料理人hiroです。今回は胃に優しい基本の雑炊のレシピをご紹介します。ごはんと玉子がダマになりがちですが、ごはんを洗い、ベースとなる出汁での火入れがポイントとなります。土鍋で作りますが、普通の鍋でも作ることは可能です。ご家族が体調悪い時など是非作ってあげて下さい。それでは早速作っていきましょう。
雑炊の材料(2人分)
具材
白ごはん | 2杯分(300g) | |
玉子Mサイズ | 2個 | |
生姜 | 10g | |
長ネギ | 1/4本分 |
調味料
水 | 600cc | |
塩 | 小さじ1/2 | |
和風顆粒出汁 | 小さじ1 | |
みりん | 大さじ1 | |
濃口醤油 | 大さじ1 | |
ごま油 | 小さじ1 |
雑炊の作り方
今回のレシピのポイント
ごはん2杯分を水で洗い、それに対してベースとなる出汁で煮上げます。玉子のふんわり食感はフタを閉じて余熱で火を通すとふんわり仕上げになりますよ。
長ネギ1/4本を使用します。白い部分は、斜めに薄切りに。緑の部分は粗めにみじん切りにしておきましょう。
ぬめりを取ってダマになるのを防ぐ「水洗い」
ごはんの表面はぬめりがあって、糊のようにくっついている状態です。水で洗うことでぬめりをとり、ダマになるのを防ぎ、均一に出汁が入るようほぐしやすい状態にしておきます。
先に水洗いしておくと流れがスムーズです。
水洗いしたごはんは、ザルにあけて水気をとっておきましょう。
ダマになることなく、お米ひとつひとつが離れて鍋の中を回遊しています。水洗いの効果です。2分ほど中火で煮ると良いでしょう。
加えるときは火を切って糸を垂らすように!
溶き卵はすぐに火が入ってしまいます。一度火を切った状態で、溶き卵は糸を垂らすようにゆっくり回しかけるとふんわりとした状態に。
生姜と長ネギは風邪予防に最適!
生姜には体を温める効果があり、長ネギには殺菌効果があります。さらに卵に含まれる疲労回復に役立つビタミンB1の吸収効果を高めるので、体力アップにもつながります。出汁で柔らかく煮たごはんは食べやすく、胃腸にとっても優しい料理です。これに釜揚げしらすや梅干しなど入れて食べるのもオススメです。
ご家族に体調がすぐれない方がいらしたら、是非ともこのレシピを思い出して、作ってあげて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。