こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。デパ地下で良く目にするカラフルな「ラップサンド」は、ちょっと高いけどつい買ってしまう一品。でも、意外と簡単に自分で作れるで是非トライして頂きたいお料理です。今回は生地から自家製の本格レシピをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
自家製トルティーヤで作るカラフルラップサンドの材料(2人分)
トルティーヤの材料
薄力粉 | 200g | |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
水 | 100ml | |
塩 | 小さじ1/4 |
具材の材料
紫キャベツ | 50g | |
アボカド | 1/2個 | |
にんじん | 1/2本 | |
ツナ | 150g | |
マヨネーズ | 30g | |
こしょう | 少々 |
自家製トルティーヤで作るカラフルラップサンドの作り方
生地を休ませる事で薄く伸ばしやすくなります
捏ねてすぐは小麦粉特有のグルテンが出ているので弾力が強く、薄くのばしにくい状態です。少し休ませる事で弾力が弱くなり、扱いやすい生地になりますよ。真夏以外は冷蔵庫に入れなくて大丈夫です。乾燥しやすいので必ずラップをして保存して下さい。
スライサーを使うと便利です
にんじんは固い野菜なので、包丁で千切りにしようとしても上手く出来ない事がありますよね。もしご自宅に千切り用のスライサーがあれば、是非活用して下さい。手作業では出来ないくらい細くカットしてくれるので、柔らかい食感が楽しめます。
余った生地は冷凍保存出来ます
今回は「ラップサンド2個分」のレシピですが、生地は8枚(厚めの生地にした場合は6枚)のレシピになっています。残った分は冷凍しておけば1か月くらい保存可能です。この生地があれば、ピザ生地の代わりとして使ったり、ひき肉やレタスを挟んでタコスにしたり、小さくカットして揚げてトルティーヤチップスにしたり、色々な料理が楽しめますよ。
オーブンシートを巻キス替わりにして手前から奥へクルクルと巻きましょう。巻きが緩いと食べる時にぼろぼろっと崩れるので、ギュッときつく巻き上げるのがポイントです。終わったらキャンディー包みの要領で両端をキュッと巻いて下さい。オーブンシートごと包丁でカットして完成です。
30分休ませましょう
巻き終わりすぐでも食べられますが、しっかり巻いた状態で冷蔵庫で30分休ませるとカットしやすくなります。乾燥しないように保存袋などに入れて休ませて下さい。
カットした断面が可愛い!野菜をたっぷり美味しく頂きましょう
もっちりしたトルティーヤ生地にシャキシャキの野菜がたっぷり。焼く時に油を使わないので、意外にもヘルシーな一品です。マヨネーズ味のツナとアボカドがボリュームとうま味をアシストしてくれていますよ。オーブンシートに包まれているので、お弁当として持ち歩きやすいのも嬉しいポイントです。野菜をお好みで変えたり、焼肉を挟んでボリュームアップさせたり、色々カスタマイズして楽しんで下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」