お菓子研究家のkinakoです。今回は、冷やし固めるだけでプロみたいに仕上がるヨーグルトレアチーズケーキのレシピをご紹介します。作り方も混ぜるだけで簡単!フードプロセッサーを使えばもっと簡単に作れますよ。ポイントさえ押さえれば初心者の方でも失敗なく、お店みたいな豪華なチーズケーキが作れます。ではさっそく作ってみましょう!
ヨーグルトレアチーズケーキの材料(15cmホールケーキ型1台分)
材料
ビスケット | 65g | |
バター | 30g | |
ヨーグルト | 200g | |
生クリーム | 100g | |
クリームチーズ | 200g | |
グラニュー糖 | 50g | |
バニラペースト無ければバニラエッセンスでも可 | 3g | |
レモン汁 | 20ml | |
板ゼラチンまたは粉ゼラチン | 5g | |
冷凍ミックスベリー無しでも可 | 適量 |
ヨーグルトレアチーズケーキの作り方
ヨーグルトにラップを被せたら、お皿等で重しをします。この状態で1~2時間放置し、水切りします。メーカーにもよりますが、200gのヨーグルトで100g以上の水切りヨーグルトができます。余ったらはちみつ等をかけて美味しくいただきましょう。
バターをレンジか湯せんで溶かしたら、砕いたビスケットに混ぜます。全体的に溶かしバターがいきわたるように、底からしっかり混ぜます。ビスケットの粉っぽさがなくなって、全体的にしっとりしたら型紙をセットした型にあけます。
コップの底を使ってビスケット生地をプレスします。隙間のないようにまんべんなく、厚みのムラもないように平らにプレスしてください。この工程でしっかり硬いボトムができていないと、クリームチーズ生地を流した時にビスケットが浮いてきてしまうので、ビスケット同士が密着するようにしっかりプレスしておきましょう。
できたら冷蔵庫で冷やしておきます。
ゼラチンが溶けきったら、工程6のクリームチーズ生地をスプーン1杯程度加え、馴染ませます。ゼラチンを一気に加えると分離してしまうので、クリームチーズを少し加えてクリームチーズ生地との濃度を近づけておきましょう。
ミックスベリーの上から、ゆっくりクリームチーズ生地を注ぎます。一気にドバっと加えると、ミックスベリーが偏ったり、ボトムが浮く原因になるので、ゆっくり丁寧に流しましょう。表面を軽くならしたら冷蔵庫で3時間以上か、できれば一晩冷やし固めます。
水で濡らして硬く絞ったタオルや布巾を、レンジで温めて型の側面をぐるりと包みます。こうする事で、クリームチーズ生地の回りが少し溶けて、型から剥がれやすくなります。30秒ほど温めたら、筒型のみをゆっくり落としていきます。底型とケーキが台の上に残った状態になったら台からおろし、底型に敷いた型紙の取っ手の部分を引いて底型から外します。
ケーキを傾けて型紙をゆっくり剥がしたら、レアチーズケーキの完成です!
型は焦らずゆっくり外すのがポイント!
温めた布巾を型の側面にぐるりと巻いたら、上から覗いて型とケーキの間にあるクリームチーズ生地が少し溶けているのを確認します。クリームチーズ生地が縁から数ミリじんわり液体になっていればOKです。筒型を落とす時は無理に力を加えず、ゆっくり剥がれているのを確認しながら落としてください。乗せている台が小さいと、バランスが取れずケーキが傾いたり落ちたりしてしまうので、できるだけ太めの筒を選んでくださいね。
いざ実食!濃厚な甘酸っぱさが美味しい
水切ヨーグルトを使う事で、水っぽくない濃厚なチーズケーキになりました。甘さは控えめですが、クリームチーズの味がしっかりしてとっても美味しかったです!時々ベリーの酸っぱさが出てきてこれまた美味しい!今回はビスケットを粗く砕いたので、そのザクザク食感も良かったです。 さらにベリーソースをかけて味変すると、無限に食べられるチーズケーキになりました。(笑)ベリーミックス無しで、ベリーソースだけで食べても充分美味しいと思います。
初心者でも失敗しないレアチーズケーキ
初心者の方には、型の準備や初めての工程等はあるかと思いますが、基本的に順番に混ぜるだけでできるので、失敗なしで作れます。冷やし固めて仕上げるので、オーブンがなくても本格的なケーキが作れるのも魅力。特別な材料や道具がないと作れないと思っていた本格的なホールケーキが、このレシピで手軽に作れます。見た目も豪華なので、プレゼントやパーティーにもおすすめですよ。
焼き菓子工房『CUIRE』にて、焼き菓子のオンラインショップを運営。また、焼き菓子ブログ『CUIRE 焼き菓子研究所』にて焼き菓子を中心としたレシピを提供。複数のWebメディアにてレシピライターとしても活動中。