洋食歴20年の料理人hiroです。今回は市販のキムチを使って基本のキムチチャーハンを作ります!ベチャッと仕上がってしまう、辛すぎるのが苦手などそんなお悩みを解決!キムチをしっかり炒めることや、卵の使い方にポイントがあります。具材を一度も取り出さず一気に仕上げるスタイルです!では作っていきましょう。
キムチチャーハンの材料(2人分)
具材
豚こま切れ肉 | 100g | |
白ごはん | 2杯分(400g) | |
キムチ | 120g | |
長ネギ(緑の部分) | 50g | |
卵Mサイズ | 2個 |
調味料
ごま油 | 大さじ2 | |
塩 | 少々 | |
濃口醤油 | 大さじ1 | |
白ごま | 大さじ1 |
キムチチャーハンの作り方(1分動画で早回し解説)
キムチチャーハンの作り方
今回のレシピのポイント
べチャッとせず、旨みと香ばしさ引き立つキムチチャーハンを作るには炒める順番、キムチの水分を飛ばすように炒めること、卵の使い方、そして醤油の入れ方にポイントがあります!
豚こま切れ肉100gをまとめて細かくカットしておきましょう。
ベチャつき防止は、キムチの水分を飛ばすこと!
ここでキムチの水分をしっかりと飛ばすように炒めておきます。ベチャ付きの原因はキムチの水分にあるんです。この時点で飛ばしておけば問題解決!また味が凝縮されて、同時に旨味も増します。
ご飯に卵をまとわせることもベチャつき防止に!
ご飯に油と卵をまとわせることで、お米ひとつぶひとつぶに効率よくコーティングされて、お米同士くっついていたものが離れ、パラパラになっていきます。ここで必要なのがご飯の温度で、温かい状態だと温度が急激に下がることがなく、早い時間で水分が飛び、パラパラになっていきます。
醤油をジュワッとさせて、香ばしさUP!
スペースを開けたところに、濃口醤油を大さじ1注いで、少し醤油をわざと焦がします。香ばしさが大幅にUP。蒸発してなくなってしまう前に、混ぜ合わせましょう。
キムチの水分を飛ばすと旨みと香ばしさが格段にアップします!
初めの段階でキムチを炒めておくと、水分が飛んで旨味が増します。ご飯がベチャつかず、油と卵の力でパラパラとなり、焦がし醤油で香ばしさもアップします。卵を加えることで、辛味が抑えられマイルドになり、とても食べやくなっています。中華料理屋のような火力は家庭では難しいですが、工夫次第で中火のままでも作ることが可能です。是非とも材料を揃えて、シンプルな基本のキムチチャーハンをお試し下さい。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。