料理人hiroです。今回は基本のれんこんのきんぴらのレシピをご紹介します。れんこんに味が入らず、固い状態に仕上がってしまいがちですが、炒めた後に出汁を使って炒め煮することがポイントとなります。程よい歯応えでパリッとした食感が残せて、甘辛さがご飯をどんどん進ませてくれます♪早速作っていきましょう。
れんこんのきんぴらの材料(2〜3人分)
具材
れんこん | 300g | |
人参 | 1本 | |
輪切り唐辛子 | 小さじ1 |
調味料
ごま油 | 大さじ1 | |
和出汁 | 150cc | |
上白糖 | 大さじ0.5 | |
白ごま | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ2.5 | |
濃口醤油 | 大さじ2.5 |
れんこんのきんぴらの作り方
今回のレシピのポイント
大きめにカットしたれんこんを下処理して変色を防ぎ、ごま油で炒めた後に出汁で「炒め煮」にして味を含ませることがポイントです。歯応えがあって、れんこんの良さを生かすことができますよ♪
酢水がれんこんの変色を防ぎシャキッとした食感に!
これは、カットしたれんこんを浸ける酢水です。浸すことで、変色を防ぐことができ、デンプン質の働きが止まってシャキシャキとした食感を保つことができます。
れんこんを厚さ5mmの輪切りにした後に、1枚1枚をイチョウ切りにします。
カット後は酢水につけます。5分ほど漬けて、一度水で洗いザルに取って水気を切っておきましょう。
水気を切ったれんこんと人参を加え、中火で焼き色がつくまで炒めていきます。
水分を吐かすようじっくり炒めて!
炒めることで、水分がでてしんなりします。そこに出汁を加えて水分が出た分、味を含ませていくんですね。れんこんがキツネ色に焼き色がつくまで中火でしっかり炒めましょう。
煮汁がなくなるほどくらいの「炒め煮」に!
和出汁を加えたら、あとは強火で味を含ませるように煮ていくだけです。煮汁がなくなる一歩手前を目安にすると、れんこんと人参に食感を残せた状態で味が入っていきます。いわゆる「炒め煮」ですね。
出汁を加えて7〜8分、煮汁がここまでなくなりました。ひとつの目安です。
歯応えある食感と、甘辛い味付けがご飯をすすませます!
大ぶりにカットしたれんこんと人参に照りがあり、唐辛子の辛味と合わせ出汁で甘辛く炒め煮にしたきんぴらは、歯応えある食感が残り、ご飯がどんどん進んでしまいます。お子様がいて、辛味を抑えたい場合は輪切り唐辛子を抜いても美味しく頂けますよ。
合わせるなら、やはり日本酒です♪お弁当のおかずにも最適!材料も少なく、比較的短時間に仕上がりますので、是非とも一度作ってみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。