料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介するのは、冷やしておいしい、たぬきうどんです。温かいのもおいしいですが、冷やしうどんにすることで揚げ玉がふやけしにくく、最後までサクサク感が続くのが嬉しいおいしさです。簡単にできるのも暑い夏には嬉しいですね。では、早速作りましょう。
冷やしたぬきうどんの材料(2人分)
具材
冷凍うどん | 2玉 | |
揚げ玉 | 40g | |
細ネギ | 3株 | |
乾燥わかめ | 6g |
調味料
しょうゆ | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ1 | |
塩 | 3g | |
和風顆粒だし | 小さじ1 | |
水 | 400ml |
その他
しょうがすりおろし | 2g |
冷やしたぬきうどんの作り方
火からおろし、時間があればそのままあら熱をとって冷蔵庫で冷やしておきます。あまり時間のない場合は、調味料の水を400mlから300mlに減らし、氷を4~5個入れて急冷却させ、なかなか冷めないのであれば、ボウルに氷水をいれた中に小鍋ごと入れて浮かしながら冷やすと早く冷めます。 また、電子レンジ加熱で温めてから冷やすこともできます。その際、熱いボウルに氷などを急冷却するとガラス製ボウルの場合、温度差で破裂することがあるので気をつけます。
冷凍うどんは凍った状態でゆでるからコシがある
冷凍うどんは様々なメーカーから発売され、気軽に本格的なコシのある、のど越しの良い食感のまま食べることができるので買い置きにもおすすめです。そんな冷凍うどん、凍ったままゆでるのが一般的ですが、自然解凍や、流水で解凍してしまうと麺が伸びてしまい、折角コシのあるおいしさがなくなってしまうからです。そのため、あえて解凍せず、凍った状態のままゆでることが、一番おいしく仕上げるポイントなのです。
温度が下がり手で触れられるくらいになったらここで手を使い、麺表面についたぬめりを取るようにほぐすような動きで冷まします。 意外に麺の芯に熱が残っているので、ここでしっかり表面だけではなく全体に流水を当てて冷ますことで、コシを残したままのうどんになります。
揚げ玉のサクサク食感が最後まで楽しめるおいしさ!
たぬきうどんは冬の食べ物というイメージがありましたが、冷やしてもとてもおいしく、何といってもたぬきうどんの代名詞・揚げ玉をたっぷりのせて食べるとサクサク食感がうどんに絡んでおいしさ倍増します。つゆが冷たいと揚げ玉がふやけしにくいのか、食べ終わるまでサクサク食感が続くのも嬉しいです。わかめや細ネギは彩としてはもちろん、香りも食感もそれぞれあり、シンプルなたぬきうどんを引き立ててくれます。
少量添えたすりおろししょうがのさわやかな風味が印象的な仕上がりになります。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。