
洋食歴20年の料理人hiroです。スーパーを覗くと良く置いてあるシーフードミックス。これで少し手の込んだ味わい深いパスタソースを作ります。ラグーとは「煮込み」の意味で、ミートソースもそのひとつ。魚介なのでライトで奥行きあるソースに仕上がります。今回はショートパスタフジッリで。早速作っていきましょう。
魚介のラグーソース・フジッリの材料(2人分)

具材
フジッリ | 150g | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
人参 | 1/4本 | |
セロリ | 1/4本 | |
ニンニク | 1片 | |
アンチョビ | 1枚(6g) | |
パセリ | 適量 | |
シーフードミックス | 120g | |
トマトホール缶(ダイス) | 1缶(400g) |
調味料
米油 | 大さじ1 | |
白ワイン | 大さじ1 | |
塩 | 適量 | |
白胡椒 | 少々 | |
オリーブオイル | 大さじ1 |
魚介のラグーソース・フジッリの作り方(1分動画で早回し解説)
魚介のラグーソース・フジッリの作り方

セロリも細かくみじん切りにします。

同じく、人参も細かくみじん切りにします。

ニンニクも同様に。

4種の香味野菜をフライパンにセットしよう
スタートは、玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニクの4つなので、フライパンの中に直接入れてスタンバイ。このようにセットしておくことで時間短縮にもつながります。これらの香味野菜を後ほど弱火でじっくりと炒めていきます。

魚介を刻んだら、魚介から出た水とともに器にとっておきましょう。

シーフードミックスを広げて、塩、白胡椒を少々ふりかけ、中火で炒めていきます。

フジッリを標準時間で茹でていきます。時折、かき混ぜて麺同士のくっつきを防ぎます。

一度麺を噛んでからソースへうつそう
茹でているフジッリを1本取って、噛んで確かめましょう。ショートパスタでよくある失敗は硬いままあげてしまって、食べる時も固かったという例。それを防ぐためにも一度噛んで確かめて、湯切りしながらソースに加えるようにします。
魚介のラグーソースは魚介次第でウンと変わります!

今回のシーフードミックスは3種であることは前述しましたが、例えばこれにアサリやタコ、カニや真たいなどバランスよく入っているとより深みあるラグーソースとなります。バジルやオレガノ、タイムなどの香草を加えるとより風味豊かになります。高級感溢れすぎてお高くついてしまいますがね(笑)お家にフードプロセッサーがあると、簡単に食材を細かく刻めますが、包丁で叩くのは「包丁を扱う練習」となり、若い頃によく先輩に包丁でやるように言われたものです。時間をかけて丁寧に作って、美味しいものができた時の喜びもまたひとしお。今回のソースにロングパスタ「リングイネ」で合わせるのもオススメです。まずは、ソースのベースをしっかり作ることからですね。今回はいつもと違う少し手の込んだソースをご紹介しました。是非とも一度、こういったパスタを作ってみて、ゆっくり魚介の風味を味わってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。