ヨーグルト（無糖）のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

ヨーグルト（無糖）のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはヨーグルト（無糖）の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	56	Kcal	低い
炭水化物	4.9	g
└糖質	4.6	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	3.6	g	低い
脂質	3.0	g	普通
食塩相当量	0.1	mg	低い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「＜牛乳及び乳製品＞　（発酵乳・乳酸菌飲料）　ヨーグルト　全脂無糖」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、ヨーグルト（無糖）がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

ヨーグルト（無糖）はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

ヨーグルト（無糖）とは？どんな食材？

ヨーグルト（無糖）は、乳（乳製品）を原料とした健康食品です。乳を発酵させることで作られ、無糖のものは砂糖や甘味料を加えずに製造されています。

ヨーグルト（無糖）の特徴1：栄養価が高い

ヨーグルト（無糖）は、乳に含まれるたんぱく質やカルシウム、ビタミンB群などの栄養素を豊富に含んでいます。特に、乳酸菌が豊富に含まれており、腸内環境の改善や免疫力の向上に役立ちます。

ヨーグルト（無糖）の特徴2：消化吸収が良い

乳酸菌の働きにより、ヨーグルト（無糖）は消化吸収が良い特徴があります。乳糖不耐症の方でも摂取しやすく、腸内環境を整える効果が期待できます。

ヨーグルト（無糖）の特徴3：料理に幅広く活用できる

ヨーグルト（無糖）はそのまま食べるだけでなく、料理にも幅広く活用できます。スムージーやドレッシング、パンケーキの材料としても利用されることがあります。そのクリーミーな風味と健康効果から、多くの人々に愛されています。

ヨーグルト（無糖）はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

ヨーグルト（無糖）の栄養データから分かる健康的な食事への役立ち方

1. 低カロリーであるためダイエットに適している

ヨーグルト（無糖）は、可食部100gあたりのカロリーが56kcalと非常に低いです。この低カロリーな食材は、ダイエット中の方にとって非常に役立ちます。摂取カロリーを制限しながら、満腹感を得ることができます。

2. 糖質がかなり低いため血糖値の上昇を抑えられる

ヨーグルト（無糖）は、可食部100gあたりの糖質が4.6gとかなり低いです。この低糖質な特徴は、血糖値の上昇を抑える効果があります。糖質の摂取量を制限したい方や、糖尿病の方にとっては特に有益です。

3. タンパク質を含んでおり筋肉の維持に役立つ

ヨーグルト（無糖）は、可食部100gあたりのタンパク質が3.6g含まれています。タンパク質は筋肉の合成や修復に重要な栄養素であり、健康的な食事には欠かせません。ヨーグルトの摂取によって、筋肉の維持や増強をサポートすることができます。

以上のように、ヨーグルト（無糖）は低カロリーであり、糖質がかなり低く、さらにタンパク質を含んでいます。これらの特徴により、ダイエットや血糖値の管理、筋肉の維持に役立つ健康的な食事に適していると言えます。

おすすめ：ヨーグルト（無糖）のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

ヨーグルト（無糖）に含まれる無機質の栄養を解説！

1. カルシウムが多い

ヨーグルト（無糖）は、可食部100gあたりにおいて、カルシウムが120mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であり、ヨーグルトはカルシウムの豊富な供給源となります。特に成長期や骨粗鬆症の予防に役立ちます。

2. ヨウ素とセレンが多い

ヨーグルト（無糖）には、ヨウ素とセレンが豊富に含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の正常化に寄与します。ヨーグルトを摂取することで、これらの栄養素を効果的に摂取することができます。

3. ナトリウムが普通

ヨーグルト（無糖）に含まれるナトリウムは、可食部100gあたり48mgと普通の量です。過剰なナトリウム摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性がありますが、ヨーグルトはナトリウムが適度な量であるため、バランスの良い食事に取り入れることができます。

以上のように、ヨーグルト（無糖）はカルシウム、ヨウ素、セレンの摂取源として優れており、またナトリウムの摂取量も適度であるため、健康的な食事に取り入れることができます。

ヨーグルト（無糖）に含まれるビタミンを解説！

ヨーグルト（無糖）のビタミンの特徴

ビタミンA

ヨーグルト（無糖）に含まれるビタミンAは、レチノールという成分が33 μg含まれており、多い量です。また、α-カロテンやβ-クリプトキサンチンは含まれていません。

ビタミンE

ヨーグルト（無糖）に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールという成分が0.1 mg含まれており、低い量です。β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。

その他のビタミン

ヨーグルト（無糖）にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCが含まれています。これらのビタミンの含有量は普通の範囲です。

なお、ヨーグルト（無糖）にはビタミンDや葉酸は含まれていません。

ヨーグルト（無糖）を使ったレシピ20選！

「ヨーグルト（無糖）」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	56	Kcal	低い
炭水化物	4.9	g
└糖質	4.6	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	3.6	g	低い
脂質	3.0	g	普通
「ヨーグルト（無糖）」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	87.7	g	多い
有機酸	0.9	g	多い
灰分	0.8	g	普通
コレステロール	12	mg	普通
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「ヨーグルト（無糖）」のビタミン・無機質等
ナトリウム	48	mg	普通
カリウム	170	mg	普通
カルシウム	120	mg	多い
マグネシウム	12	mg	普通
リン	100	mg	普通
鉄	Tr	mg	無し
亜鉛	0.4	mg	普通
銅	0.01	mg	低い
マンガン	Tr	mg	無し
ヨウ素	17	μg	多い
セレン	3	μg	多い
クロム	0	μg	無し
モリブデン	4	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	33	μg	多い
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	3	μg	普通
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	3	μg	普通
└レチノール活性当量	33	μg	多い
ビタミンD	0	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.1	mg	低い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	1	μg	普通
ビタミンB1	0.04	mg	普通
ビタミンB2	0.14	mg	普通
ナイアシン	0.1	mg	低い
ビタミンB6	0.04	mg	普通
ビタミンB12	0.1	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.49	mg	普通
ビオチン	2.5	μg	普通
ビタミンC	1	mg	普通

別名： プレーンヨーグルト

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ヨーグルト（無糖）と同じ乳の乳製品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
無糖練乳	135	12.2	6.8	7.9	(0)
加糖練乳	314	56.5	7.7	8.5	(0)
ヨーグルト（無糖）	56	4.6	3.6	3.0	(0)
ヨーグルト（脱脂加糖）	65	11.3	4.3	0.2	(0)
飲むヨーグルト	64	11.5	2.9	0.5	(0)
乳酸菌飲料	64	16.0	1.1	0.1	(0)
アイスクリーム	205	23.6	3.5	12.0	0.1
アイスミルク	167	24.1	3.4	6.4	(0)
ラクトアイス	217	21.8	3.1	13.6	0.1
ソフトクリーム	146	20.5	3.8	5.6	(0)
シャーベット	128	28.7	0.9	1.0	(0)
ヨーグルト（低脂肪無糖）	40	4.8	3.7	1.0	(0)
ヨーグルト（無脂肪無糖）	37	4.9	4.0	0.3	(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。