生クリーム不使用で本格スパイスカレーのレシピ！炒め玉ねぎとヨーグルトの風味が相性ピッタリ

1炒め玉ねぎを作る

今回作るスパイスカレーの一番のコツは、炒め玉ねぎをしっかりじっくり作ることです。時間は30分ほどかかり、少し大変ですが飴色の玉ねぎを作ることで、カレーのコクがぐんと上がります。炒め玉ねぎのような、玉ねぎの形をなくすくらい炒めたい場合は、玉ねぎの繊維を断ち切るように切ると、仕上がりが早くなりますよ。

フライパンに油を熱し、玉ねぎを炒めます。油がやや多めに感じますが、多めの油でじっくりと炒めます。ずっとついていられるようなら、強火でどんどん炒めてOKです。全体が茶色く飴色になるよう炒めます。

2鶏もも肉に下味をつける

鶏もも肉は、一口大に切ります。調味料Aで軽く下味をつけます。今回はお手軽に鶏もも肉を使用しますが、手羽先や。手羽元のように骨付きのお肉で作ると、鶏の出汁が出てさらにおいしく仕上がりますよ。手羽先や手羽元を使う際も、同じ調理工程でOKです。

3鍋にバターを熱し、溶かす

あれば厚手の鍋を使用します。火の通りが早くなりますよ。中火でバターを溶かしましょう。半分位溶ければOKです。今回はバターを贅沢に使用しますが、その他の油でも代用可能です。オリーブオイルや米油でも作れます。バターで作ると香りとコクが出るので、お好きな方はバターがおすすめですよ。

4鶏もも肉を炒める

鶏もも肉を炒めていきます。皮面を下にして炒めましょう。完全に火が通らなくてOKです。表面に焼き色がつくように炒めます。バターが焦げやすいので、火加減に注意しながら、両面焼いていきましょう。

5調味料Bを入れて炒める

鶏もも肉に両面焼き色がついたら、調味料Aを入れて炒めましょう。スパイス類は炒めると香りが出てくるので、お肉とともに炒めるのが良いですよ。ガラムマサラだけは、火を通しすぎると、香りが飛んでしまうので、最後に入れましょう。スパイスの粉っぽさがなくなり、さっと炒めたらOKです。

6ヨーグルト、トマト缶、炒め玉ねぎを入れ煮込む

スパイスとともに炒めた鶏肉に、ヨーグルト、トマト缶、炒め玉ねぎを入れましょう。ヨーグルトのだまがなくなるよう、まんべんなく混ぜます。まださらっとしていますが、煮込むとトロっとしてきますよ。蓋をして、20分ほど弱火で炒めましょう。焦げやすいので、混ぜながら火にかけます。

7鶏肉が柔らかくなり、味を整えて完成

20分ほど煮ると、鶏肉が柔らかくなってきます。煮詰め具合によって、塩味が変わってくるので、最後に味を整えます。ガラムマサラもこのタイミングで入れましょう。ちなみに、ガラムマサラ以外は辛くないスパイスなので、辛いのが苦手な方は、ガラムマサラを省いて作ると食べやすく仕上がりますよ。今回は、クミン、クローブ、ターメリックを使用しましたが、カルダモンや、コリアンダーなどもよく合います。そんなにスパイスを集められない…という場合は、ミックスされているカレーパウダーでもおいしく作れますよ。