 | (0) |
アイスクリーム | 205 | 23.6 | 3.5 | 12.0 | 0.1 |
アイスミルク | 167 | 24.1 | 3.4 | 6.4 | (0) |
ラクトアイス | 217 | 21.8 | 3.1 | 13.6 | 0.1 |
ソフトクリーム | 146 | 20.5 | 3.8 | 5.6 | (0) |
シャーベット | 128 | 28.7 | 0.9 | 1.0 | (0) |
ヨーグルト(低脂肪無糖) | 40 | 4.8 | 3.7 | 1.0 | (0) |
ヨーグルト(無脂肪無糖) | 37 | 4.9 | 4.0 | 0.3 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。