世界の料理をシンプル化したレシピが得意なフードコーディネーターのyurikaです。今回はカッペリーニと豚しゃぶ肉で作る「トマトと豚しゃぶの冷製カッペリーニ」のレシピをご紹介。冷たいパスタに爽やかなバジルの風味とポン酢の旨味が効いて絶品。暑い日でもさっぱりといただけますよ。それでは作っていきましょう!
トマトと豚しゃぶの冷製カッペリーニの材料(2人分)
主な材料
カッペリーニ | 200g | |
豚バラ肉 しゃぶしゃぶ用 | 160g | |
ミニトマト | 8個 | |
バジル | 5g | |
塩 | 適量 |
調味料A
オリーブオイル | 大さじ2 | |
ポン酢 | 大さじ1 | |
レモン汁 | 大さじ1 | |
鶏がらスープの素 | 大さじ1/2 | |
おろしにんにく | 小さじ1 |
トッピング
オリーブオイル、粗びき黒こしょう | 適量 |
トマトと豚しゃぶの冷製カッペリーニの作り方
「天使の髪」と呼ばれるカッペリーニ
カッペリーニとは、そうめんのように細いパスタの種類です。イタリアでは麺の太さによってパスタの呼び名が変わり、一般的なスパゲッティの太さはだいたい1.6mm〜1.8mmでカッペリーニの太さはだいたい0.9mm〜1.3mmです。とっても細い特徴から英語では「天使の髪(angel hair)」とも呼ばれていますよ。
豚肉の色が変わったらバットなどに取り出します。茹であがったパスタは冷水で冷ましますが、パスタと一緒に豚肉も冷水に浸けてしまうと水っぽくなる原因に。豚肉は別で取り出して冷ましておきましょう。
豚肉の粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしておきましょう。早く冷やしたい場合はバットを氷水に浸けておくとすぐに冷えますよ。
パスタがしっかり冷えたら水気を切り、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取ります。水気を切ったら冷蔵庫で冷やしておきましょう。
水気をしっかり取ることで美味しさアップ
冷製パスタは水で冷やすため、しっかり水気を切らないと水っぽくなって味がぼやける原因に。キッチンペーパーでパスタの水分をしっかり拭き取っておくことで、水っぽくなるのを防ぎます。このひと手間で冷製パスタの美味しさがぐっとアップしますよ。
バジルはトッピング用に少し残して残りをざく切りにします。バジルの爽やかな香りが冷製パスタの爽快感をアップしますよ。トッピングに使う分は茎の先端部分を残しておくと見た目がきれいですよ。
最後にバジルを加えてサッと混ぜます。バジルは最後に入れて手早く混ぜることで、ベチャッとするのを防ぎます。
味見をして塩で味を調えましょう。しっかりめに塩を入れると味が締まりますよ。
冷しゃぶでさっぱり爽やか冷製カッペリーニ
冷たく冷やしたカッペリーニに、さっぱりとした豚しゃぶとジューシーなミニトマト、爽やかなバジルの風味が涼しさを感じる一品。ポン酢のほど良い酸味と旨みに、オリーブオイルの風味とコクが馴染んで上品な味わいです。
しっかりと水分を取ってから和えることで、味がしっかりとつくため失敗しません。フライパンひとつでお店のようなカッペリーニが作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。食系のメディア制作会社での経験を経て、現在はフリーランスとして食品企業のレシピ開発、フードコーディネート、レシピ写真・動画制作等に従事。手間をかけずに簡単に作れる、工程をシンプル化した時短料理が得意。約20カ国を旅した旅行好きで、世界の料理を手軽にアレンジしたレシピを研究中。