世界の料理をシンプル化したレシピが得意なフードコーディネーターのyurikaです。今回はアメリカの朝食で定番のハッシュブラウンのレシピをご紹介。揚げなくてもカリッとほくほくの食感を楽しめ、爽やかな辛みのホースラディッシュ入りヨーグルトソースがやみつきの美味しさです。それでは作っていきましょう!
揚げずにカリッとハッシュブラウンの材料(2人分)
主な材料
じゃがいも | 300g | |
ヨーグルト | 150g | |
粉チーズ | 大さじ2 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
粗びき黒胡椒 | 小さじ1/2 | |
オリーブオイル | 大さじ3 |
調味料A
レモン汁 | 大さじ1/2 | |
おろしにんにく | 小さじ1/2 | |
ホースラディッシュ 市販のチューブのもの | 小さじ1 | |
チリペッパー | 少々 | |
塩 | 適量 | |
粗びき黒胡椒 | 適量 |
トッピング
小ねぎ 小口切り | 適量 |
揚げずにカリッとハッシュブラウンの作り方
1/3量になるまで水切りして濃厚な仕上がりに
水切りヨーグルトは水切り時間が長いほど固く濃厚な仕上がりに。今回は固めに仕上げたいので、量が1/3くらいになるまでしっかりめに水切りしましょう。ヨーグルトの上に水を入れたポリ袋を重しにしてのせておけば早く水切りができますよ。今回は150gのヨーグルトを約50gになるまで水切りして使用します。
水切りヨーグルトでサワークリーム風の絶品ソースに
じゃがいも料理にヨーグルトソース?と思うかもしれませんが、これが意外と合うんです!濃厚な水切りヨーグルトを使うことで、酸味とクリーミーさがまるでサワークリームのような味わいに。さらに隠し味に市販のホースラディシュを加えることで爽やかな辛みをプラスします。
ホースラディッシュはローストビーフに添えられる西洋わさびで、スーパーなどに売っているチューブタイプのものがお手軽です。ヨーグルトの酸味とホースラディッシュの辛みが絶妙にマッチして、じゃがいもとも相性抜群ですよ。
ザルの上で絞るように水気を切り、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。じゃがいもの水気をしっかりと切っておくことで、焼いたときに表面がカリッとした仕上がりになりますよ。
洗って水気をしっかり切るのがカリカリのコツ
カリッとしたハッシュブラウンにするポイントは、水にさらしてじゃがいものでんぷんを洗い流し、水気をしっかりと切ること。じゃがいものでんぷんや水気が多いとべちゃっとした仕上がりになるので、水で洗って水気をしっかりと取り除きましょう。じゃがいもの種類は男爵いもよりもメークインの方がでんぷん質が少ないのでおすすめです。
スプーンの裏などで上から押さえながら、できるだけ薄めに広げることでカリッと仕上がります。
こんがりと焼き色がつくまで中火で3〜4分揚げ焼きにします。揚げ焼きしている時はできるだけ触らないでおくことで表面がこんがりと仕上がりますよ。今回はたっぷりの油は使わず、大さじ3の油だけでOKなので油の処理がとってもラクなのが嬉しいですね。
蓋を外して強めの中火にし、ヘラで押さえつけながらこんがりと両面に焼き色がつくまで約1〜2分ほど焼きます。ヘラで押し付けることで表面がこんがりと焼き上がりますよ。
カリッとほくほく食感に濃厚クリーミーなソースが絶品
表面はカリッカリ、中はホクホクのハッシュブラウンに、爽やかな酸味と辛みが効いたヨーグルトソースが相性抜群。濃厚でクリーミーな水切りヨーグルトにホースラディッシュとにんにくの風味が効いて、ソース単品でもやみつきになる美味しさです。
少ない油で揚げ焼きすることで油の処理がラクなうえ、まるで揚げたようなカリッとした食感がたまりません。じゃがいもが余った時の消費に便利なレシピなので、ぜひ試してみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。食系のメディア制作会社での経験を経て、現在はフリーランスとして食品企業のレシピ開発、フードコーディネート、レシピ写真・動画制作等に従事。手間をかけずに簡単に作れる、工程をシンプル化した時短料理が得意。約20カ国を旅した旅行好きで、世界の料理を手軽にアレンジしたレシピを研究中。